ベルリン滞在もいよいよ佳境を迎えた。本日は、ベルリン動物園から南に2.5kmほどのNassauische Str.にあるホーエンツォレン教会にてベルリン交響楽団とのオーケストラ合わせ。
ソプラノ独唱: ベッティーナ・イェンセンさん、バリトン独唱: クラウス・ヘーガーさんとの初顔合わせでもある。
コンサートマスターのヘルムート・メバート氏は、元ベルリン・フィルのメンバーにして、暖かな音楽づくり。
たいへんな親日家であり、多く日本語で話しかけてくださった。
さすが、ベルリンのオーケストラだけあって、重厚で渋味のあるサウンド。器用過ぎない無骨さが、ブラームスには合っているように思う。
本日は、お互いを理解する時間でもある。欲を言えば、コーラスにもオーケストラにもあと1日レッスンが欲しかったのだが・・。
明日のゲネプロから本番にかけて、さらに素敵な演奏をしてくれるだろう。なんだか、明日で終わってしまうのが淋しい気持ちがしてきた。