関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 万祝温泉 「黒潮の宿 臨海荘」
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住 所 :千葉県勝浦市串浜1253-2
電 話 :0470-73-1234
時 間 :12:00~14:00(奨事前確認) / 不定休
料 金 :1,080円(タオル・バスタオル付)
■ オフィシャルHP
■ 紹介ページ (BIGLOBE温泉)
■ 紹介ページ (楽天トラベル)
■ 紹介ページ (千葉県観光物産協会Web)
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。
南房総勝浦にある自家源泉(万祝(まんいわい)温泉)のお宿が日帰り対応するもの。
勝浦市街の西のはずれのR128号線沿い、勝浦中央海水浴場の前にあります。
公式Webなどを確認すると意匠などが変わっているのでリニューアルをかけていると思いますが、これは入湯時(2010/5)のレポです。
また、現在日帰り対応は12:00~14:00となっているようですが、このときは16時すぎに入っています。
昼食対応もしていて、食事付入浴プランもあります。
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【写真 上(左)】 メインのサイン
【写真 下(右)】 サブのサイン
海のイメージの強いお宿で、別棟に漁業文化財を集めた資料館(宿泊客無料)があります。
房総の海沿いのお宿はけっこうB級入っているものもありますが、ここはB級感のないシックな大人向けのお宿です。
蔵づくり風の館内各所に漁具が展示されて館内の海のイメージ濃厚。このあたりは鵜原の「鵜原館」(入湯済未レポ)に近いものを感じました。
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【写真 上(左)】 海のイメージあふれるお宿
【写真 下(右)】 館内のあちこちに漁具
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【写真 上(左)】 かわいい魚のイラスト
【写真 下(右)】 サメ?
館内おくにある浴場は、正面が女湯、左手奥が男湯です。
他に鯛のかたちをした貸切風呂(宿泊客限定)があります。
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【写真 上(左)】 自家源泉です
【写真 下(右)】 浴室入口
脱衣所・浴場ともにごじんまりとしていますが、各所に趣味よく調度があしらわれ雰囲気があります。
浴室は明るくはないものの、天井高くシックな質感があって落ちついて入れます。
窓の外の坪庭もいい味を出しています。
ただ、露天がないので4ケタの料金を高く感じる人もいるかもしれません。
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【写真 上(左)】 男湯入口
【写真 下(右)】 女湯入口
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【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 シックなあしらい
がっしりとした木枠+みかげ石+石タイルの浴槽は6~7人ほどか。たっぷりふかめで入りごこちのいい浴槽です。
投入口はなく、窓側からのジェット状の熱湯注入。槽内吸湯は確認できませんでしたが、たぶんあると思います。
右手に1ヶ所ぬるめの注入があり、これはなんとなく源泉のように思いました。
身をしずめるとかなりの量のオーバーフローがあり、お湯の鮮度感も悪くありません。
欲をいうと、源泉投入がほしいことと、ジェット注入をもう少しよわめてほしいことかな。
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【写真 上(左)】 浴室
【写真 下(右)】 浴槽
カラン6、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
日曜16時で独占。
やや熱めのお湯は濃い紅茶色で、浮遊物はほとんどなかったかと思います。
明瞭な重曹味とコーヒーのような苦味走った黒湯臭に、有機肥料臭がまじるモール泉系のお湯です。
つよいヌルすべととろみのある、すこぶる入りごこちのいいお湯で、これだけ質感のある黒湯はめずらしいと思います。
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【写真 上(左)】 オーバーフローも・・・
【写真 下(右)】 湯色
イメージはクアハウス御宿に近いものがありますがそこまでクセはなく、御宿元湯に近い感じかな・・・。
正直、さほど期待しないで行きましたが、想定外に入り応えのあるお湯にびっくり。
また、お湯だけでなく、浴場の雰囲気がいいのも高ポイントです。
料金はいささか高く露天もないですが、南房総の黒湯を落ちついて味わうにはいいお湯だと思います。
〔 源泉名:万祝温泉 〕 <H21.5.13分析>
Na-炭酸水素塩・塩化物泉 19.2℃、pH=8.4、17.7L/min動力揚湯、成分総計=1.28g/kg
Na^+=338.9*mg/kg (94.80*mval%)、Mg^2+=3.2、Ca^2+=3.5*
Cl^-=118.1 (21.41)、SO_4^2-=60.8 (8.87*)、HCO_3^-=683.3 (69.98*)
陽イオン計=361.4 (15.57mval)、陰イオン計=872.2 (15.95mval)、メタけい酸=66.7、腐植質=3.0、遊離炭酸=16.7
*は画像不鮮明のため誤記の可能性あり。
〔 源泉名:万祝温泉 〕 <H12.7.31分析>
Na-炭酸水素塩・塩化物泉 18.9℃、pH・湧出量不明、成分総計=1.37g/kg
Na^+=338.7mg/kg (95.23mval%)、Mg^2+=2.8、Ca^2+=2.1
Cl^-=116.9 (20.69)、SO_4^2-=54.2 (7.07)、HCO_3^-=698.6 (71.83)
陽イオン計=359.4 (15.46mval)、陰イオン計=872.2 (15.95mval)、メタけい酸=87.1、腐植質=4.5、遊離炭酸=44.8
<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:あり
■ブランドグルメ
〔 勝浦のなまり節 〕
なまり(生利)節は、生のカツオを解体して加工処理(蒸・茹・乾燥など)したもの。
なまり節は生かつおより成分が凝縮されて旨味が濃いといわれ、タンパク質、鉄分なども豊富です。
かつお節のようにだしに使うほか、そのまま食べても美味。関東有数のカツオの水揚げ地として知られる勝浦ならではの特産品です。
〔 2015/08/02UP (2010/05入湯) 〕
E140.18.41.542N35.8.50.539
【 BGM 】
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