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竹仲絵里 & 森恵

ひさびさにLIVEにいってきました。
昨晩10/28の「竹仲絵里Blossom meeting**〜autumn〜」@渋谷duo MUSIC EXCHANGE
森恵を迎えての1粒で2度おいしいLIVEです(笑)



森恵/竹仲絵里の2部構成だが、ラストは2人で竹内まりやの「元気を出して」をデュエット。

対照的な個性があって、2部構成おわった時点では、やっぱり竹仲絵里に一日の長ありか・・・とおもったが、最後のデュエットでは4つに組んで譲らず、ここまでくるとあとは好みの問題かと・・・。

森恵は高音に抜けるときのビブラートと伸びがすごい。声量抜群でグルーブ感もあるのでR&B系もいけそう。
竹仲絵里は、You-Tubeで聴くよりハイトーンで、やさしくやわらかな声は安定感抜群。
どっちも相当な実力派で、大ヒット1曲でれば一気にブレークの予感。
でもそうなったらLIVE HOUSEで目の前でみるのは、かなわぬことになってしまうが・・・。

竹仲絵里 - 傘

Liveでもやった代表曲。

竹仲絵里 - 黄色い花 Wedding Story

いいWedding Song。

竹中絵里 - CM

CMにも出演してる美形です。

「サヨナラ サヨナラ」という曲が抜群にいいです。

森恵
ストリートライブで鍛え上げられた逸材。昨年夏メジャーデビュー。

森恵 - 三日月

綾香のカバー。負けてない。

森恵 - そばに (2008・6・25 吉祥寺ストリートライブ)

ものすごい高音のパワー&伸び。完璧にオーラでてる。

森恵 - 笑顔でいられるように

新曲。2011/04/13 On Sale。
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■ 白岩温泉 「小川共同浴場」 〔 Pick Up温泉 〕



白岩温泉 「小川共同浴場」
住 所 :静岡県伊豆市上白岩1268-2 (旧 田方郡中伊豆町)
電 話 :0558-83-2650
時 間 :14:30~20:30 / 木休
料 金 :200円
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)

温泉好きのあいだで名湯として知られている中伊豆の共同浴場。
狩野川支流大見川にかかる小川橋のたもとにあります。
ここから修善寺方向に大見川の左岸を走る道は、右岸を走る交通量の多い県道12のいい抜け道です。


【写真 上(左)】 左が小川橋
【写真 下(右)】 正面から

対岸に「民宿 越後21」(入湯済未レポ)、裏手山側には「希望園」(同)、「雨月庵」など、中伊豆を代表する名湯が集まっているエリアです。
白岩温泉の共同浴場としてべつに「白岩の湯」(入湯済未レポ)がありますが、これとは別源泉で、こちらのほうが人気が高そう。
「小川共同浴場」の名称は、おそらく小川区という地区名からのもの。(掲示してあった公的書類には『小川区共同浴場』とあり、管理責任者は小川さんとなっていました。)

ここは以前から狙っていましたが、時間が合わなかったり臨時休業だったりで、何度も前を通りながらも入湯は遅れに遅れ、2009年秋にようやく初入湯。
お湯のよさに圧倒され、その後何回か入湯を重ねています。

15時からという情報が多いですが、じっさいは14:30からOK。
ただ、開場をまって入湯される常連さんも多いので、一番客がすこし落ちついた15時すぎごろが狙い目か?
(ちなみに16時以降はひじょ~に混みます)


【写真 上(左)】 大見川
【写真 下(右)】 右が番台、左が浴場

三角屋根のかわいい建物。川側に出された左書きの「小川温泉共同浴場」のサインが渋い。
入口は民家風。野菜などが売られている廊下の右手が番台、左手手前が女湯、おくが男湯で、さらにそのおくに休憩スペースがありそうですが、行ったことはありません。


【写真 上(左)】 脱衣所から浴室
【写真 下(右)】 浴室

狭い入口のわりに脱衣所はゆったり。扉の向こうに数段ひくく浴室。
高い天井、タイル貼の内床と湯船、きっちりと積み上げられたケロリン桶、洗い場の上に花咲か爺さんのタイル絵、大見川に望む窓は開け放たれて、心地よい川風が吹き込んできます。
共同湯としてほとんど模範的な、すばらしい浴場です。


【写真 上(左)】 浴槽-1
【写真 下(右)】 タイル絵

土曜17時に行ったときは6人以上もいる盛況。先日、休日15時すぎにいったときは5人~独占で貴重な独占浴となりました。
客層はほとんど地元客ですが、たまに温泉好きも来るらしく、気さくに話しかけてくれます。
気さくで親切な常連さんが多く、「熱いだろう!」と脇にある水ホースで埋めてくれそうになりますが、いつも「熱湯好きなもので・・・」と丁重にお断りします(笑)
地元でも熱湯で有名らしく、これを楽しみにしている常連さんも多そうなので、安易に加水するのは無粋というもの。


