今回の三連休は、未乗区間として残っている十国峠と天橋立のケーブルカーか嵐山のトロッコ(嵯峨野観光)のどれかに乗ろうと考えていた。
鉄軌道の完乗は、晴天で見晴らしのよさそうな日に十国峠のケーブルカーに乗って・・・と思っていたが、十国峠のケーブルカーの時刻表を調べていると、ケーブルカーの車体がライオンズカラーであることが判明。
・・・ここで鉄軌道完乗とすると、埼玉県みたいな気分になりかねない。
ということで、十国峠のケーブルカーは先に乗ることにし、三連休中に行くことにした。
金曜日は清水に泊まることにしたが、東海道線が減便となっているため、静岡から清水までは静鉄に乗車。
新静岡21時ちょうどの電車に乗ったが、静鉄はちょこちょこ乗り降りがあり、1両目は草薙まで15~16人ほどの立客が見られた。
清水では東海道線清水駅の江尻口(西側)にあるホテルクエストというホテルに泊まったが、細かいところに気遣いが行き届いている快適なホテルだった。
11日の土曜日は、東海道線で興津まで行き、由比まで歩いてから十国峠のケーブルカーに行く予定とした。
駅のホームに向かう途中、こんなカンバンが。
清水はやはりまるちゃんの町である(笑)
興津に着くと、続々と代行バスから東海道線に乗り換える客があり、ローカル区間とは言え、流動の多さが伺えた。
興津川の近くには上下線の上に工事用車両が待機していた(自動車ナンバーは墨塗りしました)。
土砂崩れの区間を見ながら由比に向かったが、土砂崩れの場所は竹林だったのだろうか。倒れた竹が見られた。
よく見てみると、斜面から大きな岩が顔を出していた。
ここの斜面の持主は誰なのかわからないが、旅客流動は多いし、貨物の大動脈だし、なかなか大変である。
さて、由比駅にむかって歩いていくと、やがて旧街道に入り、時々、東海道を下るハイカーとすれ違った。
富士山に、伊豆が見渡せる風光明媚な区間は、いまも昔も変わらず。
静岡や愛媛ではよく見かけるモノレールはともかく・・・
見事な再利用。
由比駅前の見晴旅館(旅館の電話番号は墨塗りしました)は宿場町の名残か。
今回は、サクラエビを食べ損ねたので、また今度。
由比から富士までの臨時電車は373系で、ちょっとお得な気分。
さてさて、十国峠に・・・と思ったものの、雲がかかってきたし、興津~由比を歩いて満足してしまったので、小田原からロマンスカーで帰宅することに。
60000系に乗るのはたぶん初めてだが、町田までの間、昼食をとってゆっくり過ごせた。
で・・・気分が変わって、高尾山口まで行って帰宅。