関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 成田の命泉 「大和の湯」(リニューアル前) 〔 Pick Up温泉 〕
※このお湯は、2005年4月”デザイナーズ温泉”として、多くの浴槽を設けリニューアルオープンしましたが、このレポはリニューアル前の旧施設のものです。(新施設のレポはこちら。)
成田市北郊にある日帰り温泉施設。源泉名は大和の湯。
場所は判りにくいですが、JR成田線「下総松崎」駅のそばまでいくと看板が出てきます。
丘陵を背負った小川沿いの”ハケ”のような、いかにも温泉が出そうな??立地。
なんとなくB級さびれ系施設を想像してましたがとんでもない。平成10年オープンと新しく手入れの行き届いた館内には、趣味のいい什器類が配され、BGMはクラシック。
浴場へつづく廊下に高々と掲出された分析表&別表にいきなりびっくり。
成分総計9.466g/kg、120L/minの等張性含重曹食塩泉、炭酸イオンも72.0mg/kgと多く見るからによさげです。
男女別の浴場には、内湯(みかげ石造7.8人)、露天(岩造3.4人)にサウナ、水風呂。
広くはないですがバランスのとれたとても居心地のいいものです。
内湯は、石の湯口から20~30L/min程度(目視)をしずかに投入し、湯船ふちほぼ全面から波打つようにオーバーフローしていきます。他に槽内注湯1ケ所あり。
屋根つきの露天は、岩の湯口から少量を投入でオーバーフロー。
岩の表面には炭酸カルシウムらしき析出がみられます。
高台にあり、はるかに望む印旛沼の向こうに夕日が沈むさまはなかなかの絶景です。
木のデッキチェア×5があり、ほてったカラダをさますのに快適で大人気。
ともに黒湯なので槽内排湯は不明でしたがたぶんなく、パンフにも「吐水口から100%の源泉を終日出しっ放しにして常に浴槽から源泉を溢れ出させている(以下略)」とあるので源泉を加熱のかけ流しでしょう。(追記:半循環説もあり)
カラン7位、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。平日17時で男湯5~10人。
適温で透明度40㎝くらいの黒湯には、明瞭な重曹味&塩味と黒湯に多い骨粉のような有機肥料臭。湯口では弱いモール?臭+極微イオウ臭があり、鮮度の高さがうかがえます。
まとわりつくような重曹泉系の強いツルすべ感と、内湯ではなんとアワつきがあります。
で... 重曹のツル+アワつきのヌルで甲府の温泉銭湯のようなツルヌル湯になってますが、等張泉らしく、肌に染み入るようなより濃度感の高いイメージがあります。
HPには入浴マナーをまとめた温泉まめ知識や、温泉の効能についての特集もあり、オーナー?の温泉に対する豊富な知識や熱意が感じられます。お湯の鮮度を保つために敢えて浴槽を大きくしない旨の気合いの入った説明も・・・。
温泉稀少の地、北総にこれほどのすばらしい施設があったとは、ぜんぜん期待せずにいっただけに、”驚愕”の一言。
”癒し系”の日帰り施設としておすすめで、これは再訪必至でしょう。
Na-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 18.1℃、pH=8.15、120L/min(およそ1000m動力揚湯)、成分総計=9.466g/kg、Na^+=3025mg/kg (92.09mval%)、Ca^2+=101.7 (1.82)、Mg^2+=90.3 (5.20)、Fe^2+=1.1、Cl^-=3759 (73.15)、HCO_3^-=2217 (25.07)、CO_3^2-=72.0、Br^-=10.4、I^-=2.3、陽イオン計=3242 (142.9mval)、陰イオン計=6061 (144.9mval)、メタけい酸=131.0、メタほう酸=12.7、有機物=18.6 <H9.2.10分析>
〔 2003年3月29日レポ 〕
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■ 東鷲宮百観音温泉
公式HP
5月に巨大露天が増設され、湯づかいの変化が気になっていた「東鷲宮百観音温泉」にいってきました。
