
デュトワ&大フィルによる「サロメ」
ゲネプロを聴かせて頂いた。
「サロメ」といえば、昨日、東京文化会館で二期会のB組公演を観たばかり。二期会が総力を結集し、築き上げた舞台は神々しいばかりに素晴らしかった。
一方、デュトワ&大フィルの公演は演奏会形式。シュトラウスの大オーケストラがステージに上がっての音響は凄絶で、それぞれ全く別の楽しみ、味わいのある公演となりそうである。
特に「7つのヴェールの踊り」以降、オーケストラに宿る官能的な魅惑はデュトワならではで、明日の本番が楽しみだ。
ゲネプロ終了後は、デュトワ&モントリオール響による名盤ベルリオーズ「ロメオとジュリエット」のアナログ盤を抱えて楽屋を訪問。サインをして頂いたのは良い記念になる。
帰り際、来る24日ハンブルクでの「兵士の物語」を聴きにゆくことを告げたら、喜んで頂けた。