福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

愛知祝祭管ブルックナー8出荷完了

2015-01-16 15:29:28 | レコード、オーディオ

福島章恭&愛知祝祭管によるブルックナー交響曲第8番CD、第1回出荷完了。
タワーレコードさん、HMVさん、アリアCDさんなどの販売店からの注文数が予想を遙かに超えたため、手持ちが僅かになりました。まだ、身内、友人、合唱団員の手にも渡していないというのに・・・。

こりゃあ品切れ・完売は必至。

煽るつもりはありませんが、現時点で追加プレスの予定がないため、興味のある方は早めのご注文をお願いします。

タワーレコード: http://tower.jp/item/3776402/ブルックナー:-交響曲第8番(ハース版),-他

HMV:http://www.hmv.co.jp/artist_ブルックナー-1824-1896_000000000019429/item_ブルックナー:交響曲第8番、バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲、他 福島章恭&愛知祝祭管、古井麻美子、清水里佳子(2CD)_6146347

ああ、最初の投資を惜しまず、あと200組プレスしとくんだった・・。

レーベル:かもっくす 品番:OAF-1410(2枚組)

発売日:2015年1月23日

<DISC.1>[54:45]
1. ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
 中村詩穂(オルガン)、愛知祝祭合唱団
2. バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043(第3楽章のカデンツァはJoseph Hellmesberger版を基にしたもの)
 古井麻美子(ヴァイオリン)
 清水里佳子(ヴァイオリン)
3. ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)第1楽章

<DISC.2>[76:53]
第2楽章、第3楽章、第4楽章

【演奏】
愛知祝祭管弦楽団
福島章恭(指揮)

【録音】
2014年10月26日 愛知県芸術劇場コンサートホール(ライヴ)


ヨッフム&SKDのブルックナー交響曲全集

2015-01-16 11:47:58 | レコード、オーディオ






今朝、ベルリンより届いた第4番「ロマンティック」をもって旧東独エテルナのアナログ盤によるヨッフム&シュターツカペレ・
ドレスデンのブルックナー交響曲全集がようやくコンプリートとなった。
この全集を揃えようと思い立ってから10年を超すのだから、長い道のりであった。蒐集業というのはつくづく根気が必要だ。

この全集はEMI盤でも手には入るのだが、伝統あるドレスデン・シュターツカペレの古雅のサウンドは、旧東独エテルナ盤によってしか伝わらない、というのが、レコード蒐集家の共通した認識であり、ケンペ指揮のリヒャルト・シュトラウス管弦楽曲全集とともに、人類の宝とも言える存在なのだ。

それがようやく揃ったことは、大きな歓びではあるが、アナログ・レコードやブルックナーと無縁の方から見れば、どうでもよい話ではある。

というわけで、今朝は届いたばかりの「4番」を聴いたが、心底痺れた。「4番」はポピュラーな割に中味の薄いと言われることが多く、ボクも基本的にそう思うのだけど、ヨッフム&SKDのエテルナ盤は、そんな軽佻な考えを粉砕してしまう。なんと嬉しいことだろう。それほどに、味わい深い演奏である。

新宿末廣亭 正月二之席 昼の部

2015-01-16 01:31:58 | コンサート

本日は、日中、都内で空き時間ができたので、新宿末廣亭へ遊びに出掛けた。

ボクの到着したときには、花緑の話のお仕舞い近く。

寄席の世界では、20日までが正月とのこと。

三遊亭歌る多とその弟子二人の女性三人が様々な松の形を模写していくという「松づくし」など、お目出度い空気感を楽しむことができた。

ナイツがテレビで紹介していた浅草芸人の「すず風 にゃん子・金魚」を最前列で観られたのも得がたい機会だったかな?

今いくよ・くるよの東京版みたいな印象があって、ゴリラの形態模写も秀逸。ただ、慣れると飽きちゃうんだけれど・・・。

三遊亭圓歌師匠を間近で観ることの出来たのは一番の収穫。

今日は、本格的な自作のネタではなく、雑談程度ではあったけれど、85歳の重みは感じられた。

あとは、残念ながら「これ」というものがなかった・・・。

昨年、春風亭昇太が主任を務めた会に来たときは、若手からベテランまで粒が揃っていて大いに笑ったものだが、市馬主任の今日はなんとも物足りなさが残った。

限界に挑戦しない笑いが多かったせいだろうか。定石の上にあぐらをかいているから笑いが古く、低回趣味となってしまう。

特に悪かった人のことを書くのは気が引けるから、胸にしまっておくか・・・。

お土産にギタレレ漫談ぴろき(1月下席昼の部出演予定)のストラップを求め、所用のため夜の部は観ずに末廣亭を後にした次第。