【写真 上(左)】 浴槽-2
【写真 下(右)】 潤沢なかけ流し

浴槽は総タイル貼り3-4人ほど、湯船の水色タイルと縁の赤タイルがなんともいえない風合いを醸し出しています。
カラン5(たぶん源泉)、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。

投入はなく、側面から熱湯を注入し全量をオーバーフローする文句なしのかけ流し。
かすかに懸濁した熱湯には少量の白~うす茶の浮遊物がただよい、湯中の指先が青白く発光しています。
湯の香からしてカランも源泉かと思いますが、これはよわい芒硝味。
なんとなく味と浴感が見合わないような不思議なお湯です。

つよくはないものの、思いがけず東鷲宮百観音温泉系の粘土臭のような湯の香が香ってびっくり。
ツルすべ+きしきしの湯ざわりにつよいとろみとあたたまりが加わる肌にくい込むような力感あふれるお湯で、後曳き感もハンパではありません。
トドと化して何度も入りたいお湯ですが、名うての人気浴場ゆえなかなかそうもいきません。


【写真 上(左)】 湯色-1
【写真 下(右)】 湯色-2

硫酸塩泉というよりは土類泉のイメージがつよいお湯のような・・・。
鮮度感も抜群で、入っていてすこぶる気持ちのいいお湯で、なんで「名湯」と喧伝されているのか入ってみて瞬時に納得。

「白岩の湯」の使用源泉白岩3号に対してこちらは白岩2号で別源泉。
同浴した常連さんの話では山手からの引湯とのこと。
ここで山手というと「雨月庵」の方になるかと思いますが、芒硝泉の権化のような「雨月庵」のお湯に対して、こちらは想定外の土類型イメージのお湯(ただし泉質は芒硝泉)。
これだから湯めぐりはやめられません。

中伊豆のなかではもっともキャラの立ったお湯で、湯めぐりのいいアクセント。
温泉好きはスルーできない中伊豆の名湯だと思います。

〔 源泉名:白岩2号 〕
Na-硫酸塩温泉 64.7℃、pH=9.1、湧出量不明、成分総計=1.528g/kg
Na^+=450.0mg/kg、Ca^2+=31.0、Cl^-=145.1、SO_4^2-=791.7、HCO_3^-=3.4、CO_3^2-=18.7、陽イオン計=486.9、陰イオン計=959.3、メタけい酸=71.4、メタほう酸=10.4 <H17.3.25分析>

<温泉利用掲示>
加水:記載なし 加温:記載なし 貯湯槽:無 ろ過器:無 非循環式浴槽

■ブランドグルメ
〔 中伊豆町のヤーコン 〕
ヤーコンはペルー原産のキク科の多年生植物で、サツマイモのように肥大する根を食べます。
フラクトオリゴ糖やポリフェノールを含むからだにいい作物として近年注目を集め、各地で新たな特産品化をめざして栽培されていますが、旧中伊豆町はペルーとの食文化交流を契機として当時のペルー大使から贈られた原種の種芋から栽培がはじまったという筋金入りのもの。旬は11月~4月とのこと。
(伊豆市HPなどを参考。)

〔 2011/10/16UP (2009/10以降数回入湯) 〕


E138.58.56.311N34.57.31.163

【BGM】

中村舞子・・・、3:30あたりからの音程のとりかたが凄い! 1/fゆらぎもってるってまぢかも・・・。
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■ 湯宿温泉 「大滝屋旅館」 〔 Pick Up温泉 〕



湯宿温泉 「大滝屋旅館」
住 所 :群馬県利根郡みなかみ町湯宿温泉2383 (旧 利根郡新治村)
電 話 :0278-64-0602
時 間 :要時間確認
料 金 :300円
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (楽天トラベル)

名湯、湯宿で自家源泉をもつ貴重な宿。
湯宿でも奥まったところにあって、共同浴場「小瀧湯」の脇からのアプローチはなかなか風情があります。
湯宿のおもだった湯宿はおのおの屋号?をもっていて、ここは「薬師の湯」です。


【写真 上(左)】 案内図
【写真 下(右)】 アプローチ-1

接骨院も兼営していて通院がてら入浴している人もいるのか、日帰り受付は手なれたものでした。
浴場は混浴風呂と婦人風呂があり、婦人風呂はかなりこぶりのよう。
この日は空いていたので混浴風呂に貸し切りで入れました。
入口の暖簾をくぐり、右が婦人風呂、左が混浴風呂で脱衣所・浴室ともにこぢんまり。


【写真 上(左)】 アプローチ-2
【写真 下(右)】 エントランス


浴室はやや暗めながら、傍らを小さな沢が流れていてなかなか風情があります。
HPによると大滝源泉は沢の上手にある滝(大滝?)の脇から湧出しているそうで、沢沿いには泉源施設らしきものがありました。


【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 脱衣所

カラン1+α(温泉かも?)、シャンプー?、シャワー・ドライヤーなし。
土曜14時で貸切。


【写真 上(左)】 浴室前の小沢
【写真 下(右)】 泉源施設?

