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関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ この国の行く末

仕事でマーケット資料をまとめ中、現在の人口ピラミッドを目の当たりにしてあらためて愕然としました。
団塊ジュニアとロスジェネ世代が団塊の世代と同じように子供をつくっていれば、図の赤い三角のようにZ世代にボリュームが出ていたはずです。
そうなると、団塊ジュニアとロスジェネ世代を支える層が彼らの下の世代に存在したことになります。
ところが現実には、この層にほとんどボリュームは感じられません。
ボリューム層であるロスジェネ世代が子供をつくらなかった背景はいろいろあるかと思いますが、やはり経済的に不安定な非正規雇用のもとでは、子供はつくりにくかった(つくれなかった)ということはあるかと・・・。
いまとなっては詮ないことですが、1990年代(以降)にもう少し人々にやさしい政策がとられていれば、いまとはまったく違った日本の姿があったのかもしれません。
厚労省資料、政府白書などをみると、
江戸時代の日本の人口は3千万程度。
幕末で4千万、明治から急伸し第2次世界大戦終結時で7千2百万人。
戦後さらに伸び1967年で1億人を突破。
2008年の1億2,808万人をピークに減少に転じ、2040年頃には1億人を切り、2050年には9千7百万人、2060年には6千4百万人~3千5百万人。
2050年代に終戦時の人口7千万人、低めに推移すれば2060年には江戸時代の人口に戻る可能性を示唆する人口推計がなされています。
人口を減らす政策はある意味簡単かもしれませんが、いったん減少トレンドに入ったものを増やすとなると並大抵ではありません。
江戸時代と同じ人口でも、人々が幸せに暮らせる社会。
そういう価値観の転換が求められていくのかもしれません。
関連する内容なので、くっつけてみました。↓
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2025-02-07 UP
NHK NEWS WEB 2025年2月7日 20時00分配信
見出し:家計調査 前年比実質1.1%減 物価高で食料など節約傾向
(記事より)
・家計の消費支出に占める食費の割合を示す「エンゲル係数」は28.3%と、比較可能な2000年以降で最も高くなり
・(牛肉・豚肉から)割安感のある鶏肉にシフト
・(野菜など)高値となっている品目で購入を控える動き
・米は5キロ入りの商品の平均の価格は前の年のおよそ2倍に上昇
・買い物に使う予算が限られている中で、米が大きな割合を占めているので、日持ちする商品などは買うのを後回しに
これって食生活変わるよね。
でもって、これでもいいとなりゃ、なかなかもとには戻らないかも。
そしてグルメ王国・日本を支えるのは、もはや超富裕層&インバウンドだけという・・・。
いったい日本はどこに向かっているのでしょう・・・。
■ 【風が吹けば 桶屋が儲かる】 ≪読み聞かせ≫
米国には「バタフライ・エフェクト」というカオス理論もありますね。
・ブラジルで飛ぶ蝶の小さなはばたきが、めぐりめぐって影響し、米国でタイフーン(あるいはテキサスで竜巻)が起きる。
だからどんなにムダな消費に思えても、お金を使うことはめぐりめぐってなにがしかの景気浮揚に役立つということかと。
(節約はその逆。)
でも、日本人は「節約の快感」「コスパ」や「合理的なカネの使い方」に慣れてしまったから、ここからの景気浮揚のむずかしさはハンパじゃないと思う。
一方、現下の米国の超物価高は積極財政の行きすぎ(=マネーのバラマキすぎ)という説もあり、これにはそれなりの納得力があるのかもしれない。
経済の舵取りは本当にむずかしい。
【日本が“財政破綻”をしない理由】なぜこの国は積極財政に踏み切れないのか?|プライマリーバランス黒字化は本当に“正しい”のか|貨幣の起源を探る|財務省と財政均衡理論の関係【中野剛志】
本当に頭のいい人のハナシはわかりやすい。
こういうキレッキレの人物が経産省にいても、いかんともしがたい?
でも、こういう人が国家の中枢?にいることは、光明でもあるのかもしれず・・・。
■ 松田聖子 制服(1982年)
■ 吉澤嘉代子 - 氷菓子(2023年)
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