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重い??

10/3 on Air news zeroのタモリのコメントが、深い。(関連記事

タモリと働由美子アナが特別対談 名司会者が考えるテレビとは!?


「わからないことはわからないでいい。」
「頑張ると疲れる。疲れると続かないんですよ。頑張れって世の中言い過ぎじゃないですか。ガンバレ、とか、生き方論とか、あんまり言いすぎて重いことになってるんじゃないですかねえ。」(上記記事からの引用)

才人タモリだからこそ言える言葉かもしれないが、これは凡人の心にも沁みる。

IT化がすすみ、ものごとが複雑化し、情報が氾濫する時代、すべてのことに通じ、完璧に処理できる人間なんて(たぶん)いない。
圧倒的な情報量のもと、いろいろなことが自由にできる時代だからこそ、かえって自分自身の価値観をもつことがむずかしい。
評価の定まった人のあとを追っかける方がぜんぜん楽だから。
成功者の思考やライフスタイルを模倣し、追従し、そして自分自身の感性さえも失っていく・・・。(ひょっとするとそれはそれで幸せなのかもしれぬが)

こんな風潮を否定するワケでなく、警鐘をならしているワケでもないのだと思うけど、
”社会の閉塞感”とかいわれているものの一面を、鮮やかに浮き彫りにしてくれた感じがする。

久しぶりに人の言葉が心にささった。


■NHK「キズナアイ」騒動
関連記事-1)、(関連記事-2
どうして「表現の自由」の問題になるのか、ぜんぜんわかりません。
それに、「(問題とされるときは、)その表現が体現する社会の構造やシステムがある」(=キズナアイは、問題とされる社会の構造やシステムの上で表現されている)というなら、「キズナアイそのものに、問題があるわけではない。」としているのは論理矛盾では??

べつにゲーマーや萌え絵ファンじゃないけど、海外でも人気あるみたいだし、日本の大切な資産であることは間違いないと思う。
それにルッキズム全面否定したら、そもそもアイドル(というか芸能やアート)じたいが成立しないし・・・。

こんな実家は絶対イヤだ!!【実家が罠だらけ】

ゲーム説明というよりほぼエンタメ。ゲームコンセプト自体が不明(笑)


超高空竹馬師、ちぃたん☆の流儀。

これもワロタ
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■ 首都圏の札所と御朱印

少し内容を補強したのでリニューアルUPします。(20181002)

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20160630UP
このところまったく更新がなくて申し訳ありません。
仕事があいかわらずなのと、寺社巡り(御朱印収集)に向かってしまったもので・・・。

御朱印は週末や仕事の合間(笑)に、かなり集めました。
もともと温泉巡りの前は、寺社巡りが趣味?だったので、ひとたび火がつくと抑えようがありませぬ。
とくに集めているのはお寺のもので、これは札所(霊場)の状況を押さえていないとうまく集めることができません。

札所(霊場)ごとにとりまとめたWebページはすばらしいものがいくつもあるので、「身近なエリアでどれだけ集められるか」という視点から、今後エリア毎にまとめていきたいと思います。
(別ブログを立ち上げようかとも思いましたが、当面このかたちでいきます。各地に温泉寺、温泉神社があったり、西国、坂東、秩父百観音巡礼のお礼参りは別所温泉の北向観音だったりで、もともと温泉と寺社はなじみが深いし、温泉と札所(霊場)巡りをあわせてレポすることも考えています。)

【 温泉にゆかりのある寺院と御朱印 】
●別所温泉北向観音堂
 
●熱海 温泉寺
  
●清河寺(人気日帰り温泉「清河寺温泉」の地名の由来となるお寺) 
 

■ 御朱印収集のボーダーライン
近年、御朱印収集が大きなブームとなっています。
休日など、メジャーな寺社では女性を中心に受付窓口に長々と行列ができることもめずらしくありません。
大きな寺社では専用受付窓口があり、見本なども置いてあるので、手順的にはお守りやお札を求めるのと大差ありません。
ところが、少し小さめの寺社(とくにお寺)になるとそうはいきません。
専用の受付所がないので、原則、庫裡のベルを押しお寺の方をお呼びして授与をお願いすることになります。

