
昨夜の富士「復活」レッスンにつづき、本日は、長岡混声で「マタイ」4時間レッスン。
長岡混声は、本来水曜日の稽古なのだが、大阪クラシック~大阪フィル定期と2週つづけて穴を開けてしまったので、その代替レッスンというわけである。
世間は連休で、東京駅の人出が半端ではないし、満席の新幹線車内も、いつものビジネスモードではなく、すっかり行楽モード。新幹線改札に10数メートルもの行列のできるなんてことも稀だ。
さて、「今日は時間があるので、全曲通しましょう」
と、はじめたレッスンであったが、いざ声を出してみると、ままならない。結局、発声、音程、発音などをチェックしつつ、第1部冒頭の曲だけで90分を要してしまう始末。団員諸君、もう少しピッチを上げないと間に合わないぞ!
レッスン後は、団員さんのオススメで寺宝温泉へ。この湯がよかった。温度が低めのため長い時間浸っていられるのだ。湯が若干茶色なのは鉄分を含んでいるせいだろう。
写真は寺宝温泉を背に眺める遠くの山並み。夕日の沈みゆくなか、実際の稜線の美しさはこんなものではなかったことを、大自然の名誉のために申し添えておこう。あたり一面、秋の虫の声。半袖では震えるほど空気も秋である。
それにしても、夕食の最中に寝落ちしてしまうなんて、大阪フィル定期の疲れが今ごろでたのだろうか? 大阪での実働時間は長くはなかったとはいえ、特別な本番だったことを身体が教えてくれている。
下の写真は、レッスン直前のランチで頂いた「朝日豚ベーコンと茄子のトマトスパゲッティ」。肉厚の茄子がなんとも香ばしく、旨かった。この店では3回に2回は注文してしまうお気に入りだ。