JR宇都宮線「東鷲宮」駅にもほど近い住宅地にある民営の日帰り温泉施設。Pもけっこうあります。浴場は、「菩薩の湯」と「阿弥陀の湯」があり男女交替制、この日の男湯は後者でした。他に個室付き貸切風呂(3,150円/3h、人気らしい)もあります。
浴室は、内湯ゾーンに、大浴槽(黒みかげ石枠石敷10人、ジャグジー付/ぬるめ)、高温槽(同4.5人/熱め45℃)、水風呂(たぶん井水かけ流し、カルキ臭なし)にサウナ。
既存露天ゾーンに、岩露天(10人/適温)、二段露天(上段:4.5人の立ち湯、屋根付き/ゲキ熱 下段:7.8人/ややぬるめ)と打たせ湯。
新設露天ゾーンに、大露天(黒みかげ石枠石敷40人以上、屋根付/適温)と寝湯(ジャグジー付/ぬるめ)。
新設露天ゾーンは既存露天の階段をのぼった奥からアプローチします。全体にシャープな仕上がりで、狭くて足場が悪く、仮設露天のイメージを引きずっている旧露天ゾーンとは雰囲気がぜんぜん違って別施設のよう。シンボルツリーのソテツ?の向こうに巨大な貯湯槽が見えます。
カラン計22。シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜17時で新旧浴場あわせて60人以上と大盛況、以前のままの脱衣所と洗い場は混雑していましたが、浴槽は客が程度に分散しているのでけっこう空いていました。
いかにも温泉好きらしい年齢層の高い客がメインでファミリー客は少なく、場内はいたって静かです。
巨大露天増設による湯づかい悪化を心配していましたが、お湯は以前と大きな変化はありません。むしろ、岩露天などは以前より湯口からの源泉投入量が増えています。また、新設大露天では潤沢なオーバーフローがありました。
熱交換システムを導入していてほとんどの浴槽に槽内注入があり、湯づかい詳細は不明ですが、湯口はすべて源泉かと思います。
ただ、以前よりお湯(源泉)の変化が激しいように感じ、入ったときの焼けタイヤ臭(これははじめて)から粘土系アブラ臭、さらにアンモニア臭まじりの柑橘系アブラ臭へと変化していったような気がします。味は以前と変わらない強塩味。
内湯大浴槽と露天寝湯は明らかに薄め、新設大露天はきもち薄めかな? 最も強力に感じたのは内湯高温槽と旧露天岩風呂です。それでも源泉自体に力があるので、どの浴槽でも満足度は高く、”スカ浴槽”がないのは驚異的です。
以前いちばん気にいっていた露天立ち湯は、ゲキ熱(温度表示は45℃だったが実際はもっと熱く50℃ちかくいっていると思う)でほとんど入れず評価不能。それでもときおり肩までつかる猛者がいて、”熱湯道場”と化しています(笑)
温泉協会の天然温泉利用証は新旧2種類(「菩薩の湯」内湯と貸切「桔梗の間」)が掲示され、すべて最高評価(完全放流式、加水、加温なし)でした。また、HPやパンフ、館内掲示には「100%の源泉を加水加熱を行わず、掛け流し(ろ過循環等を一切使用しない)で利用しております。」とあります。
一方、「阿弥陀の湯」脱衣所の掲示では、「衛生管理のため循環装置(ヘアキャッチャー)を使用しています。(一部の大型露天風呂は除きます)」「衛生管理のため塩素系薬剤(ピューラックス)を使用しています。」とあり、一部で循環濾過消毒剤投入されているようです。(加水加温はなし)
お湯のよさをウリに固定客をつかんでいる施設ですから、湯づかい情報の掲示は正確にしてほしいです。
ひさびさに行きましたが、やはり力のあるすごいお湯だと思いました。今年の冬はちょくちょく通ってみようと思います。
Na-塩化物強塩泉 57.3℃、pH=7.55、2250L/min掘削自噴、成分総計=18.32g/kg、Na^+=6412mg/kg (91.02mval%)、Ca^2+=439.3 (7.15)、Fe^2+=0.8、Cl^-=11040 (99.18)、Br^-=46.5、I^-=5.7、HCO_3^-=114.7 (0.66)、陽イオン計=6957 (306.4mval)、陰イオン計=11210 (314mval)、メタほう酸=128.5、遊離炭酸=2.6 <H10.11.16分析>
〔 2005年11月20日レポ 〕