 
【写真 上(左)】 浅草寺の朱印所(納経所)案内
【写真 下(右)】 川越喜多院の朱印所(納経所)案内 

お寺によっては複数の御朱印を授与されるところがあるので、自分がどの尊格(=仏さま)、あるいは霊場の御朱印を拝受したいのか、事前に明確にしておく必要があります。
また、本堂内に上げていただけるお寺もあり、灯明をお入れいただき、その場で御朱印をお書きいただくということも・・・。
本来御朱印は納経や読経の証なので、こうなると読経、ないし勤行のひとつもあげないとどうにも収まらない局面となります。(数珠持参必須)
(なお、観光寺院や大きな寺社であっても、参拝(奉拝)もせずに御朱印のみをいただくことは「御朱印スタンプラリー」といわれ、心ない行為とされます。)

なので、このような「ベル押し系」のお寺は、御朱印初心者にとって大きなカベ(=御朱印収集のボーダーライン)となって立ちはだかります。


経本・勤行式

これからご紹介するお寺の9割以上は「ベル押し系」のお寺なので、拝受にあたってはここらへんの心構えが必要かと思います。
これまでの経験(数少ないですが)からすると、すくなくとも関東周辺では開経偈、般若心経、十句観音経、御本尊御真言(密教系)、光明真言(同)、御宝号(真言宗系)、六字名号(浄土教系)、普廻向などを宗派や御本尊に応じて唱えられればおおむね問題ないようにも思いました。

■ 宗派と御朱印
代表的な霊場である弘法大師霊場(八十八ヶ所)はお大師さまゆかりの札所を巡るため、おおむね真言宗系の寺院となります。
これに対して観音霊場(三十三ヶ所ないし三十四ヶ所)は観音さまを巡るため多彩な宗派のお寺が参画し、とくに、曹洞宗や臨済宗が目立ちます。(ちなみにメジャーな秩父観音霊場の札所の多くは曹洞宗となっています。)

天台宗は、薬師霊場や地蔵霊場などの札所が多いような感じがしています。
浄土宗にも円光大師霊場や関東十六壇林(巡り)などがありますが、札所の数は多くなく御朱印はややいただきにくくなっています。
(浄土)真宗系では宗旨諸々のこともあり、授与の事例は少なくなっています。
また、日蓮宗・法華宗系では、七福神巡りなどで授与する御朱印と御首題を明確に区別しており、授与にあたって独自の流儀もあるようなので、御首題の拝受には留意が必要です。

  
【写真 上(左)】 浄土宗の六字名号「南無阿弥陀佛」/駒込 圓勝寺
【写真 中(中)】 日蓮宗の御首題/谷中 本立寺
【写真 下(右)】 日蓮宗の御朱印/千葉中山 法華経寺

■ 霊場(札所)と御朱印
お寺であればあまねく御朱印をいただけるかというとそういうことはなく、むしろ御朱印を授与されるお寺は少数派ではないかと思います。
↑のように宗派ごとの対応のちがいもあるし、授与に比較的積極的な宗派のお寺でもいただけないことは多々あります。
檀家寺(観光寺院でも霊場札所でもないお寺)では、まずいただけないと考えた方がいいと思います。
(それ以前に関係者以外境内立ち入り不可のお寺も少なくない。)

これに対し、比較的敷居が低いのは、霊場札所のお寺です。

【 霊場を示す扁額や銘板 】
 
【写真 上(左)】 新四国相馬霊場第六十七番/柏 東海寺(布施弁天)薬師堂
【写真 下(右)】 関東八十八ヶ所第四十一番・東国花の寺百ヶ寺/茨城常総 無量寺

 
【写真 上(左)】 江戸三十三観音札所第十九番/杉並 東圓寺
【写真 下(右)】 御府内八十八ヶ所第八十番/三田 長延寺

霊場とは一定の尊格ゆかりの札所(お寺)を定めた参拝コースで、これを巡ることを巡礼、札所巡りなどといいます。大きなお寺はたいてい複数の霊場の札所となっています。
札所はお遍路さんなど檀家以外の参拝も見込んでいるため、御朱印を受けやすい傾向があります。
なので、御朱印収集ではこの札所(霊場)を回ることが基本となります。

