福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

愛知祝祭管 ブルックナー8 嬉しいレビュー ~ タワーレコード編

2014-12-24 22:00:58 | コーラス、オーケストラ

さらに、タワーレコードさんの頁に於けるKY様のレビューもここに掲載します。

はな様同様、会場での感動を全国の皆様にお伝えいただき、感謝の念でいっぱいです。

まだまだ心配はないと思いますが、製作費の節約から最小限のプレス枚数であることを少々悔やんでいる日々であります。

では、ひきつづき、よろしくお願いいたします。

KY様

当日の演奏を聞き、最初のマイスタージンガーからオケの柔らかい響きと懐の深い呼吸感に魅了されました。この解釈に近いのはやはりクナッパーツブッシュ、ミュンヘンフィルの演奏と思いました。

そして第8。本当に素晴らしい。いたるところにクナのブル8で聴かれたニュアンスがリフレッシュされよみがえります。

アマオケ+αでこれほどの達成をみせているのにプロオケは何をしているのかな?今年一番の演奏会でした。


http://tower.jp/item/3776402/ブルックナー:-交響曲第8番(ハース版),-他



 

 

 


愛知祝祭管 ブルックナー8 嬉しいレビュー ~ HMV編

2014-12-24 18:19:52 | コーラス、オーケストラ

10月26日に、客席で福島章恭&愛知祝祭管のブルックナー8番を聴いてくださった「はな様」より、HMVさんのページに嬉しいレビューを頂戴しましたので、ここにご紹介します。

もちろん、ベルリン・フィルやシュターツカペレ・ドレスデンと同じには語れません。

アマチュア・オーケストラの演奏ゆえに、会場の感動と録音の印象の違いは、どうしても発生してしまうでしょう。あのマタチッチ&N響のブルックナー8番ですら、録音で真価が伝わらないのですから・・・・。

しかし、わたしは、録音に於いてもなお伝わる大事なものがあると、確信しているのです。でなければ、敢えて世に問いません。

そして、あの日、愛知県芸術劇場コンサート会場を満たした感動が本物であったことの確かな証言として、はな様のレビューをここに記録させていただきます。

 

はな様 (岐阜県・2014年12月23日)

大きな期待をもって当日の演奏会に行き、大変満足しました。ブル8は長年にわたって聴いてきたクナッパーツブッシュ、ミュンヘンフィルの深い呼吸感が再現されたかのようで、この曲に求められるものが高い次元で実現されていたと、感じます。福島氏の指揮棒が限界まで高く掲げられ、オケが必死で食らい付いていく様が今でも思い浮かびます。このような素晴らしい演奏が名古屋で実現したことに強い感謝の念を持ちます。聴衆の方々もブルックナーを聞き込んできた人が多かったのでは?第4楽章の最後に大きな確信をもって奏される、巨象の足跡のようなコーダにこれほど感情移入した経験はかつてなかったことでした。このCDにその時の音響が再現されていることを期待しています。

 

 

http://www.hmv.co.jp/artist_ブルックナー-1824-1896_000000000019429/item_ブルックナー:交響曲第8番、バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲、他 福島章恭&愛知祝祭管、古井麻美子、清水里佳子(2CD)_6146347


説明不要! 大魔神 Blu-ray BOX

2014-12-24 16:33:12 | レコード、オーディオ



昭和の人間には、説明不要でしょう。

不朽の名作「大魔神」シリーズ。その3作品を収めたBlu-ray BOX。

とはいえ、最後に観てから、既に30余年。あの時と同じ感動が蘇るかには些かの不安もあり。

お正月の楽しみとしよう。

■収録作品
『大魔神 Blu-ray』
『大魔神怒る Blu-ray』
『大魔神逆襲 Blu-ray』

■映像特典(各巻に収録)
「大魔神」特典約32分
「大魔神怒る」特典約34分
「大魔神逆襲」特典約32分
●BD撮りおろしインタビュー「キャメラマン森田富士郎に聞く~大映京都の特撮を支えた男 (聞き手: 松本肇「平成ガメラシリーズ」視覚効果他担当)、 特報・予告篇、スタッフ&キャスト紹介、宣材、メイキング、フォトライブラリー

■封入特典:縮小大映作品案内

1966年/日本/本篇84分、79分、88分+特典32分、34分、32分/カラー/片面1層/日本語リニアPCMモノラル/スコープサイズ

(C)1966 角川映画

帰宅して調べたら北米盤2枚組ブルーレイだと割安だったことが判明。まあ、良いでしょう。


年末の現実逃避 ~ エリシュカの「我が祖国」を聴く

2014-12-24 13:48:45 | レコード、オーディオ


ひさびさの在宅。本来なら仕事部屋をはじめ、我が家の大掃除をしなくてはならないのだが、いまは気付かないフリ。

現実逃避に、エリシュカ指揮札幌響のスメタナ「我が祖国」を聴いている。先日、テレビで鑑賞したブラームス2がとても美しかったので、このコンビのCDを纏めて注文したのである。

SACDなら更に良かったのだが、CDとしての音質は上々。自分のブルックナー8も予算の都合でSACD化できなかったことを思うと、強いことも言えない。

しかし、札幌響、良い音してるなぁ。エリシュカの人徳の滲み出る名演だ。
やはり、まずはその指揮者なりオーケストラの固有の音が魅力的かどうかは大事であることを再確認させて貰った。