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■ 江間忠神戸温泉 「天然温泉 羽生湯ったり苑」
公式HP
11/10にオープンした温泉スパ銭。前にレポした「華のゆ」につづく、羽生では2軒目の温泉施設です。場所は蓮田から羽生へ向かうR122、「志多見」交差点を過ぎ羽生市に入ってすぐの「下川崎(南)」交差点を斜め右に入ってすぐ右手。R122とR125が入り組んだちょっとややこしいところにあり、看板の位置も悪いので、事前にHPで場所確認していった方が無難かも。Pは充実。ONKEN21さん、めがねさん、zippyさんのレポあり。
外観は純和風ではなく、やや洋風のエッセンスが入っています。館内はほぼ和風で木目主体のあたたかみのあるつくり。料金50円引になる会員カード(通常100円)が、オープンキャンペーンで11/30まで無料。付帯施設の詳細は、ONKEN21さんレポ(11/10)を・・・。
浴場は男女湯がほぼシンメトリで交替はありません。
内湯ゾーンに常泉湯(黒みかげ石枠石タイル貼10人位/温泉)、源泉湯(同4.5人/温泉、熱め43℃)、楽泉湯(ジャグジー/真湯)、泡活湯(ジェット/真湯)、座湯、サウナに水風呂(カルキ臭)。常泉湯には「加水・加熱・ろ過・塩素消毒」、源泉湯には「非加水・非加熱・非ろ過・無塩素」の掲示があります。
源泉湯は、石の湯口から間欠的にぼこぼこと源泉を投入、槽内注排湯はなく、常泉湯への流し出し。常泉湯は源泉湯からの流れ込みで底面吸湯+オーバーフロー。槽内注入は不明ですがたぶんあると思います。
露天ゾーンには源泉湯(鉄平石造5.6人)、岩風呂(同10人以上、東屋付)、寝湯(同4人、岩風呂とお湯の行き来あり)、湯畑(木枠石貼2人浴槽×6、木枕付)、壷湯(陶製1人×3)、桧風呂(檜枠石貼6.7人)、寝ころび湯、蒸気房(低温サウナ+湯腰掛)と多彩。寝ころび湯と蒸気房以外は温泉使用と思われます。
源泉湯は木樋の湯口から30L/minも投入で、槽内注排湯なく全量を下段の岩風呂へ流し出し。
岩風呂は源泉湯からの流れ込みと、ときおり左手石の湯口からの大量投入(たぶん真湯)で底面吸湯あり。ここも槽内注入は不明ですがたぶんあると思います。
その他の浴槽は循環を思わせる湯づかいでしたが、桧風呂はすこぶる入りごこちよく、湯畑は意匠的に面白いものです。庭園づくりの露天は広々として気分がいいですが、風とおしが良すぎて冬場は寒いかも・・・。とくに源泉槽はぬるめ38℃(40℃台を示す湯温計は投入湯温)で、「冬場はダメだな・・・」の声も。
カラン35、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜14時で60人くらいとまあまあの盛況ですが、スペースが広いのでさほど混雑感はありません。
お湯は源泉湯(内湯・露天)と他の温泉槽ではぜんぜん違います。
源泉湯は、緑茶色透明で湯面に白い浮遊物と湯中にこまかい気泡が舞っています。重曹味+弱塩味+金気味で湯面ではアンモニア臭、湯口そばではメタンガス臭+微モール臭+弱金気臭+僅微イオウ臭?が香り、アワつきもあって鮮度の高さを感じます。
重曹系のツルすべにアルカリ泉のヌルとアワつきのぬるが加わって、湯ざわりやわらかな美人の湯。浴後はお肌すべすべに。温まり感は比較的弱く、重曹の効いた夏向きのお湯かと思います。
露天源泉湯の人気がダントツに高いですが、お湯は内湯源泉湯のほうがいいように思います。
他の温泉槽は、源泉湯より赤味の強いうす茶褐色でわずかに懸濁。味不明で弱い薬品臭。ツル(ヌル)すべは残っていますが源泉湯より弱く、さして面白味はありません。
ただ、露天岩風呂は湯中に気泡がたくさんただよい、アワつきもあったのは不思議。
お湯のイメージはみなさんご指摘のとおり「華のゆ」や「いこいの湯多摩境」と同系かと思います。競合の「華のゆ」とくらべると成分的には濃いですが、お湯の勢いや温まり感は「華のゆ」のほうがあるような気がしました。
「東鷲宮百観音」とは対照的なお湯なので棲み分けはきくかと思いますが、「華のゆ」とはお湯のキャラがモロにかぶるので、今後は料金やサービスを含め、熾烈な競り合いが演じられるのでは?
