関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
温泉リスト
「関東周辺の新設日帰り温泉レポ」 温泉リスト
東京都
〔 新設の温泉 〕
■ 高井戸天然温泉 「美しの湯」 (杉並区)
■ 武蔵野温泉 「湯らく」 (武蔵野市)
■ 仙水の湯 「いこいの湯多摩境店」 (町田市)
■ 大谷田温泉 「明神の湯」 (足立区)
■ 前野原温泉 「さやの湯処」 (板橋区)
神奈川県
〔 新設の温泉 〕
■ ふじの温泉 「東尾垂の湯」 (藤野町)
■ 「ゆめみ処ここち湯 海老名店」 (海老名市)
■ 縄文天然温泉 「志楽の湯」 (川崎市幸区)
■ 相模・下九沢温泉 「湯楽の里」 (相模原市)
■ 姥子温泉 「秀明館」 (箱根町)
■ (仮)青根の湯 「青根緑の休暇村 いやしの湯」 (相模原市(旧津久井町))
〔 Pick Up温泉 〕
■ 大山天然温泉 「こまや旅館」 (伊勢原市)
■ 平塚グリーンサウナ温泉 「湘南ひらつか太古の湯 グリーンサウナ」 (平塚市)
千葉県
〔 新設の温泉 〕
■ 野田七光台温泉 「七光台温泉」 (野田市)
■ 野田花井温泉 「野田 潮の湯」 (野田市)
■ 下総温泉 「真名井の湯 千葉ニュータウン店」 (印西市)
■ 市原天然温泉(上総の華) 「江戸遊」 (市原市)
■ 楽天地天然温泉 「法典の湯」 (市川市)
■ 成田の命泉 「大和の湯」(リニューアル後) (成田市)
〔 Pick Up温泉 〕
■ 成田の命泉 「大和の湯」(リニューアル前) (成田市)
■ 飯岡温泉 「国民宿舎 飯岡荘」 (飯岡町)
埼玉県
〔 新設の温泉 〕
■ 幸手温泉 「極楽湯(自然の湯)」 (幸手市)
■ 清河寺温泉 「いずみの湯」 (さいたま市)
■ 狭山やまと温泉 「狭山やまとの湯」 (狭山市)
■ 天然戸田温泉 「彩香の湯」 (戸田市)
■ 久喜和みの里温泉 「森のせせらぎ なごみ」 (久喜市)
■ 真名井温泉 「真名井の湯」 (大井町)
■ やまと温泉 「わらびやまとの湯」 (蕨市)
■ おがわ温泉(小川湯元天然温泉) 「花和楽の湯」 (小川町)
■ 坂戸 「ふるさとの湯」 (坂戸市)
■ 秩父吉田温泉(星音の湯) (秩父市(旧吉田町))
■ 和光温泉自然の湯 「極楽湯和光店」 (和光市)
■ 蔵の湯東松山温泉 「蔵の湯東松山店」 (東松山市)
■ サイボク天然温泉 「まきばの湯」 (日高市)
■ 熊谷温泉 「熊谷温泉 湯楽の里」 (熊谷市)
■ 行田・湯本天然温泉 「湯本健康ランド 茂美の湯」 (行田市)
■ 所沢温泉 「湯楽の里 所沢店」 (所沢市)
■ 両神温泉(すすきの湯)「道の駅 両神温泉薬師の湯」 (両神村)
■ 春日部温泉 「春日部温泉 湯楽の里」 (春日部市)
■ 羽生温泉 「スーパー健康ランド 華のゆ」 (羽生市)
■ 童謡のふる里おおとね温泉 「100(とね)の湯」 (大利根町)
■ 江間忠神戸温泉 「天然温泉 羽生湯ったり苑」 (羽生市)
■ 東鷲宮百観音温泉 (鷲宮町)
■ 清河寺温泉 「さいたま清河寺温泉」 (さいたま市)
■ 両神温泉(すすきの湯) 「国民宿舎 両神荘」 (両神村)
■ 川口天然温泉 「ゆの郷の湯Spa Nusa Dua」 (川口市)
〔 Pick Up温泉 〕
■ かんな川温泉 「白寿の湯」 (神川町)
■ にいざ温泉 「彩泉楼」 (新座市)
■ 武蔵野火止温泉 「バーデホフ クベレ」 (新座市)(休業中)
■ 行田天然温泉 「古代蓮物語」(源泉タイム) (行田市)
群馬県
〔 新設の温泉 〕
■ 伊勢崎招美の湯 「湯楽の里伊勢崎店」 (伊勢崎市)
■ 前橋荻窪温泉 「あいのやまの湯」 (前橋市)
■ 奥軽井沢温泉(あさまの湯) 「Hグリーンプラザ軽井沢」 (嬬恋村)
■ 桜山温泉 「桜山温泉センター」 (藤岡市(旧鬼石町))
■ 金山温泉 「太田安眠の湯」 (太田市)
■ 藤岡温泉 「藤岡温泉ホテル」 (藤岡市)
■ 天の川温泉 「七福の湯」 (前橋市)
■ 赤城高原温泉 「山屋蒼月」 (前橋市(旧宮城村))
■ 京ヶ島天然温泉 「湯都里」 (高崎市)
■ 尾島温泉 「太田市尾島健康福祉増進センター 利根の湯」 (太田市(旧尾島町))
■ 浜平温泉 「しおじの湯」(三岐温泉センター) (上野村)
■ 吉岡町 「湯の道 利久」 (吉岡町)
〔 Pick Up温泉 〕
■ 高崎中尾温泉 「天神の湯」 (高崎市)
■ 鮎川温泉 「金井の湯」 (藤岡市)
■ 谷川温泉 「湯テルメ・谷川」 (みなかみ町(旧水上町))
■ 白沢高原温泉 「初穂の湯」 (沼田市(旧白沢村))
■ 総社鉱泉 「せせらぎの湯」 (前橋市)
■ 半出来吾妻温泉 「登喜和荘」 (嬬恋村)
■ 五色温泉 「三楽旅館」 (伊勢崎市)
■ 小野上温泉 「小野上村温泉センター」 (渋川市(旧小野上村))