伊豆石+タイル貼4-5人の浴槽ひとつをシンプルに配置。
タイル壁から突き出た石膏付塩ビパイプから赤茶に変色した伊豆石の湯口に落とし、さらにそれを浴槽に注いでいます。湯口のうえにはコップがおいてありました。
槽内注排湯はみあたらず、潤沢なオーバフローはかけ流しでしょう。


【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 湯口

やや熱めのお湯は、ほぼ無色透明で、白くおおきな羽毛状の湯の花がただよいます。
弱塩味にしっかりとした芒硝味が加わり、石膏泉系のほこほことしたやわらかな湯の香にわずかながら焦げ臭がまじります。


【写真 上(左)】 ざんざこのオーバーフロー
【写真 下(右)】 カランも温泉?

ツル(ヌル)すべのうらに硫酸塩系の弱きしととろみを感じ、よくあたたまり、浴後は肌がさらさらになってすっきり爽快感のでるなかなかのお湯です。
窪湯よりとろみとクセのあるお湯で、イメージ的には「窪湯」洗湯(「湯本館」)の中間くらいかな?


【写真 上(左)】 湯口&湯色
【写真 下(右)】 ケロリン桶です

泉温が低いためか、惜しくも窪湯と混合していますが、それでもこれだけの個性を発揮しているので大滝源泉はかなりの実力派では?

湯宿は共同浴場めぐりも楽しいですが、ここや「湯本館」など、自家源泉系のお宿の入りくらべをしてみるのもこれまた一興では・・・。
(ただし、夏場にやるとヘロヘロになりますが・・・(笑))

〔 源泉名:湯宿温泉 大滝源泉とクボ(窪)湯の混合泉 〕
Na・Ca-硫酸塩温泉 48.0℃*、pH=7.2、湧出量:測定せず、成分総計=1.26g/kg
Na^+=236mg/kg (60.59mval%)、Ca^2+=131 (38.54)、Fe^2+=0.04、F^-=4.0、Cl^-=94.2 (15.76)、SO_4^2-=642 (79.32)、HCO_3^-=37.9、陽イオン計=371 (17.0mval)、陰イオン計=778 (16.9mval)、メタけい酸=52.6、メタほう酸=6.2 <H17.6.30分析>
*)館内掲示に湧出温度:湧出口62℃+39.1℃とあり、窪湯源泉は泉温60℃ほどなので、大滝源泉は泉温39.1℃では?

宿のHPによると
(窪湯源泉)ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉(中性-低張性-高温泉)
(大滝源泉)カルシウム-炭酸水素塩泉
とあり、大滝源泉は湯宿では異色の重炭酸土類泉のようです。

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:なし 掛け流し方式 殺菌処理:なし

■ブランドグルメ
〔 たくみの里のむヨーグルト 〕
地元産の生乳をつかってつくられるのむヨーグルトは「たくみの里」の人気アイテムです。
濃厚な味でほのかな酸味がいい感じ。通販もされています。

〔 2011/10/15UP (2006/08入湯) 〕


E138.54.57.690N36.41.53.043
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■ 清里温泉 「アクアリゾート清里 天女の湯」 〔 Pick Up温泉 〕



清里温泉 「アクアリゾート清里 天女の湯」
住 所 :山梨県北杜市高根町清里3545-5 (旧 北巨摩郡高根町)
電 話 :0551-48-5551
時 間 :11:00~21:00(土日祝・夏季~22時、冬期平日12時~、季節により変動あり要確認) / 火休
料 金 :750円(19時~ 600円)
オフィシャルHP
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (富士の国やまなし観光ネット)

県営のレク施設「丘の公園」内にある日帰り温泉施設。
山梨県(企業局)の施設を、平成15 年9 月の地方自治法改正にともなう指定管理者制度の施行を受け、平成16年に(株)清里丘の公園が指定管理者に指定され運営にあたっているようです。

美術館を思わせる白亜の外観。
館内に入ったとたん漂うカルキ臭に (∵) と思ったが、これは併設のプールからのものでした。
受付に「只今、浴室は込み合っています」との掲示がありましたが、せっかくきたので突入。
立派な館内にはプールのほか、リラクゼーションルームなどもあります。
脱衣所には山梨の温泉施設の定番アイテム、T教授の説明板が掲げられています。

浴室は、内湯(石造、10人、あつ湯)、サウナ、水風呂、大露天(岩造、20人以上、ぬる湯)、小露天(同、4-5人、あつ湯)と多彩な構成。
カラン14、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜19時で40~50人とグループ客中心に大混雑、ひさびさのイモ洗い風呂です。