Na-塩化物・炭酸水素塩温泉 46.3℃、pH=8.2、263L/min(1,600m掘削揚湯)、成分総計=1829mg/kg、Na^+=591.5mg/kg (97.41mval%)、NH4^+=--、Fe^2+=0.8、Cl^-=645.2 (68.30)、HS^-=0.03、HCO_3^-=491.8 (30.25)、CO_3^2-=7.2、陽イオン計=607.0 (26.42mval)、陰イオン計=1153 (26.64mval)、メタほう酸=22.8 <H16.5.17分析>
※温泉分析書は、パンフに全項目掲載(びっくり!)されています。
#ONKEN21さんにならって ^^; 、埼玉北東部・東毛の競合施設のお湯を”お湯のよさ”に絞って独断と偏見でランクしてみました。
(あくまでも入った時点での個人的な感覚にもとづくものです念のため)
A(かなりスゴい) 東鷲宮百観音 / 春日部湯楽の里 / 羽生華のゆ
B(けっこうイケる)行田茂美の湯 / 蔵の湯東松山店 / 羽生湯ったり苑 / 大利根100の湯
C(まあまあ) 行田古代蓮物語 / 熊谷湯楽の里 / ユーランド新田
D(???) 太田安眠の湯 / 尾島利根の湯
〔 2005年11月19日レポ 〕
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■ 潮来水原温泉 「かんぽの宿潮来」 〔 Pick Up温泉 〕
公式HP
北浦の西岸にあるかんぽの宿が温泉浴場を日帰り開放するもの。
JR鹿島線「延方」駅から北上する県道188を走ると看板があるので簡単にみつかります。典型的な公共系宿泊施設のつくりで、玄関先に日帰り入浴の案内が出ていて日帰り客も多そう。
上層階にある男女別の浴室は、”展望大浴場”と謳っているだけあって、眼下に北浦の眺望が広がります。窓が広くて明るく、壁面は木貼りで”かんぽの湯”にしてはなかなか風情のあるいい浴場です。露天はありません。
高温槽(木枠タイル貼20人以上)、適温槽(同15人以上)、寝湯(同×4)という構成。カラン20、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。日曜15時で20人位となかなかの盛況。
年齢層の高い落ちついた客層で、日帰りの固定客がかなりいそうです。
高温槽は、木の湯口からの投入+側面注入を窓際の側溝への流し出し+底面吸湯。
適温槽は、木の湯口からの投入+側面注入を窓際の側溝への流し出しで槽内吸湯不明。
寝湯は、木の湯口から投入で側面注吸湯あり。
すべての浴槽でかなりの量のオーバーフローがあって、お湯の鮮度はけっこう高いように思いました。(とくに寝湯)
湯口の投入量は、すべての浴槽で絶え間なく変動していました。
お湯は、高温槽で黄緑色うすにごり、適温槽で緑褐色にごり湯(透明度40cm)、寝湯で緑茶色にごり湯(同50cm)と湯づかいにより色味やにごり度が微妙に変化しています。
明瞭な塩味+重曹味がありますが、分析表ほどの濃度はないような・・・。
弱いうがい薬臭+泥臭。重曹泉系のツルすべがあり、しっかりとした浴感と温まり感を楽しめるなかなかにいいお湯です。
ここは正直ほとんど期待していませんでしたが、強力なスペック(びっくり!)といい、雰囲気のいい浴室といい、充実の浴感といいかなりの拾いもの ^^; かと思いました。