 
【写真 上(左)】 秩父三十四ヶ所観音霊場の第一番札所(発願寺) 四萬部寺(秩父)
【写真 下(右)】 四萬部寺の御朱印 

 
【写真 上(左)】 御府内八十八ヶ所の第一番札所(発願寺) 高野山東京別院(高輪)
【写真 下(右)】 高野山東京別院の御朱印
(江戸三十三観音第二十九番、関東八十八ヶ所特別霊場の札番が併せて捺されています。)


メジャー霊場札所の多くでは、さして困難なく御朱印を拝受することができますが、むずかしいのは廃れた霊場やマイナーな霊場の札所です。
古い霊場で4つや5つもの重複札所になっていても、いまは御朱印を授与されていないお寺はざらにあります。
このようなお寺については、直接伺うか、あるいは諸先輩方のWeb情報を手がかりにしていくしか方法がありません。
こういうマニアックかつ流動的な情報は基本印刷物にはなじまないので、Web情報がすこぶる貴重なものとなります。
(本来、御朱印授与の有無で札所への参拝を決めるのは邪道だとは思いますが、古いものを含めるとあまりにも多くの札所があるので、どうしてもこのような流れになりがちか?)

■ 札所御朱印の例
  
【写真 上(左)】 関東三十六不動尊霊場/台東 正宝院(飛不動尊)
【写真 中(中)】 江戸六阿弥陀/西ヶ原 無量寺
【写真 下(右)】 秩父十三佛霊場/小鹿野 宝円寺

■ 札所御朱印の例(希少霊場)
  
【写真 上(左)】 奥多摩新四国霊場八十八ヶ所/青梅 金剛寺
【写真 中(中)】 足立坂東(北)三十三観音霊場/さいたま市西区 慈眼寺
【写真 下(右)】 新四国相馬霊場/柏 東海寺(布施弁天)薬師堂

代表的な霊場として弘法大師霊場(八十八ヶ所)と観音霊場(三十三ヶ所ないし三十四ヶ所)があり、他にも薬師、地蔵、不動、阿弥陀、十三佛、十二支守り本尊など多くの霊場があります。
大きなお寺では複数の札所を兼ねることが多いため、いきおい拝受可能なご朱印も多くなります。
これに加えて七福神巡りが絡んでくることもあり、パズル状態となるお寺も少なくありません。

いまは廃れてしまった霊場や一旦廃れたものの復活気味な霊場、また同じ霊場でも札所(お寺)によって対応の差があることも多く、御朱印収集を重ねるにつれ、おのずと霊場(札所)にも精通していくという流れになります。

このところ、御朱印授与の有無にかかわらず札所であれば参拝するようになり、廃寺や無住のお寺以外ではほとんど御朱印授与のお伺いをしていますが、マイナー霊場札所の対応は本当にまちまちで、御朱印だけでなく貴重な霊場の資料をいただけるお寺さんがある一方、霊場札所であることを認識されていないお寺さんも少なからずあります。
まったくの出たとこ勝負で、このあたりは、あたりまえに御朱印が拝受できるメジャー霊場にはない面白さ(?)があります。

■重複札所と御朱印の例-1(船尾山 等覚院 柳澤寺(群馬県榛東村))
 
1.延命地蔵尊 / 関東百八地蔵尊霊場第34番

 
2.薬師瑠璃光如来 / 関東九十一薬師霊場第46番
3.毘沙門尊天 / 上州七福神(毘沙門天)


4.千手大悲殿(千手観世音菩薩) / 東国花の寺百ヶ寺霊場 群馬第8番

  
5.千手大悲殿(千手観世音菩薩) / 上州三十三観音霊場第25番

■重複札所と御朱印の例-2(子生山 東福寺(横浜市鶴見区鶴見))
じつに11もの札所印を連ねています。
 

【関連ページ】
■ 御朱印帳の使い分け
■ 高幡不動尊の御朱印
■ 塩船観音寺の御朱印
■ 深大寺の御朱印
■ 円覚寺の御朱印(25種)
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■ 首都圏の札所と御朱印
■ 希少な札所印Part-1 (東京・千葉編)
■ 希少な札所印Part-2 (埼玉・群馬編)

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