内湯は赤く変色した石の湯口からたぶん源泉を投入で少量のオーバーフロー。
小露天にも湯口あり。その他の給排湯は大混雑とにごり湯に阻まれて確認不能 ^^;)

お湯は緑褐色にごり湯で、透明度は内湯30㎝、露天50㎝で内湯の方がにごりがつよくなっています。
露天は希釈されているような感じ。内湯湯口は新鮮感と濃度感があり、お湯は内湯のほうがいいです。
内湯はけっこう熱く、湯口そばに人が寄りつかないというラッキーな状態だったので、だいたいここにいました。

タールorカルキ?臭+金気系貝汁臭に明瞭なだし味+重曹味。
土類~鉄泉系のイメージのお湯ながらかなり強いツルすべを感じます。
イメージ的には埼玉の「白寿の湯」をうすくした感じのお湯かな。
湯脈的には、小海線沿いに佐久まで点在する重炭酸土類泉系の1湯かと思われます。

”リゾートの温泉”のイメージに合わない(赤錆び色の鉄泉系は好き嫌いのわかれるところ)くせの強いお湯ですが、これほど新鮮な金気を感じられるお湯は貴重・・・。
個人的にはかなり気に入りました。
空いているときにじっくりと入り直したいお湯なので、折りをみて再訪したいと思います。

〔 源泉名:丘の公園 〕
Na-炭酸水素塩・塩化物泉 47.1℃、pH=7.7、200L/min動力揚湯、成分総計=2831mg/kg
Na^+=730.0mg/kg (91.39mval%)、Fe^2+=3.3、Cl^-=363.4 (28.93)、SO_4^2-=227.0 (13.35)、HCO_3^-=1242 (57.44)、陽イオン計=790.6 (34.74mval)、陰イオン計=1834 (35.43mval)、メタけい酸=72.9、メタほう酸=37.1、遊離炭酸=96.1 <H8.2.26分析>

<温泉利用掲示>(HPより)
源泉掛け流し内風呂、源泉 47℃ 掛け流し

○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。

■ブランドグルメ
〔 清里ジャム 〕
清里高原にあるジャム工房では地元でとれるフルーツをメインに多彩なジャムがつくられています。自社ブルーベリー園で収穫されるブルーベリーをはじめ、レッドカラント、ラズベリー、マルベリー、ブラックベリー、すぐり、プラムリー(青りんご)など、高原ならではのめずらしい品種を揃えているのが特長です。

〔 2011/10/15内容補強のうえUP (2002/10/04レポ (2002/09入湯)) 〕


E138.26.6.447N35.54.2.980

【 BGM 】
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☆ AORの名曲! Vol.8

AOR系のアクセスも増えているのでひきつづきいきます。AORの名曲 Vol.8です。
今回は'79年代後半~'90年代まで広くとって、秋っぽい渋めのものを中心にチョイスしてみました。

※ You-Tubeの試聴(クリック)は自己責任にてお願いします。
※ 気に入ったら買ってあげてね。

01.Carolyn's Fingers - Cocteau Twins

■ 1982年に4ADからデビューしたユニット。4ADらしからぬ?華麗なメロディーに個性。これは1988年の5thALBUM『Blue Bell Knoll』収録曲。  

02.While You See A Chance - Steve Winwood

■ 弱冠10代からSpencer Davis Groupのメンバーとして名を馳せ、天才少年の名を欲しいままにした英国のArtist。
これは2ndSolo-ALBUM『Arc of a Diver』収録のシングルヒット曲。個人的にはこの頃のSteveが一番好き。

03.Too Young - Jack Wagner
Hero - David Crosby & Phil Collins
■ 米国の人気番組”General Hospital”に出演し人気を博した俳優がSingerとしてデビュー。
1stALBUM『All I Need』から切った同タイトルのシングルは全米2位を記録している。
これは難曲だがそつなくこなし、それなりの実力はあると思う。

04.Baby, Don't You Break My Heart Slow - Vonda Shepard

■ NY出身のロック系シンガーソングライター。ロックとフォークとR&Bが混じり合う複雑な曲風をもち、曲のバラツキが大きいがときに爆発的な名曲を生み出す。
これはそんな1曲。

05.No More Lonely Nights - Sharon Bryant

■ グルーブ系ソウル・ファンクの名グループAtlantic Starrの元リードヴォーカル。
本当は「Something 'Bout Your Touch」がおすすめだけど消えちゃったので、とりあえずこちらを・・・。
Atlantic Starr全盛期のリードをとっていただけあって、さすがに実力充分。

06.Lifeguard - Darryl Tookes

■ ALBUM3枚ほど持っているのだが、すべて輸入盤で詳細不明(^^;)。ハイトーンのすぐれた声質とAOR的な曲調をもつ。

07.Morning Light - Michael Omartian

■ スタジオミュージシャン出身だが、プロデューサー&アレンジャーのほうが知名度あるかも・・・。
流麗ながらフックのある曲を多く生み出し、ソロアルバムも粒揃い。

08.Finishing Touch - Klymaxx

■ Solar出身のLady-Soul-Groupでメロディアスなスローチューンに強み。
これは'90年リリースのALBUM『The Maxx Is Back』収録の佳曲。

09.Ballerina - Paul Parrish

■ むかしつくったリストにあった。'77のALBUMとある。たぶん輸入盤でLP実家にあるので詳細不明。
リリカルな曲調だった記憶。出るわけないわな~と思いつつYou-Tube検索したらでてきた。おそるべし!