■ 老神温泉 「東明館」 (沼田市(旧利根村))
■ 老神温泉 「金龍園」 (沼田市(旧利根村))
■ 八塩温泉 「神水館」 (藤岡市(旧鬼石町))
■ 四万温泉 「積善館本館」 (中之条町)
■ 吉井温泉 「牛伏の湯」 (吉井町)
栃木県
〔 新設の温泉 〕
■ 鹿沼温泉 「ウェルサンピア栃木」(華ゆらり) (鹿沼市)
■ 西那須野温泉 「千本松温泉」 (那須塩原市(旧西那須野町))
■ 栃木温泉 「栃木温泉 湯楽の里」 (栃木市)
■ 佐久山温泉 「きみのゆ」 (大田原市)
■ 神山温泉 「神山温泉オートキャンプ場」 (今市市)
〔 Pick Up温泉 〕
■ 西川温泉 「公民館」 (栗山村)(廃止)
茨城県
〔 新設の温泉 〕
■ あさひ温泉 (古河市)
■ いこいの村涸沼温泉 「いこいの村涸沼」 (旭村)
■ 鹿島セントラル温泉 「ゆの華」 (神栖町)
■ 水海道市 「きぬの湯」 (水海道市)
〔 Pick Up温泉 〕
■ 北浦温泉 「北浦荘」 (行方市(旧北浦町))
■ 潮来水原温泉 「かんぽの宿潮来」 〔 Pick Up温泉 〕 (潮来市)
■ 潮来 「みさき旅館」 (潮来市)
■ 小川温泉 「小川町老人いこいの家寿荘 」 (小美玉市(旧小川町))
山梨県
〔 新設の温泉 〕
■ 「湯めみの丘」(ふたば響ケ丘)温泉 「湯めみの丘」 (甲斐市(旧双葉町))
■ 西川温泉 「麗峰の湯」 (富士河口湖町)
■ みはらしの丘(三珠)温泉 「みたまの湯」 (三珠町)
■ 六郷町営温泉 「つむぎの湯」 (六郷町)
■ 甲府 「源泉湯 燈屋」 (甲府市)
■ トータス温泉 (甲府市)
■ 武田乃郷 白山温泉 (韮崎市)
東京都
〔 新設の温泉 〕
■ 高井戸天然温泉 「美しの湯」 (杉並区)
■ 武蔵野温泉 「湯らく」 (武蔵野市)
■ 仙水の湯 「いこいの湯多摩境店」 (町田市)
■ 大谷田温泉 「明神の湯」 (足立区)
■ 前野原温泉 「さやの湯処」 (板橋区)
神奈川県
〔 新設の温泉 〕
■ ふじの温泉 「東尾垂の湯」 (藤野町)
■ 「ゆめみ処ここち湯 海老名店」 (海老名市)
■ 縄文天然温泉 「志楽の湯」 (川崎市幸区)
■ 相模・下九沢温泉 「湯楽の里」 (相模原市)
■ 姥子温泉 「秀明館」 (箱根町)
■ (仮)青根の湯 「青根緑の休暇村 いやしの湯」 (相模原市(旧津久井町))
〔 Pick Up温泉 〕
■ 大山天然温泉 「こまや旅館」 (伊勢原市)
■ 平塚グリーンサウナ温泉 「湘南ひらつか太古の湯 グリーンサウナ」 (平塚市)
千葉県
〔 新設の温泉 〕
■ 野田七光台温泉 「七光台温泉」 (野田市)
■ 野田花井温泉 「野田 潮の湯」 (野田市)
■ 下総温泉 「真名井の湯 千葉ニュータウン店」 (印西市)
■ 市原天然温泉(上総の華) 「江戸遊」 (市原市)
■ 楽天地天然温泉 「法典の湯」 (市川市)
■ 成田の命泉 「大和の湯」(リニューアル後) (成田市)
〔 Pick Up温泉 〕
■ 成田の命泉 「大和の湯」(リニューアル前) (成田市)
■ 飯岡温泉 「国民宿舎 飯岡荘」 (飯岡町)
埼玉県
〔 新設の温泉 〕
■ 幸手温泉 「極楽湯(自然の湯)」 (幸手市)
■ 清河寺温泉 「いずみの湯」 (さいたま市)
■ 狭山やまと温泉 「狭山やまとの湯」 (狭山市)
■ 天然戸田温泉 「彩香の湯」 (戸田市)
■ 久喜和みの里温泉 「森のせせらぎ なごみ」 (久喜市)
■ 真名井温泉 「真名井の湯」 (大井町)
■ やまと温泉 「わらびやまとの湯」 (蕨市)
■ おがわ温泉(小川湯元天然温泉) 「花和楽の湯」 (小川町)
■ 坂戸 「ふるさとの湯」 (坂戸市)
■ 秩父吉田温泉(星音の湯) (秩父市(旧吉田町))
■ 和光温泉自然の湯 「極楽湯和光店」 (和光市)
■ 蔵の湯東松山温泉 「蔵の湯東松山店」 (東松山市)
■ サイボク天然温泉 「まきばの湯」 (日高市)
■ 熊谷温泉 「熊谷温泉 湯楽の里」 (熊谷市)
■ 行田・湯本天然温泉 「湯本健康ランド 茂美の湯」 (行田市)
■ 所沢温泉 「湯楽の里 所沢店」 (所沢市)
■ 両神温泉(すすきの湯)「道の駅 両神温泉薬師の湯」 (両神村)
■ 春日部温泉 「春日部温泉 湯楽の里」 (春日部市)
■ 羽生温泉 「スーパー健康ランド 華のゆ」 (羽生市)
■ 童謡のふる里おおとね温泉 「100(とね)の湯」 (大利根町)
■ 江間忠神戸温泉 「天然温泉 羽生湯ったり苑」 (羽生市)
■ 東鷲宮百観音温泉 (鷲宮町)
■ 清河寺温泉 「さいたま清河寺温泉」 (さいたま市)
■ 両神温泉(すすきの湯) 「国民宿舎 両神荘」 (両神村)
■ 川口天然温泉 「ゆの郷の湯Spa Nusa Dua」 (川口市)
〔 Pick Up温泉 〕
