今宵、大阪フィル合唱団では、ラドミル・エリシュカ先生によるドヴォルザーク「スターバト・マーテル」のコーラス稽古が行われました。
その出来映えや如何に？
それは、レッスン終了後のエリシュカ先生ご夫妻の笑顔が物語ってくれています。
指揮をしながら、何度もブラヴォー、ブラヴィッシモ！ と声を上げてくださり、「チェコのプロ合唱団でも、なかなかここまで美しく歌えない。この作品を大事に歌ってくれて有り難う」との讃辞を頂戴しました。
まずは、最低限の責任が果たせたようでひと安心。
コーラスの響きも、エリシュカ先生のお人柄が反映され、いっそう豊かで暖かになったのは嬉しいこと。
エリシュカ先生のテンポ設定の妙、ダイナミクスの鮮やかな処理は、まさに巨匠の技。おいそれと真似のできるものではなく、それを至近距離で体感できたことは勉強になったし、大きな至福でありました。
もっとも、コーラスには本番に向けて是正や調整の必要な場面も少なからずあり。限られた時間で出来るだけのことをしたいと思っております。
明日は、エリシュカ先生によるオーケストラのみの稽古が行われるため、見学させて頂く予定です。これも楽しみ。
本番は、８日(月)、９日(火)の19:00。
大阪フェスティバルホールにて皆さんのご来場をお待ちしております。