10.You Find Someone New - T-Connection

■ マイアミ出身のBCM系グループで、80年代に入ってAOR色を強めた。
これは'83年リリースのALBUM『Take It To The Limit』のラストを飾る名バラード。

■ 全リスト
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■ 中川温泉 「湯元 蒼の山荘」 〔 Pick Up温泉 〕



中川温泉 「湯元 蒼の山荘」
住 所 :神奈川県足柄上郡山北町中川897
電 話 :0465-78-3311
時 間 :10:00~15:00(要事前確認) / 不定休
料 金 :1,000円
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (Yahoo!トラベル)
紹介ページ (るるぶトラベル)
紹介ページ (じゃらんnet)
紹介ページ (日本秘湯を守る会)
紹介ページ (JTB)

丹沢山中、”信玄公のかくし湯”として知られる中川温泉の湯宿「蒼(あお)の山荘」が日帰り対応するもの。
ここは、中川温泉湯元(台帳番号 第4号)という自家源泉をもつ湯元で、数軒の宿に分湯しています。
「街の温泉めぐり」さんの情報によると、「元『山水閣』をリニューアル」したものとのこと。


【写真 上(左)】 中川温泉
【写真 下(右)】 サイン

大企業の保養所のようなシックでがっしりとした外観。
立派な構えのわりに客室数は10とすくなく、日本秘湯を守る会会員の宿ということもあって予約がとりにくいという情報があります。
ここは場所的には中川温泉のなかほどにあるのですが、シックな構えと、日帰り入浴者はたいてい「ぶなの湯」か「信玄館」(ともに入湯済未レポ)に行ってしまうので、ここに日帰り入浴する人はかなりの温泉好きかと・・・。


【写真 上(左)】 日本秘湯を守る会会員の宿
【写真 下(右)】 シックな館内

館内も落ちつきのある”大人の宿”。
少女画や童謡『花嫁人形』で知られる蕗谷虹児(ふきや こうじ(1898-1979))のギャラリーもありました。
虹児は戦時中山北町に疎開し、山北高校の校歌を作詞しているので、そんな縁からかもしれません。


【写真 上(左)】 蕗谷虹児の説明資料
【写真 下(右)】 男湯入口

フロント左手の廊下のおくに男湯。階段をのぼった2階に女湯。
脱衣所はそこそこの広さ。


【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 露天に咲いていた山百合

扉をあけるとやや暗めながら落ちついた趣のある内湯。左手扉の外に露天。
露天は山肌を背負い脇に小沢が流れる野趣あふれるもので、満開の山百合が綺麗でした。


【写真 上(左)】 露天全景
【写真 下(右)】 野趣あふれる露天

内湯は石枠鉄平石敷で5人ほど、岩組みに埋め込まれたパイプ2ヶ所からの投入。
右手のは適温大量投入、左手のはぬるめでお湯の感じからして源泉だと思います。
槽内注排湯は不明で手前切欠からかなりのフローがあります。


【写真 上(左)】 内湯の湯口
【写真 下(右)】 源泉?湯口

露天は石枠鉄平石敷で5-6人。石組の湯口からかなりの量を投入。
右手にもうひとつ湯口らしきものがありましたが、こちらは止まっていました。
槽内注排湯は不明で切欠数ヶ所からかなりのフローがあります。


【写真 上(左)】 石膏系の析出
【写真 下(右)】 露天の芸術的な析出

ともに入りごこちいい浴槽で、まわりには石膏系の芸術的な析出がでています。
露天は清掃はきいているものの、泉質の関係上すべりやすいので要注意。

カラン5、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
カランの水は肌あたりよく、井水かもしれません。
日曜11時で独占~7人(グループ客)。

お湯は内湯と露天で大差ないですが、内湯のほうがきもち鮮度がいいかな?
とくに内湯ぬる湯湯口そばはかけ流しかと思うほどの鮮度感がありました。
湯温は内湯でややぬる、露天でほぼ適温。


【写真 上(左)】 露天の湯口
【写真 下(右)】 ケロリン桶です

無色透明のお湯にわずかに綿のような白い湯の花がただよい、硫酸塩泉らしく湯中の指先が青白く発光しています。。
かすかなたまご味によわい芒硝味。
湯口ではよわい甘イオウ臭+微石膏臭のまろやかな湯の香。
湯面ではイオウが抜けた微石膏臭でカルキ気は感じられませんでした。

