akubiののほほん日記

のほほんとした日常の一コマを綴っています。

入院8日目 夜

2007年07月20日 09時45分26秒 | 入院~手術してから
7月4日

この日の夕食は、選択メニュー。
とにかく見た瞬間、「牛丼だ!」と思ってしまったので、
もう1つのメニューは、全く記憶がない。

牛丼だ~と、さんと2人、
看護助手さんが、運んできて入れるのを、
今か今かとワクワクして待つ。

牛丼とお味噌汁とお漬け物
う~~ん、牛丼セットじゃん。
少々薄味だけど、おいしく頂く。

当然のことながら、食べ終わっても、
まだ配膳車は、戻ってきていなかった。
もっとゆっくり食べなければ・・・

病棟にいる医事課の人が、
「これが入院費の概算金額です。」と言って、
明細を持ってきてくれる。
退院の時、家族にお金を持ってきてもらうケースがあるからかもしれない。
私は、一応病院内にあるATM機の銀行の口座にお金を入れていたが、
ポイントもつくので、クレジットカードで支払うつもりだったため、
いくらかかるか?って事を心配していなかった。
概算金額を教えてもらって、なるほど~って、思った。
ちなみに私の場合、入院・手術費は概算で約14万円だった。

正式な金額は、明日退院前検診を受けないと、わからないので、
請求書の発行は、10時半ごろになると言う。

本当に、ダンナが来るのかな?と確認の電話を入れると、
「もう少ししたら、家を出る。」との事。
病室で待っていても、息子は入ってこないかも知れないので、
時間を見計らって、エレベーターホールで待つことにした。

7時頃、ダンナ・息子・母が、やって来た。
とりあえず、ディルームへ入る。
息子は落ち着かないのか、病棟内を散策。
「トイレ」というので、案内する。
なんせ、この階は女性患者のみなので、
メインであるのは、女子トイレ。
男子トイレは、東病棟の端まで行ったところにある職員用トイレのみ。
そこまで息子を連れて行く。
トイレ近くにある窓からは、電車が見えるので、
しばらくそこで過ごした。

そもそも入院前、息子には、
「10日までお母さんは病院でお泊まり」と、告げていたので、
きっとそのつもりでいたはずだ。
それを「明日おうちに帰るから」と言われたって、
「10日じゃなかったの?」と、混乱させてしまったかも知れない。

ディルームへ戻り、「荷物、持って帰ってくれる?」とダンナに聞く。
どうやら、彼もそのつもりで袋を用意してきてくれていた。
病室に戻ろうとすると、息子もついてくる。
あら、めずらしい・・・

同じ部屋の人たちに、「息子で~す。」と紹介する。
一応息子とわんこの写真は、見てもらっていたが、
実物は、初めてである。
息子は無言で私のベッドまで行くので、
「こんばんは、でしょ?」と言うと、
ボソッと「こんばんは」と言い、ベッドの上に寝転がっていた。

その姿を見て、さんは、
「お母さんと離れていて、我慢していたんだね。」とおっしゃった。
そうかも知れない・・・

その間、私はもう使わないバスタオル・タオル・下着・腹帯・洗面器など、
かさばるものを、袋につめていく。
かなり荷物が減った。
これなら楽勝で、残りの荷物をカバンにつめられるだろう。

明日も学校があるので、あまり遅くなってはいけない。
8時少し前に、ダンナ達は帰って行った。
動けるようになったので、1階まで降りて見送ることにする。
1階に下りると、ちょうど事務の人たちが仕事を終えるところだった。
こんな遅くまで仕事をしていたんだねぇ。
もっと病院内をウロウロしていたら、もっといろいろな事がわかったんだ・・・
と、この時後悔し、損をしたような気分だった。












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