■ かんな川温泉 「白寿の湯」 (神川町)
■ にいざ温泉 「彩泉楼」 (新座市)
■ 武蔵野火止温泉 「バーデホフ クベレ」 (新座市)(休業中)
■ 行田天然温泉 「古代蓮物語」(源泉タイム) (行田市)
群馬県
〔 新設の温泉 〕
■ 伊勢崎招美の湯 「湯楽の里伊勢崎店」 (伊勢崎市)
■ 前橋荻窪温泉 「あいのやまの湯」 (前橋市)
■ 奥軽井沢温泉(あさまの湯) 「Hグリーンプラザ軽井沢」 (嬬恋村)
■ 桜山温泉 「桜山温泉センター」 (藤岡市(旧鬼石町))
■ 金山温泉 「太田安眠の湯」 (太田市)
■ 藤岡温泉 「藤岡温泉ホテル」 (藤岡市)
■ 天の川温泉 「七福の湯」 (前橋市)
■ 赤城高原温泉 「山屋蒼月」 (前橋市(旧宮城村))
■ 京ヶ島天然温泉 「湯都里」 (高崎市)
■ 尾島温泉 「太田市尾島健康福祉増進センター 利根の湯」 (太田市(旧尾島町))
■ 浜平温泉 「しおじの湯」(三岐温泉センター) (上野村)
■ 吉岡町 「湯の道 利久」 (吉岡町)
〔 Pick Up温泉 〕
■ 高崎中尾温泉 「天神の湯」 (高崎市)
■ 鮎川温泉 「金井の湯」 (藤岡市)
■ 谷川温泉 「湯テルメ・谷川」 (みなかみ町(旧水上町))
■ 白沢高原温泉 「初穂の湯」 (沼田市(旧白沢村))
■ 総社鉱泉 「せせらぎの湯」 (前橋市)
■ 半出来吾妻温泉 「登喜和荘」 (嬬恋村)
■ 五色温泉 「三楽旅館」 (伊勢崎市)
■ 小野上温泉 「小野上村温泉センター」 (渋川市(旧小野上村))
■ 老神温泉 「東明館」 (沼田市(旧利根村))
■ 老神温泉 「金龍園」 (沼田市(旧利根村))
■ 八塩温泉 「神水館」 (藤岡市(旧鬼石町))
■ 四万温泉 「積善館本館」 (中之条町)
■ 吉井温泉 「牛伏の湯」 (吉井町)
栃木県
〔 新設の温泉 〕
■ 鹿沼温泉 「ウェルサンピア栃木」(華ゆらり) (鹿沼市)
■ 西那須野温泉 「千本松温泉」 (那須塩原市(旧西那須野町))
■ 栃木温泉 「栃木温泉 湯楽の里」 (栃木市)
■ 佐久山温泉 「きみのゆ」 (大田原市)
■ 神山温泉 「神山温泉オートキャンプ場」 (今市市)
〔 Pick Up温泉 〕
■ 西川温泉 「公民館」 (栗山村)(廃止)
茨城県
〔 新設の温泉 〕
■ あさひ温泉 (古河市)
■ いこいの村涸沼温泉 「いこいの村涸沼」 (旭村)
■ 鹿島セントラル温泉 「ゆの華」 (神栖町)
■ 水海道市 「きぬの湯」 (水海道市)
〔 Pick Up温泉 〕
■ 北浦温泉 「北浦荘」 (行方市(旧北浦町))
■ 潮来水原温泉 「かんぽの宿潮来」 〔 Pick Up温泉 〕 (潮来市)
■ 潮来 「みさき旅館」 (潮来市)
■ 小川温泉 「小川町老人いこいの家寿荘 」 (小美玉市(旧小川町))
山梨県
〔 新設の温泉 〕
■ 「湯めみの丘」(ふたば響ケ丘)温泉 「湯めみの丘」 (甲斐市(旧双葉町))
■ 西川温泉 「麗峰の湯」 (富士河口湖町)
■ みはらしの丘(三珠)温泉 「みたまの湯」 (三珠町)
■ 六郷町営温泉 「つむぎの湯」 (六郷町)
■ 甲府 「源泉湯 燈屋」 (甲府市)
■ トータス温泉 (甲府市)
■ 武田乃郷 白山温泉 (韮崎市)
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■ 久喜和みの里温泉 「森のせせらぎ なごみ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/b9/cba4b29fa06b8e6528508cbd3ad592da.jpg)
オフィシャルHP
久喜市に2004年4月1日オープンした日帰り施設。
県道3さいたま栗橋線を大宮方面から走り、久喜IC手前の信号(看板あり)を右折、少し走ると左手にあります。総合運動公園の北側で、Pは300台と充実しています。
和風の立派な建物で館内ははやりの和風スパ銭系。2階にはマッサージ、休憩処や食事処があって、食事処は掘りゴタツでこの手の施設にしては落ち着いたつくりです。
脱衣所は狭すぎ。ロッカーの数だけ揃えればいいというものではないでしょう。
男女別の浴室は、内湯ゾーンに掛け湯、座湯、ジェットバス(×2)、内湯A(奥側/檜枠石貼10人)、内湯B(露天側/同7.8人)、塩釜風呂(サウナ)。露天ゾーンにメイン露天(檜・岩枠石貼10人以上)、サブ露天(岩枠石貼6.7人、前面に滝を配置、”ぬる湯”らしいが適温だった)、洞窟風呂(岩枠石貼20人以上)、五右衛門風呂(陶製、中×1、小×2)、香り風呂(檜枠石貼1.2人)、水風呂(メノウ貼込)、砂蒸し風呂(別料金800円)と多彩。水風呂を除いてすべて温泉使用です。
露天は庭園づくりで富士山麓の「ゆらり」につくりが似ています。同じ設計事務所か?