アルカリ高めの硫酸塩泉でときおり感じられるすこぶる軽い浴感。
pH=10超なので当然ヌルすべはありますが、うらで硫酸塩系のきしきしもしっかり主張している複雑な湯ざわり。
奥のふかい浴感があり、「高pHのヌルすべ湯」一言で片づけられるお湯ではありません。
軽い浴感にそぐわないつよいあたたまり感があり、何度かカランの水を浴びながらの入湯となりました。

とくにすばらしいのはその浴後感で、熱の抜けよく充実した爽快感がでます。
pHの高いお湯は往々にして浴後肌がパサくことがありますが、ここは硫酸塩が効いているためか肌がしっとりと落ちつきます。
浴中のヌルすべとあいまって、究極の美人の湯かも・・・。

ここは重曹泉系のイメージがありましたが、ほぼ完璧な硫酸塩泉系。
おそらくグリーンタフ系かと思います。

中川温泉はほかにも何湯か入りましたが、ここがベストかと。
料金はやや高めながら、中川温泉の本領を確かめるにはいいお湯だと思います。

〔 源泉名:中川温泉湯元(台帳番号 第4号) 〕
アルカリ性単純温泉(Na-SO4型) 39.6℃、pH=10.1、湧出量50L/min掘削自噴、成分総計=689mg/kg
Na^+=183mg/kg (83.53mval%)、Ca^2+=30.2 (15.84)、F^-=2.14、Cl^-=50.7 (14.79)、HS^-=0.95、SO_4^2-=326 (70.22)、HCO_3^-=13.0 (2.17)、CO_3^2-=12.4 (4.24)、メタけい酸イオン=46.4、陽イオン計=215 (9.53mval)、陰イオン計=455 (9.67mval)、メタけい酸=18.7、硫化水素=0.00 <H9.11.21分析>

<温泉利用掲示>(内湯・露天)
加水:一切使用していません

加温:使用しています
※当山荘所有の源泉(足柄上4号泉)から本館までの給湯管部分で約5度の温度低下があります。

循環装置等について:使用しています
※掛け流しの場合、浴槽底部より給湯し湯船の淵からのみ排湯する構造の場合以外は、浴槽内に恒常的に温泉が滞留する部分が生じる為に極めて不衛生です。
当山荘では浴槽上部から給湯する構造であり、又湯量の面でも全浴槽掛け流しにするには充分ではありませんので、循環・掛け流し併用で給湯しております(源泉用の給湯口と循環用の給湯口が別個に備わっています)。

塩素系薬剤使用:行っていません
※アルカリ性源泉に塩素殺菌を施すことは温泉を中和する事になるばかりか、塩素の有害性の影響を受ける事になる為、塩素殺菌等の薬剤添加は一切行っておりません。

■ブランドグルメ
〔 みかん酎「橘水」 〕
「みかん産地の北限地」として知られる山北町では、このみかんを活かしてみかん酎がつくられています。「フレッシュな『「みかん』に酸味と甘みをほど良く調和させ、爽快な味に仕上げました。」(町HPより)という柑橘系焼酎で、町内の酒店などで販売されています。

〔 2011/10/02UP (2009/07入湯) 〕


E139.3.13.797N35.26.20.505
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■ 天狗温泉 「浅間山荘」 〔 Pick Up温泉 〕



天狗温泉 「浅間山荘」
住 所 :長野県小諸市甲字馬取4766
電 話 :0267-22-0959 
時 間 :11:00~16:00(受付終了時間変動、要事前確認)
料 金 :525円
オフィシャルHP(←音がでます)
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (楽天トラベル)
紹介ページ (ぐるなびトラベル)
紹介ページ (小諸市観光協会)

赤茶色の強烈な湯色で知られる浅間山麓のお湯。
浅間山の登山口として知られる宿で日帰り入浴も受け付けています。

高峰に向かうチェリーパークラインから枝道の未舗装路(フラットで走りやすい)に入って4㎞、浅間山登山口に思いのほか立派な建物が出現します。


【写真 上(左)】 帳場
【写真 下(右)】 浴室入口

山の宿らしく、こざっぱりとしてなかなか気持ちのいい館内。
窓が広くあかるい男女別の浴室は、内湯(赤みかげ石枠鉄平石貼7-8人)のみとシンプル。
深めの浴槽に、赤茶に色づいた岩(浅間山の溶岩?)づたいに透明な加温泉を少量投入でオーバーフロー。


【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 浴室

槽内排湯は不明ですが、ジェット2本ともうひとつ小さな岩の湯口があって、こちらはにごり湯が投入されているのでかけ流しに近い半循環かもしれません。
カラン6、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜11時で男女湯とも独占。


