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福島章恭 合唱指揮とレコード蒐集に生きるⅢ

合唱指揮者、音楽評論家である福島章恭が、レコード、CD、オーディオ、合唱指揮活動から世間話まで、気ままに綴ります。

長岡は秋 マーラーからバッハへ

2015-09-20 22:44:39 | コーラス、オーケストラ


昨夜の富士「復活」レッスンにつづき、本日は、長岡混声で「マタイ」4時間レッスン。

長岡混声は、本来水曜日の稽古なのだが、大阪クラシック~大阪フィル定期と2週つづけて穴を開けてしまったので、その代替レッスンというわけである。

世間は連休で、東京駅の人出が半端ではないし、満席の新幹線車内も、いつものビジネスモードではなく、すっかり行楽モード。新幹線改札に10数メートルもの行列のできるなんてことも稀だ。

さて、「今日は時間があるので、全曲通しましょう」
と、はじめたレッスンであったが、いざ声を出してみると、ままならない。結局、発声、音程、発音などをチェックしつつ、第1部冒頭の曲だけで90分を要してしまう始末。団員諸君、もう少しピッチを上げないと間に合わないぞ!

レッスン後は、団員さんのオススメで寺宝温泉へ。この湯がよかった。温度が低めのため長い時間浸っていられるのだ。湯が若干茶色なのは鉄分を含んでいるせいだろう。

写真は寺宝温泉を背に眺める遠くの山並み。夕日の沈みゆくなか、実際の稜線の美しさはこんなものではなかったことを、大自然の名誉のために申し添えておこう。あたり一面、秋の虫の声。半袖では震えるほど空気も秋である。

それにしても、夕食の最中に寝落ちしてしまうなんて、大阪フィル定期の疲れが今ごろでたのだろうか? 大阪での実働時間は長くはなかったとはいえ、特別な本番だったことを身体が教えてくれている。

下の写真は、レッスン直前のランチで頂いた「朝日豚ベーコンと茄子のトマトスパゲッティ」。肉厚の茄子がなんとも香ばしく、旨かった。この店では3回に2回は注文してしまうお気に入りだ。