潮来周辺ではイチ推しのお湯かと思います。
Na-塩化物泉 23.6℃、pH・湧出量不明、成分総計=15.14g/kg、Na^+=5207mg/kg (90.28mval%)、Mg^2+=175.9 (5.77)、総鉄イオン=0.3、NH^4+=18.2、Cl^-=8134 (91.43)、HCO_3^-=1220 (7.97)、陽イオン計=5667.0 (250.9mval)、陰イオン計=9426 (250.9mval)、メタけい酸=50.8、硫化水素=0.4 <分析年月日不明>
北浦周辺には地味ながらかなりとクセモノのお湯が潜んでいることが判明してきました。(北浦宝来温泉は未湯ですが、ここもけっこうよさげ)
たとえば、潮来水原温泉「かんぽの宿潮来」~北浦温泉「北浦荘」~鉾田温泉「ほっとパーク鉾田」 or 「ともえ荘」あたりを廻れば、そうとう充実した湯めぐりになるのでは?
〔 2004年1月17日レポに加筆修正 〕
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■ 白沢高原温泉 「初穂の湯」 〔 Pick Up温泉 〕
公式HP
初穂CCの入浴施設を「初穂の湯」として一般に開放しているもので、川場のスキー帰りに寄りました。ゴルフ場営業期の土日祝は18時から入浴可なので要注意。沼田からだとR120で「望郷の湯」を過ぎすぐを左折し山側へ(看板あり)。クラブハウス内にあるのでさすがに豪華です。食事付き1,500円のサービスセットもありこれはお得!
大きな池がある庭園に面した明るく気持ちのいい浴室。半ドナーツ形の内湯(石造30人以上、圧注付)、露天(石造円形5.6人)、ミストサウナに水風呂。カラン20、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
内湯は岩造りの湯口から熱めの源泉を投入。湯口にはかすかなイオウ臭で無味。浴槽の縁からは潤沢なオーバーフローがあります。
露天は岩造りの湯口から熱めの源泉と冷水を投入で、オーバーフローはなし。
お湯は、無色透明でおだやかな温泉臭(敷島に近い)。露天湯口ではかなりはっきりとしたイオウ臭が香ります。露天にはわずかながら薄茶色の湯の花あり。内湯は極微白濁。アルカリ泉系のヌルすべが強く、すこぶる入り心地のいいもの。
露天は加水があるものの内湯より新鮮。内湯はオーバーフローしていますが一部循環の感じがしました。
入場した17時ごろは浴室15人程度でラッキー ^^) と喜んでいたら、口コミで広まっているのか、くるわくるわ、スキー帰りのグループ中心に18時前にはなんと40人以上。内湯が広いので何とかなりますが(でもこの頃はオーバーフローはなくなっていた)、落ち着いて入れる雰囲気ではありません。
でも、昼間はわりに空いているので狙い目。とくに冬場は全日600円なのでお得。雪の降り積む庭園を眺めながら、ゆったりとヌルすべ湯に浸かるのは最高。おすすめです。
なお、道の駅併設の人気施設「望郷の湯」は施設充実の人気施設ですが、ここからの引き湯で、お湯は「初穂の湯」の方がぜんぜんいいです。
アルカリ性単純温泉 57℃、pH=9.8、450L/min、分析書見あたらず他不明
〔 2002年3月3日レポに補足追記 〕
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