【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 湯口

適温のお湯は、オレンジっぽい赤茶色(橙褐色)で透明度1㎝の濃~いにごり湯に酸化鉄らしき赤茶の浮遊物。
相当に強烈な色味で、Fe^2+=50.6mg/kgの本格派鉄泉の面目躍如。
金気味+微炭酸味?+かすかな甘味。金気臭+焦げ臭で湯口付近ではほのかにしぶ焦げイオウ臭も感じられました。

鉄泉らしいつよいぎしぎし感のあるよくあたたまるお湯で、はっきりとした浴感。
炭酸水素イオンはけっこう含んでいますが、Naがすくないので重曹泉の気配はまったく感じられません。


【写真 上(左)】 湯口&湯色
【写真 下(右)】 湯色

それにしてもこれだけ濃いにごり湯はめずらしいです。
底には赤茶の沈殿物があり、触れると指が赤茶に色づきます。
カランの真水で洗い流してもなかなか落ちず、タオルや下着が赤茶に染まってしまうので要注意。
(この沈殿物をつかって”天狗焼”というやきものがつくられているそうです。)

赤味の強烈さは関東周辺では秋山郷の小赤沢温泉 「楽養館」と双璧かと思います。
強烈な色味から「非常に濃い温泉」と書いている情報もけっこうありますが、小赤沢が高張性の塩気のつよいお湯なのに対して、こちらは重炭酸土類(Ca-HCO3)系・総計500mg/kg程度の非塩類泉で、さほど成分の濃いお湯ではありません。
それでも、金気に重炭酸土類が加わって成分濃度以上のフックのあるお湯になっています。

知名度はさほど高くはないものの、個性の強いお湯なので温泉好きは寄り道しても損はないと思います。

〔 源泉名:天狗温泉 〕
単純鉄冷鉱泉(Ca-HCO3型) 9.0℃、pH=5.8、湧出量不明、溶存物質:521.7mg/kg、成分総計=1317.3
Na^+=12.8mg/kg (10.35mval%)、Mg^2+=12.1 (18.48)、Ca^2+=39.1 (36.04)、Fe^2+=50.6 (33.46)、Cl^-=7.8 (4.43)、HCO_3^-=287.4 (94.77)、陽イオン計=117.7 (5.41mval)、陰イオン計=295.9 (4.97mval)、メタけい酸=101.1、メタほう酸=7.0、遊離炭酸=795.5、硫化水素=0.1 <H7.8.4分析>

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:あり

〔 HP掲載 〕
天狗温泉の湯は、手にすくっても赤いほど。
豊富に含まれた鉄鉱成分が、空気に触れて酸化するとこのような赤褐色の湯となります。
体の芯からポカポカなるのが特徴的で、なかなか湯冷めしません。
鉄鉱質の含有量が多いため、かなり付着します。
それを利用して、陶器を作っているほどです。

○ 元レポは「みしゅらん掲示板 特集クチコミ情報」でもご紹介いただいています。

■ブランドグルメ
〔 富士屋醸造の信州味噌 〕
小諸市内にある信州味噌の有名店。
国産大豆・国産米100%使用にこだわった信州味噌が製造・販売されています。
甘口みそ、中辛みそ、低塩特製甘口みそ、熟成二年みそなどがあり、信州らしいそばの実を使用したそばみそも販売されています。

〔 2011/10/02内容補強のうえUP (2003/11/10レポ (2003/11入湯)) 〕


E138.28.54.578N36.22.38.589
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■ あそう温泉 「白帆の湯」 〔 Pick Up温泉 〕



あそう温泉 「白帆の湯」
住 所 :茨城県行方市麻生421-3 (旧 行方郡麻生町)
電 話 :0299-80-6622
時 間 :10:00~21:00 22:00まで延長になるという情報あり / 水休
料 金 :500円(17時~ 500円)
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (じゃらん観光ガイド)
紹介ページ (茨城県観光物産協会)
紹介ページ (行方市商工会)

茨城・鹿行エリア、霞ヶ浦、北浦周辺のお湯のひとつ
ながらく”温泉不毛の地”といわれたこのエリアも温泉開発がすすみ、ここも源泉掘削してつくられたセンター系施設です。
場所は霞ヶ浦の東岸、行方市役所麻生庁舎にも近いですが、公共交通機関ではなかなか行きにくいところです。

不定期ながら(株)ラクスマリーナ(旧 水郷汽船)がホワイトアイリス号をつかった、「白帆の湯」&霞ヶ浦クルーズを企画することがあり、これは土浦から運行されるので、開催日にあわせ遊覧かたがた入浴するのも面白いかも。


【写真 上(左)】 サイン
【写真 下(右)】 エントランス

芦が生い茂る霞ヶ浦東岸の脇にコンクリ造の無骨な建物。
でも館内は公共系らしくよくメンテされてきれいです。

料金700円はセンター系としてはやや高めですが、このエリアではやむなしか?
3階の浴場は左が「富士の湯」、右手が「筑波の湯」で、この日の男湯は「筑波の湯」、浴場は第1・3水曜日ごとの男女交替制です。
脱衣所・浴室ともにさして広くはないですが、浴場は窓が広いので圧迫感はありません。