全体に浴槽を詰め込みすぎた感じで、とくに大きな洞窟風呂はあまり人がいなくてもったいないような。ぬる湯でもいいので、大露天にした方がよかったのでは?カラン13(少なすぎ)、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜17時で30~40人。
内湯は、木の湯口から少量投入で側面注入+底面吸湯(Bで強く、Aで弱い)ですがオーバーフローがあります。
メイン露天は側面注入で槽内排湯不明ですがオーバーフローはわずか。
サブ露天は洞窟風呂とつながっていて、側面注入に底面吸湯、若干のオーバーフローあり。
香り風呂と五右衛門風呂は側面注入に底面吸湯でオーバーフローなし。
全体に循環を思わせるつくりですが、館内掲示、パンフとも「当店は100%かけ流しです」とあります。
お湯はだいたい適温、緑茶色透明度 60cmくらいのにごり湯でわずかに茶色の浮遊物があります。明瞭な塩味+微重曹?味。掛け湯の湯口ではごくかすかにアブラ臭がしたような気もしますが確信はありません。(お湯の鮮度が高いのは掛け湯と座湯)
ほとんどの浴槽の湯面ですえたような酸っぱいようなお湯のなまりを感じさせる臭い(個人的にはあまり好きじゃない)がしています。
かなりの温まり感と重曹泉系のツルすべがあって、浴後には肌がすべすべになります。「美人の湯」を謳っていますが、これは偽りなしでしょう。
あちこちに赤茶の変色が出ているので、Fe^2+=0.2の除鉄はしていないようです。
お湯のイメージは、前橋の「ゆ~ゆ」からアブラ臭と貝汁臭を除いて鮮度を落とした (^^; ようなものかと・・・。
重曹食塩泉系の温泉らしい浴感はありますが、”100%かけ流し”らしい鮮度感が感じられないのは残念。お湯のポテンシャル自体はライバル施設(?)の「東鷲宮百観音温泉」の方が上かと思うので、45.6℃、779L/minのスペックを活かして鮮度の高いお湯を提供して欲しいものです。
Na-塩化物温泉 45.6℃、pH=7.60、779L/min(約1,500m掘削揚湯)、成分総計=5065mg/kg、Na^+=1615mg/kg (87.99mval%)、Ca^2+=124.9、Fe^2+=0.2、Cl^-=2395 (84.46)、Br^-=9.0、I^-=1.2、HS^-=0.02、HCO_3^-=739.0 (15.14)、陽イオン計=1799 (79.83mval)、陰イオン計=3153 (79.98mval)、メタけい酸=44.7、メタほう酸=28.1 <H13.12.18分析>
〔 2004年4月17日レポ 〕
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■ 桜山温泉 「桜山温泉センター」 (リニューアル後)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/64/03db343602ff8d36f94198b8d54e9f6c.jpg)
オフィシャルHP
県営で経営が行き詰まり、鬼石町営に移行して2003年4月30日にリニューアルオープンした日帰り施設です。県営時代にレポ済みですが、リニューアル後初めて行ったのでレポします。みしゅらんあり。
国道462号浄法寺交差点そば、かの有名な「白寿の湯」とは神流川を挟んで対岸にあります。
町営ですが、ONKEN21さんによると住民団体に運営を委託しているとのこと。
営業時間も以前の~20時から、~23時に延長となり営業努力が感じられます。
中庭にトレーニング器材がある健康増進室が増築されていましたが行ったときは閉まっていました。
浴室は、内湯(石造15人以上)、ジャグジー槽(円形石造4.5人)、サウナ、水風呂、露天(三波石造10人)。レジ菌対策のためか打たせ湯は撤去されていました。カランは以前と同じ10(規模のわりに少なすぎ)ですが、いくつかがセパレート型に変更されています。
シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜14時で男湯10~15人とまあまあ空いてました。
造りに大きな変更はないですが、なんとなく以前よりスッキリ明るくなった感じ。
露天の仕切が低くなり、児玉・本庄方面の展望がきくようになりました。
内湯は大きな湯口から大量注湯、窓側の湯面排湯溝から大量排出でオーバーフローなしはあいかわらずの循環仕様。
露天は黒変した岩の湯口から投入で、槽内排湯は不明ですが、オーバーフロー(以前より多い)があります。
ジャグジー槽の湯口は投入量と温度が変動し、量が少なく温度が低いときは重曹味があるのでひょっとして源泉投入では?
お湯は無色透明でジャグジー槽湯口のみたまに重曹味、他は無味。内湯・ジャグジー槽では無臭、露天ではかなりきついカルキ臭がありました。
ジャグジー槽で弱いツルすべが感じられたほかは硬めの浴感。でも妙にあたたまりけっこう疲れる不思議なお湯です。
その後「白寿の湯」に寄りました。対岸にこのようないいお湯があると比較されてやはりきびしいかな?。
温泉王国群馬のお湯(桜山)を温泉不毛県といわれてきた埼玉のお湯(白寿)が凌駕しているのはさりげに痛快 (^^ 。
分析表の掲示がありましたが、以前より成分が薄くなっています。
Na・Ca-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 泉温・湧出量不明、pH=6.71、成分総計=4.00g/kg、Na^+=809mg/kg (63.79mval%)、Ca^2+=223 (20.16)、Fe^2+=0.39、Cl^-=1055 (53.50)、SO_4^2-=514 (19.25)、HCO_3^-=923 (27.20)、陽イオン計=1190 (55.2mval)、陰イオン計=2443 (55.6mval)、メタけい酸=52.2、メタほう酸=63.0、CO_2=204 <分析日不明>
<旧分析表データ>
Na-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 湧出量不明(掘削自噴)、16.5℃、pH=6.9、成分総計=9.89582g/kg、Na^+=2795mg/kg (85.13mval%)、Ca^2+=162、Fe^2+=0.52、Cl^-=3570 (70.31)、SO_4^2-=664、HCO_3^-=1751 (20.04)、陽イオン計=3321.12 (142.73mval)、陰イオン計=5985.3 (143.22mval)、メタほう酸=248、CO_2=308 <分析日不明>
〔 2004年2月13日レポ 〕
