goo

■ 曽呂宮下温泉 「こがね荘」 〔 Pick Up温泉 〕



<曽呂宮下温泉 「こがね荘」>
(千葉県鴨川市宮271、10:30~16:00(要時間確認)、800円、0470-92-9402)
紹介ページ (南房総データベース)
紹介ページ (MAPPLE観光ガイド)

南房総エリアにある多くの自家源泉施設のひとつ。
太海から富山に向かう県道89鴨川富山泉からちょっと入ったところにある湯宿が小帰り対応するもの。

民宿然とした外観。
以前いちど日帰りトライしたことがありますが、先代のご主人らしき人にあっさり断られリベンジ。
TELでは埒があきそうにないので、今回も直接攻撃(笑)
今回でてきたのは女将さんで、予想外に対応がよくあっさりOK。


【写真 上(左)】 脱衣所
【写真 下(右)】 ステンドグラス

ややくらめの浴室に、3-4人くらいの石枠青タイル貼の浴槽。
女湯との境がステンドグラスになっていて、独特の雰囲気があります。
カラン3、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。
平日12時で男女湯とも独占。


【写真 上(左)】 男湯
【写真 下(右)】 女湯

信楽焼のたぬきが乗ったみかげ石の湯口から循環湯を投入(「循環湯」との掲示あり)し、底面吸湯でーバーフローなしの循環仕様。
べつに温冷混合栓のカランがあって、これは温冷どちらも源泉だと思います。


【写真 上(左)】 男湯の浴槽
【写真 下(右)】 湯口

ほぼ適温のお湯は、透明度60~70cmほどの紅茶色の黒湯系。
重曹味に湯口でモール臭+アンモニア臭+僅微イオウ臭、湯面で有機肥料臭。
総硫黄は3.033mg/kgですが、さほど強いイオウ気は感じられませんでした。
なお、総硫黄=3.033mg/kgだとすると硫黄泉(含硫黄)の泉質がつくはずですが、分析書の泉質名には表記されていませんでした。


【写真 上(左)】 源泉カラン
【写真 下(右)】 湯口&湯色

循環ながら源泉カランもあるし、黒湯らしいツルすべととろみが明瞭な入りごたえのあるお湯なので、温泉好きならば立ち寄る価値があるのでは・・・。

含重曹食塩泉(Na-塩化物・炭酸水素塩泉) 11℃、pH・湧出量不明、成分総計=2.394g/kg、Na^+=725.0mg/kg (95.26mval%)、Fe^2+=0.234、Cl^-=721.4 (61.48)、HS^-=3.016、SO_4^2-=8.806、HCO_3^-=749.9 (37.13)、陽イオン計=733.3 (33.10mval)、陰イオン計=1496.5 (33.10mval)、メタけい酸=63.62、腐植質=98.50、硫化水素=0.017 <S43.3.12分析> (源泉名:曽呂宮下温泉)

<温泉利用掲示> 加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:あり 塩素系薬剤使用:あり

■ブランドグルメ
〔 長狭米 〕
千葉県は、じつは全国有数の一等米の産地です。
なかでも南房総、加茂川水系沿いの長狭地方は、蛇紋岩系の土質に恵まれ、質のよい「長狭米」(ながさまい)の産地として知られています。
わけても、主基(すき)地区産の「長狭米」は、明治時代に天皇家の儀式「大嘗祭」に使用する米の栽培地(「主基御斎田」)として選定されたほどの由緒があります。
また、大山地区の大山千枚田は農林水産省の棚田百選に認定されています。
((有)北村商店(鴨川市)のHPなどを参考)

〔 2010/01/06 (2007/12入湯) 〕


E140.4.45.869N35.5.5.985
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ■ 塩原(畑下... ■ 玉造温泉 「... »