【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 薬湯

浴場左手の扉の外にある露天は軒下タイプ。これもこぢんまりとした造りながら風はよく通ります。
なんといっても白眉は、霞ヶ浦を見渡す展望でしょう。
筑波山も望めるらしいですが、この日はうす曇りではっきりとは見えませんでした。
西向きで霞ヶ浦のむこうに筑波を望む構図なので、冬場の夕暮れなど、さぞや絶景かと・・・。


【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 霞ヶ浦のながめ


内湯ゾーンに手前からサウナ、薬湯槽、水風呂と窓側に内湯(赤みかげ石枠タイル敷10人以上、寝湯×2付)。
露天ゾーンにみかげ石枠タイル貼3-4人の露天。

水風呂は18℃くらいの入りごろで、白い浮遊物ととろみがあり、井水か源泉では?
ここはカルキを感じずすこぶる入りごこちがいいのですが、小ぶりなうえにけっこう人気があるので落ちついて入れなかったのは残念。

カラン14、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
土曜16時で7~10人程度。

内湯は石の湯口から投入し、底面吸湯でオーバーフローはほとんどなし。槽内注入はよくわかりませんでした。

露天はみかげ石の湯口からの投入でかなりのオーバーフロー+底面吸湯。
カルキは露天のほうがつよめでしたが、お湯の鮮度じたいは露天のほうがよかったと思います。


【写真 上(左)】 露天の浴槽
【写真 下(右)】 湯口&湯色

お湯は内湯で適温~ややぬる、露天はやや熱。
うすく茶色がかってうす茶の浮遊物を浮かべるお湯は、湯口でよわい苦味と土っぽい臭い。
湯面はカルキ臭がありましたが、湯口では感じられなかったので、薬剤を注入しているのかもしれません。(薬湯のみ湯口でよわいカルキ臭あり)
浴槽まわりが鉄分で赤茶に変色しているので鉄分の味臭があるかと思いましたが、これは感じませんでした。

肌に引っかかる感じの湯ざわりで、つよめのあたたまり感。
メタけい酸の規定泉のわりにはフックのある浴感で、これはMg・Na・Ca-SO4・HCO3型(含土類-正苦味泉系)という通ごのみの源泉スペックが効いているためか。
湯色はモール泉系ながら複雑なニュアンスのお湯です。

場所柄、重曹ベースのヌルすべモール泉を想定していましたが、アニオンの主成分が硫酸塩、さらに湧出量390L/minとはおそれいりました。
メタけい規定泉という先入観とカルキ臭で、ぞんざいに入ると評価が低くなりそうですが、なかなかどうして本質はおくのふかいお湯とみました。

〔 源泉名:不明(分析書未記載) 〕
低張性-中性-冷鉱泉(掲示分析書記載/筆者註:規定泉(メタけい酸(Mg・Na・Ca-SO4・HCO3型)) 16.4℃、pH=6.6、390L/min掘削揚湯、成分総計=0.776g/kg
Na^+=78.4mg/kg (35.62mval%)、Mg^2+=43.2 (36.86)、Ca^2+=43.3 (22.43)、総鉄イオン=0.7、Cl^-=38.0 (11.10)、SO_4^2-=285.5 (61.62)、HCO_3^-=160.5 (27.28)、陽イオン計=183.8 (9.63mval)、陰イオン計=484.0 (9.64mval)、メタけい酸=80.7、メタほう酸=0.2、遊離炭酸=27.5 <H14.6.21分析>

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:あり
※ 放流・循環併用式
浴槽給湯口から流れ出るお湯は新しいお湯です。
循環利用は浴槽内のみで、溢れたお湯の循環利用は行っておりません。

■ブランドグルメ
〔 行方(麻生)のべにまさり 〕
茨城県は全国有数のかんしょ(さつまいも)の産地で、なかでも旧麻生町はかんしょ栽培の盛んなところとして知られてきました。
栽培品種は人気の「ベニアズマ」(紅こがね)、紫いも「パープルスイートロード」、在来種の「紅赤」などですが、注目株は平成14年にJAなめがたが全国に先駆けて導入し、全国有数の産地になっている「べにまさり」。
比較的栽培難しいとされているこの品種をいちはやく定着させてしまうところは、さすがにかんしょの名産地。
県外に出回るのはまれなので食べたことはないですが、上品な甘さとしっとりとした食感を兼ね備えている品種とのこと。
茨城県農業総合センターのHPには「『べにまさり』の焼き芋を1度食べると熱烈なファンになる人が多い」とあるので、やはりよっぽど美味しいのでしょう。
(「茨城県農業総合センター」HPなどを参考。)

〔 2011/10/01UP (2009/05入湯) 〕


E140.28.41.835N35.59.2.582
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