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■ 奥軽井沢温泉(あさまの湯) 「Hグリーンプラザ軽井沢」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/b3/56dd95ca983afc06fdae0321179b5389.jpg)
オフィシャルHP
北軽に以前からあるリゾホですが、敷地内で温泉を掘り当て、2003年の秋口から既存の浴室に温泉を導入したものです。元旦をはさんで2泊しました。北欧調の外観の大規模なリゾホで、浴場は別棟。浴場棟の前に源泉が流され、足湯を設置しています。源泉湯口はえらく熱いので要注意。
浴室は、内湯(扇形みかげ枠タイル貼20人以上、適温)、サウナ、露天ゾーンに檜風呂(10人弱、熱湯)、大露天(岩造20人、東屋付き、ぬるめ)、ジャグジー槽(真湯)。
カラン21、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
露天は展望はききませんが、浴槽の配置はゆったりとしています。
露天脇にしつらえられた庭園は雪化粧していていい感じ。
ただ、ジャグジー槽はものすごいカルキ臭で、それが風向きで時折臭ってくるのには閉口。
内湯は、みかげ石の湯口から大量投入、浴槽端の湯面排湯口2ケ所からの排湯で槽内注湯あり。
檜風呂は、木の湯口から熱湯(たぶん源泉)を30L/min程度投入で、湯面排湯口への流し出しで槽内注排湯はなし。
大露天は、岩の湯口3ケ所からの投入(うち1ケ所は熱湯で湯口の変色ありたぶん源泉)で浴槽端の湯面排湯口への流し出しで槽内注排湯は不明ですが鮮度感はいまひとつ。
お湯は、薄紅茶色透明で赤茶色の浮遊物少量あり。微塩味+重曹味。樹脂臭がかったアブラ臭は、群馬高山やしんとうを彷彿とさせる上質なもの。
弱いツルすべがあってかなりあたたまり感の強いお湯です。
72℃の高温泉のせいか、成分量のわりに力強い浴感があってかなり疲れます。
”かけ流し”とのパンフコピーですが、内湯と大露天についてはかけ流しかどうかは疑問。
72℃の高温泉をそのままかけ流すと相当な熱湯になるはずなので、すくなくとも内湯と大露天の2ケ所の湯口(やや熱め程度)は、循環か加水か貯湯冷却しているかと思います。いちばん熱い檜風呂がアブラ臭も強くて鮮度がいい感じ。湯口温度からみてもかけ流しでは?。で、ほとんど檜風呂にいました。(ここは熱湯すぎて人気がなく空いてました ^^; )
”リゾホの温泉”のイメージをいい意味で裏切る、個性的で力感のあるなかなかにいいお湯かと思います。
施設もきれいで充実しているので、宿泊客の少ない昼頃に攻めればゆったりとお湯を楽しめるのではないでしょうか?
源泉標識は駐車場の脇にあり、源泉槽からはアブラ臭をふりまきながら湯気があがっています。この熱源は、やはり浅間山なのでしょうか?
Na-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉 72.9℃、pH=7.3、257L/min(1,600m掘削揚湯)、成分総計=3.91g/kg、Na^+=926mg/kg (82.52mval%)、K^+=185mg/kg (9.68)*、Fe^2+=4.05、Cl^-=561 (31.37)、SO_4^2-=1124 (46.61)、HCO_3^-=680 (22.10)、陽イオン計=1182 (48.8mval)、陰イオン計=2366 (50.4mval)、メタけい酸=288、メタほう酸=37.8 <H15.3.31分析>
*カリウムがこれだけの比率で出ているのは珍しいのでは?
〔 2004年1月20日レポ 〕
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■ 前橋荻窪温泉 「あいのやまの湯」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/7f/574f771838d0b1f8613a61228e8a1764.jpg)
オフィシャルHP
上州の湯巡りでレポした仮設浴場「會乃山温泉」の正規施設として2003/12/26にオープンしたもの。
前橋市の東のはずれにあり、以前は判りにくかったですが、アプローチも良くなって迷うことはなさそうです。
県道からの入り口には右折専用車線と信号が新設され、かなりの入り込みを見込んでいるものと思われます。
大前橋市の威信をかけて (^^) 造った施設らしく、さすがに立派な建物です。
玄関前に源泉のディスプレイがありますが、流されていませんでした。湯量減少か?
館内も豪華な仕上がりで、芝が貼り込まれただだっ広い中庭があります。料金内でバーデプールも利用可ですが、今回は入りませんでした。
浴場は男女別の浴室と風呂付個室×5があります。この日の男湯は玄関から遠い西側でした。
建物の意匠には金がかけられていますが、施設配置など、充分に練られていないような気がします。妙にだだっぴろい空間があるかと思うと、脱衣所などは狭く、ロッカーの配置なども問題があります。カランや脱衣所の洗面台の数も少なすぎるのでは?
浴場は内湯大浴槽(ぬるめ25人以上)、内湯小浴槽(やや熱め8.9人)、サウナ、水風呂、かけ湯、露天(適温20人以上)で浴槽はすべてみかげ石枠タイル貼。
カラン21(内9はセパレート型)、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜18時でなんと60人位の大盛況。「會乃山温泉」とは異なりファミリー客が主体です。
内湯大浴槽と内湯小浴槽は早くも赤茶に色づいた石の湯口から投入で側溝への流し出し。露天はキノコのような形の石の湯口から投入で、端の上面排湯口から流し出し。その他すべての浴槽で側面注入と底面吸湯のある循環仕様。
かけ湯と内湯小浴槽の湯口は味臭からみて源泉かと思いますが、「會乃山温泉」のときより温度が低くなっています。内湯大浴槽の湯口は最初味臭をみたときは源泉ぽかったのですが、後で再度確認するとだいぶうすい感じで湯づかい不明。露天の湯口は味臭とも薄く、カルキ臭混入かも?
お湯はかすかに黄色がかった透明。露天は赤味が強いですが、これが除鉄していないせいか、石材の色味によるものか、はたまた暖色系のダウンライトによるものかは不明です。
塩味+苦味で油粘土系の弱いアブラ臭。露天はタールがかったアブラ臭でカルキが入っているのでは。地元の人の話だとそれでもオープン直後のカルキ臭よりは大分薄くなったとのこと。「會乃山温泉」のときは際立っていた金気が、なりを潜めているのでおそらく除鉄していると思います。
お湯のよさは 内湯小浴槽 > 内湯大浴槽 > 露天 の順に思えました。
小ぶりの内湯小浴槽で源泉かけ流しはできないのかな?
