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関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 寺山鉱泉 〔 Pick Up温泉 〕
<寺山鉱泉> (栃木県矢板市長井1922-2、6:30~21:00、500円、0287-43-3773)
■ オフィシャルHP
小滝、赤滝、寺山とならび称される矢板の鉱泉の一軒宿。
【写真 上(左)】 アプローチ
【写真 下(右)】 脱衣所
場所は県道30矢板那須線「泉」T字路を県道56下塩原矢板線に入り、東北道のガードをくぐったすこし先の看板をななめ左に入ってあとは看板に従います。
道は細いながらも全線舗装され、勾配もきつくないので、小滝、赤滝よりはよほど行きやすいです。
細い川を渡った行き止まりにおもいのほか立派な建物。館内もきれいで近年手を入れたのでは?
女将さんはとても感じのいい方でいごこちがよさそう。
【写真 上(左)】 男湯(蓋あり)
【写真 下(右)】 男湯
浴室はふたつで右が男湯、左が女湯。
窓の小さな暗めの浴室。浴槽は塀ごしにつながっていて、上部も抜けているのでカップルだと話をしながら入れます。
保温用に木蓋がしてあり、これをはずして入ります。
【写真 上(左)】 女湯(蓋あり)
【写真 下(右)】 女湯
コンクリ造の浴槽に赤いコック付パイプからつめたい源泉を適宜投入できます。
そのよこの赤いボタン(ぬるくなったとき押す。たぶん宿の人が追い焚きしてくれるのだと思う)があります。
【写真 上(左)】 源泉パイプ
【写真 下(右)】 庭先の薪
槽内に注吸湯口はみあたりませんでしたが、女湯と格子ごしにつながっているのでそちらにはあるのかも・・・? オーバーフローは両槽ともなし。
冷鉱泉の加温で、庭先に薪がたくさん積んであったので薪焚きでは・・・?。
お湯は、冷鉱泉のわかし湯としてはかなりコンディションのいいものだと思います。
カラン1、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。
土曜12時で独占~2人。
【写真 上(左)】 男湯の湯色
【写真 下(右)】 女湯の湯色
ややぬるめのお湯は、透明度60cmほどの赤茶色のにごり湯で酸化鉄らしき赤茶の浮遊物。
酸性系のレモン味+微金気味+収斂味に弱金気臭+微粉臭。
鉄泉系のぎしぎしとした湯ざわりと酸性泉特有のからだにしみ渡るような浴感があり、小滝や赤滝に近いもの。
浴後は肌がチョークをもったあとのようにキトキトとして、あたたまり感が残ります。
栃木を代表する緑礬泉系のお湯で、小滝、赤滝より行きやすいので入門編(~~)としておすすめの1湯です。
明礬緑礬泉(単純Fe(Ⅱ)-冷鉱泉(SO4型)10℃ / 県資料) 泉温・pH・湧出量=不明、個刑物(ママ)総量=2.00560(単位不明/L)、硫酸カルシウム=0.17648、硫酸亜酸化鉄=0.26599、硫酸アルミニウム=0.16549、遊離硫酸=0.91522 <分析日不明>
〔 2009年8月13日UP (2005年9月入浴) 〕
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