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一昨日の獲物はブラームスの室内楽2枚。とても良い出会いだった。レコード店に向かう新宿の地下通路で、鮮やかなグリーンの背広を纏った綾小路きみまろとすれ違ったのが、開運の始まりだったのだろうか?
1.ブラームス: ヴィオラ・ソナタ 作品120 - 1 & 2
ジュスト・カッポーネ(va)、ノルベルト・カッポーネ(pf)
独MARS 30 79 08 Y
カラヤン時代のベルリン・フィルの首席、名手ジュスト・カッポーネによるブラームスのヴィオラ・ソナタ集。ピアノは、息子のノルベルト。
カッポーネといえば、ベーム指揮のモーツァルト: 協奏交響曲でブランディスとともにソロを務め、カラヤン指揮のリヒャルト・シュトラウス「ドン・ファン」でフルニエと渡り合ったソロも忘れがたい。
そのカッポーネの室内楽が聴けるのは大きな歓びだ。ほかにも、レコーディングは残されていないだろうか?
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2.クラリネット五重奏曲
フランツ・クライン(cl) 、ケラーSQ
仏CDF288
フランツ・クラインは、バイロイトの常連。1958年~78年まで参加してあたというから、クナッパーツブッシュのパルジファルも吹いていた可能性は大きく、それだけで胸躍る。モノーラルの馥郁としたサウンドも堪らない魅力だ。
いずれも、ゆっくり聴く時間の確保できていないが、針を降ろすのがとても楽しみである。