これだけ大きな浴槽を造ってしまった時点で、もはや循環は避けられなくなったわけですが、それでも食塩泉らしい温まり感と浴感はしっかりとあり、新興センター系施設としてはまあまあそれなりのお湯をキープしていると思います。
でも、希有の名湯「會乃山温泉」の記憶があると、どうしても評価は辛くなってしまいますね。「會乃山温泉」に集っていた常連さんたちはこの施設をどう評価しているのでしょうか?
いずれにしろ、”仮設浴場のほうがお湯がいい”というジンクスはここでも証明されてしまったわけです。
Na・Ca-塩化物温泉 49.5℃、pH=7.9、751L/min掘削自噴、成分総計=8.77g/kg、Na^+=2098mg/kg (60.15mval%)、Ca^2+=1188 (39.06)、Fe^2+=0.02、F^-=3.5、Cl^-=5245 (99.50)、メタけい酸=81.7、メタほう酸=84.0 <H10.11.19分析>
〔 2004年1月12日レポ 〕
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■ 高井戸天然温泉 「美しの湯」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/71/68bc7666d790b607f346504450a3b761.jpg)
<高井戸天然温泉「美しの湯」> (東京都杉並区、10:00~23:00、800円/5h(土日祝1,200円/5h、25mプール利用可)、03-3334-0008)
オフィシャルHP
NAFウェルネスクラブ(スポーツクラブ)の温浴施設をビジター開放するもので、2003年5月に開湯しています。平日800円でクリアしたかったのですが、休日に近くに用事があったので1,200円はたきました (-_-;) 。
環8の井の頭線のガード(高井戸駅)の少し北側、スーパーオオゼキの裏手(駐車場は共用)なのでオオゼキの看板が目標。谷原方面からだと中央分離帯があって右折入できないので、どこかで向きを変えてくる必要があります。(これがけっこうやっかい)
駐車場の入口は狭くて入りにくいですが、駐車場は高井戸とは思えないほど広くてびっくり。
玄関横に分析表が掲示されていました。成分総計=23.73g/kg、NH^4+=116.6、Br^-=70.2、I^-=28.7(すごっ・・・)を確認し、期待が高まります。
浴室は、室内ゾーンに内湯(みかげ石枠石敷20人以上)、アトラクション風呂(ジェットバスなど/真湯=カルキ臭)、サウナ、水風呂(/カルキ臭)、掛け湯槽。
露天ゾーンには、上の湯(岩枠石敷5.6人)、下の湯(同12人以上、東屋付)、季節の湯(イベント湯、この日は入浴剤入りバスクリン色)に縄文釜風呂(低温ミストサウナ)と多彩。
全体にゆったりとした配置で、とくに露天は展望はないものの緑に囲まれヒーリング系の雰囲気がただよっています。
カラン16、シャワー、シャンプー・ドライヤーあり。日曜16時で20~30人でしたが、場内は広いので余裕でした。
温泉を使用しているのは、内湯と掛け湯槽、露天の上の湯と下の湯です。
内湯は石の湯口から大量投入で窓側の側溝へ流し出し+底面吸湯。
上の湯は岩の湯口から投入で槽内注排湯はなく下の湯へ流し込み。(槽内注入確認できず)
下の湯は上の湯からの流し込みと側面注湯で湯面排湯口からの排湯。
浴槽まわりの岩は、成分で黒褐色に変色しています。
露天の湯口付近は白く泡立ち、湯面では気泡が跳ね、湯中には細かな気泡もただよっていますが、アワつきはありませんでした。(分析表の「ガス湧出あり」と関連?)
お湯は、薄コーラ色(べっこう色)透明で、明瞭で純粋な塩味があります。
浴槽では上の湯の湯口付近が一番鮮度がいい感じで、弱アンモニア臭にヨード臭がまじり、なぜかコーラ?のような清涼感のある香りになっています(”異臭”ではない)。この温泉臭は、新潟の聖籠観音の湯「ざぶ~ん」に近いものを感じました。
その他はアンモニア臭はほとんどなくヨード臭のみ香るので、ちょっとアブラ臭とは言い切れない感じです。
かすかなツルすべがあってかなりあたたまるお湯ですが、成分総計=23.73g/kgほどの力感はないような気も・・・。
浴後感は、乾きがはやくすっきりとする純食塩泉のそれ。
問題の掛け湯槽はややぬるめで、ここは”異臭”の域に達したはっきりとしたアンモニア臭がありました。これが浴槽に湛えられていれば文句なく”異臭風呂 (^^; ”でしょう。
それにしても、この立地、この設備で平日800円/5hは快挙。(というか、都内の温泉施設の相場が高すぎるのか?) 駐車場も施設利用者は5hまで無料です。内湯に真湯浴槽群のカルキ臭が立ちこめているのは残念ですが、温泉らしい浴感が楽しめる満足度の高いお湯なので、平日にでもまた再訪したいです。(井の頭線「高井戸」駅から徒歩2分)
Na-塩化物強塩温泉 37.6℃、pH=7.6、240L/min(1,600m掘削揚湯)、成分総計=23.73g/kg、Na^+=8224mg/kg (90.02mval%)、Mg^2+=159.8、Ca^2+=264.5、Fe^2+=5.0、NH4^+=116.6、Cl^-=13730 (96.70)、HCO_3^-=735.9、Br^-=70.2、I^-=28.7、陽イオン計=9030 (397.4mval)、陰イオン計=14570 (400.5mval)、メタけい酸=109.3、メタほう酸=11.3 <H14.7.22分析>
〔 2003年11月16日レポ 〕
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■ 伊勢崎招美の湯 「湯楽の里伊勢崎店」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/30/f14e32d6382fafd04ae07b90c84038be.jpg)
<伊勢崎招美の湯「湯楽の里伊勢崎店」> (群馬県伊勢崎市、9:00~翌1:00、700円(土日祝800円、会員割引あり)、0270-22-2641)
オフィシャルHP
伊勢崎市のロードサイドにある温泉付きスパ銭で、外観・館内とも和風を意識したつくりでなかなか秀逸。会員になると同伴者も含めて入館料100円引きとなるので、2人以上で行ったときは会員になった方がお得です。時間制限も回数制限もないので、家族連れで長時間ゆっくりしている人が目立ちます。
浴室は、内湯と露天の各ゾーンがあり、内湯はカルキ臭ただよう真湯の機能浴槽群にサウナ×2と水風呂。
露天は、岩造二段露天(上段:3人、下段:5~6人、東屋付き)、露天壺風呂(1人用×3)、露天寝湯・座湯、ぬる湯槽ですが、温泉を投入しているのは岩造二段露天のみと思われます。
以前は、露天壺風呂や露天寝湯・座湯にも温泉を入れていましたが、湯づかいを改善し、温泉浴槽を絞っています。
寝湯の脇に竹敷きの3畳位の横になれるスペースがあって、気持ちいいです。
カラン27、アメニティ類完備、土曜19時で30人以上とあいかわらずの盛況。
岩造二段露天のお湯は、黄褐色で約40㎝のにごり湯。上段は源泉を温調なしでそのまま注いでいるので相当の熱湯。あまりに熱いのでけっこう空いています (^^;
(浴槽横には、「客同士で融通して適当に水を追加して欲しい」旨の掲示あり。)
これを下段に流し込んでいるので、下段ではちょうどいい湯加減になっています。
粘土系アブラ臭+微モール?臭+微アンモニア?臭+微貝汁臭の複雑な温泉臭は、群馬温泉「やすらぎの湯」に似ていますがやや弱いです。重曹味+微だし味。
はっきりとした重曹泉系のツルすべ感があり、どっしりとくる重たいお湯ですが、浴後は爽快感が出てお肌すべすべになります。
食塩泉というよりは、重曹泉の特徴が前面に出たなかなかにいいお湯です。
前回はちょっとネガティブなレポとなりましたが、今回は文句なしです。こうしてみると、前回感じられた”タール臭がかった重い感じのアブラ臭”は、アブラ臭にカルキ臭がまじったもののような気がします。
館内はファミリー主体の遊園地状態でしたが (^^;、 お湯は相当にレベルの高いものとなっているのでまた再訪したいです。
Na-塩化物・炭酸水素塩泉 47.4℃、pH=7.7、253L/min掘削自噴、成分総計=2657mg/kg、Na^+=843.5mg/kg (91.32mval%)、Fe^2+=2.4、Cl^-=1046 (74.20)、Br^-=3.5、I^-=2.1、HS^-=0.07、HCO_3^-=620.0 (25.56)、陽イオン計=906.7 (39.74mval)、陰イオン計=1673 (39.75mval) メタほう酸=17.4、硫化水素=0.02 <H11.4.5分析>
〔 2003年10月16日レポ 〕
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■ 狭山やまと温泉 「狭山やまとの湯」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/f1/fa4888b331c69d233b1f3dbbcdafe185.jpg)
オフィシャルHP
2003年10月、スーパー銭湯チェーンのやまとの湯が、狭山市に温泉付スーパー銭湯をオープンしました。10/4~10/13までは「いちばん風呂フェア」開催中で、入浴350円で会員入会無料(通常200円)はラッキー。
和風のシックな建物で、「蕨やまとの湯」につくりがどことなく似ています。
食事処やヘアカット併設で、ここは課金なしで入れます。
浴室は、内湯ゾーンに御狩場乃湯(みかげ石枠鉄平石貼12人以上/温泉、約40℃)、各種機能浴槽(カルキ臭の真湯)、スチームサウナ、タワーサウナに水風呂。
露天ゾーンはすべて温泉で、さはりの湯(鉄平石貼12人以上、座湯付、約42℃)、射留魔の湯(同4.5人、約37℃)に壺風呂×2。展望はありませんがゆったりとしたつくり。
カラン33、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜15時で30~40人でしたが、広いので混雑というほどではありませんでした。
御狩場乃湯は、石の湯口から大量投入で側面注入併用、窓側の側溝への流し出し。
さはりの湯は、座湯からの流し混みと側面注入併用、排湯口2ケ所からの流し出し。
射留魔の湯は、石の湯口からの投入+底面注入で、排湯口&槽内側面?からの排湯。
壺風呂は、竹の湯口からの投入で底面吸湯。
射留魔の湯の湯口はぬるめで白く泡立ち、源泉のような感じがしました。
(パンフでは「源泉をわずかに加温、本来あるがままの姿を再現」という微妙な表現 ^^; )
かすかに黄色がかった透明のお湯は、弱塩味(射留魔の湯の湯口)で、弱いタール系アブラ臭 or ヨード臭 or カルキ臭。射留魔の湯の湯口には、弱いながら磯の香があります。見た目は??ですが、塩類泉らしい重みのある浴感と食塩泉らしいしっかりとしたあたたまり感。
射留魔の湯の湯口には成分濃度なりの塩味があったような気がしますが、何となく溶存計3.68g/kgほどのパワーはないような感じもします。
湧出量550L/minもあるのだから、完全かけ流しの源泉槽が欲しいところです。
でも、近場にしては、なかなかいいお湯かと思います。
温泉空白エリアだし、料金もリーズナブルだし、施設もいいし、ここは再訪すると思います。
含ヨウ素-Na-塩化物泉*1 36.2℃、pH=8.0、550L/min(1,300m掘削)、溶存物質計=3.68g/kg、Na^+=1240mg/kg (87.37mval%)、Ca^2+=129 (10.43)、総鉄イオン=0.3、Cl^-=2170 (99.14)、Br^-=10.4、I^-=3.2、陽イオン計=1403.6 (61.73mval)、陰イオン計=2205.5 (61.74mval) <H15.6.10分析、分析機関:地熱エンジニアリング(株)*2>
*1) 新泉質名では、”含ヨウ素”は使わないのでは?
*2) 分析機関=民間企業は、はじめてみました。
〔 2003年10月 4日レポ 〕
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■ 幸手温泉 「極楽湯(自然の湯)」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/5a/a09ebf7eef815feaa3dd53870bd93681.jpg)
オフィシャルHP
スーパー銭湯チェーン大手の自然堂(じねんどう)が直営する日帰り施設で、2002年秋、温泉掘削に成功し、2003年3月から温泉を導入したものです。
純和風のつくりで、スーパー銭湯というよりは凝った日帰り温泉施設の雰囲気は、どことなく行田「古代蓮物語」に似た印象。
「悠悠の湯」と「上上の湯」があって男女入替制ですが、構成は「悠悠の湯」にかまくら風呂、「上上の湯」に五右衛門風呂がある以外はほぼ同じ。この日の男湯は「上上の湯」でした。
浴室は露天がメインで、内湯ゾーンに「内風呂」(丸太枠石貼12人)、サウナと洗い場、露天ゾーンに「桧殿」(檜枠石貼8.9人)、「石遊」(適温槽と熱湯の2槽、おのおの岩造8~10人)、水風呂、ジェット風呂他。
回廊のようなつくりは、機能的ながら趣があっていい出来です。
ほてるお湯ですが、あちこちに休息スペースが置かれ居心地がいいです。
温泉は「内風呂」「桧殿」「石遊(2槽)」の計4槽ですが、十分なキャパがあります。
温泉槽は、どれも湯口から投入で底面吸湯あり(「石遊」の熱湯槽のみ上面排湯あり)でオーバーフローなしの循環仕様。
「石遊」の熱湯槽が一番投入量が多く、湯口付近は白くあわ立っていました。
とくに、「内風呂」と「桧殿」の湯船の出来はすばらしく、入り心地抜群。
カラン30位、アメニティ類完備。土曜18時で男湯50人程度と大盛況。
お湯は、薄く緑がかった黄色で透明。かなり強い塩味と粘土臭(by土類?)+樹脂臭がかったなかなか上質なアブラ臭があります。(若干カルキ臭が入っているかも?)
きもちツルすべのあるお湯は、高張泉らしい重たい浴感があり、ほてってのどがカラカラになります。浴場内にある冷水機が大人気。
浴槽によってお湯の濃淡が感じられ、「石遊」(熱湯槽)>「桧殿」>「内風呂」>「石遊」(適温槽)の順にお湯が濃い感じでした。「石遊」(熱湯槽)は鮮度よく、ひょっとして希釈なしの源泉投入かも。
浴感充分の良質なお湯を落ち着いた雰囲気で味わえるおすすめ施設です。
時間無制限の料金設定もとてもお手頃だし(100円で会員になれます)、ここは再訪必至かと。かなり混むのが難点かな?
Na-塩化物強塩温泉 34.5℃ <52.1℃>、pH=6.9、<408L/min掘削揚湯>、成分総計=16730mg/kg、Na^+=5811mg/kg (89.63mval%)、Ca^2+=448.8 (7.94)、Fe^2+=0.04、Cl^-=9940 (99.10)、HCO_3^-=107.4、Br^-=47.0、I^-=19.2、陽イオン計=6402 (282.0mval)、陰イオン計=10120 (263.0mval)、メタほう酸=132.9 <H15.4.21分析>
< >以外は「源泉水を循環濾過した検水についての結果」
*浴槽水についての分析表を掲示しているのは珍しいです。
〔 2003年8月26日レポ 〕
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■ 「湯めみの丘」(ふたば響ケ丘)温泉 「湯めみの丘」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/84/2a953bb3169221071817c44105c363b2.jpg)
茅ケ岳広域農道、竜地交差点(ショッピングセンター”イツモア”のある交差点)の少し甲府寄り。位置的には中央双葉SAのそばです。
丘陵上の新興住宅地にあり、暖色系の明るい外観で館内も真新しくてきれいです。
浴室は、大浴槽(タイル貼15人以上、寝湯×3、ジェット2本付)、高温槽(同6.7人)、気泡浴槽(同5.6人)、超高温槽、水風呂、サウナ、かけ湯に露天(岩造10人位)と多彩。
露天は高台にあり、奥秩父や茅ケ岳が見渡せるきもちいいもの。(この日の男湯は北側、浴室は男女交替制のよう)
超高温槽と水風呂以外の浴槽の湯口にはコップがあって、飲泉可にはおののき。
露天の壁には、お約束 ^^) のT教授の解説が掲示されています。
カラン11、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。土曜13時で10人位とゆったり。
高温槽は石の湯口から30L/minほどを投入で槽内排湯は見あたらず、隣の大浴槽へ流し込みの源泉かけ流し。気泡浴槽は石の湯口から投入でザコザコのオーバーフロー。
大浴槽は、石の湯口から8L/minほどの投入+高温槽からの流し込みで、若干のオーバーフロー+底面流下?+側面吸湯がある複雑な湯づかいは、おそらく半循環かと・・・。
露天は、岩の湯口から投入で、オーバーフロー+パスカル方式の排湯で源泉かけ流し。
お湯は、薄茶色透明。湯口付近では、たまご味+弱重曹味+微金気味に弱いながら甘いイオウ臭+微金気臭。総硫黄=0.0なのにこのイオウ臭は鮮度の証明か?
イオウ臭は高温槽で一番強く、高温槽の湯口そばではかすかにアワつきがありました。
とろみのある充実の浴感で、お湯が生きている感じ。
センター系のつくりですが、細部まで練られていてとても使い勝手がいいです。
泉質は濃すぎず薄すぎずで湯づかいもよく、じっくりと温泉を楽しむのにいい施設かと思います。近場にあったら通い必至かと。
Na-塩化物泉 44.3℃、pH=8.0、500L/min掘削揚湯、成分総計=1.245g/kg、Na^+=398.2mg/kg (86.13mval%)、Fe^2+=1.0、F^-=2.9、Cl^-=691.3 (96.92)、Br^-=2.0、陽イオン計=454.5 (20.11mval)、陰イオン計=723.8 (20.12mval)、メタほう酸=6.8、硫化水素=0.0 <H14.4.25分析>
〔 2003年8月13日レポ 〕
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