中央線の起点かつターミナルである清涼里から10時30分発安東行きムグンファで堤川へ向かう。この列車は日本で言えば特急列車に相当するが、154.9kmを2時間半かけて走る。
地図で見ると中央線は京釜線と並ぶ2大幹線のようだが、だいぶ格差がある。
速度は日本の特急に比べればさほど遅いというほどではないが、中央電鉄線の終点の菊秀(清涼里から約42km)を過ぎると単線で交換待ちがあるため、非常に時間がかかる。
景色は菊秀を過ぎると、深い谷間を見下ろす区間が続き、あたかも日本の中央東線の相模湖からの桂川沿いを思わせる。すれ違う貨物列車はタンク車ばかりというのも中央東線に近いものを感じる。
しかし、こちらの中央線は断続的に現在の路線に並行して付け替え路線の建設が進められ、高規格化が進められている。細かいことは長くなるので省略。
さて、この日のメインテーマは旌善線乗車である。この線は、韓国の岩泉線とも言われる盲腸線で、一日2往復しかない超ローカル線である。
旌善線は太白線の甑山から分岐し、アウラジに至る延長38.7kmの路線だが、2往復とも中央線の堤川発着である。
堤川から14時05分発のアウラジ行き1653列車に乗車する。
先頭からディーゼル機関車(7564)、電源車(99390)、そして客車2両(12328、12460)という、おもちゃのような編成である。日曜日であるため、多少観光客らしき家族連れやグループも乗車していたが、ゆったり座れる程度の乗車率であった。
アウラジ行きは甑山までは太白線を走行するが、この路線の貨物もタンク車が多い。
15時30分、甑山に到着すると「Rail Cruise」という展望の良さそうなジョイフルトレインが止まっていた。
いよいよ旌善線に入る。
ひとつめの駅は山間部の小さな駅だが、11~12階建ての高層住宅らしきものが3棟、6~7階建てが1棟建設中であり、ざっと400戸程度になるはずだが、いったい誰が住むのか理解に苦しむ。
しかし、これを除けば期待通りのローカル線で、特に絶景はないものののんびりとした雰囲気満点である。
ちょっとした観光の拠点である旌善駅で半数程度が下車した。ホテルも見られた。
清流を横目に、終点アウラジに向かう。
16時24分、8分遅れで終点アウラジ到着。
さて、ここからのみどころは機回しであり、誰もいないホームで観察。
まず、機関車を切り離し。
機関車は引上げ線へ。かつてもう一駅先まで運行されていたためレールはその先まで伸びているが、車止めが置かれている。
ホームで休憩中の客車たち。
機関車は側線へ。
ホームを通過していく。
そして、戻ってきた。38Km600mキロポストの脇を通過していく。
再び連結。
アウラジ駅はローカル線らしい素朴な駅舎だった。無人駅である。
しかし、すぐそばに、客車2両に魚をかぶせた奇妙なレストランがある。
レストランといってもハンバーガーと麺類程度しかない、少々がっかりな施設。しかも麺類のメニューをよく見ると「さぬきうどん」だった。
韓国では「さぬきうどん」は好評なのか、ソウル駅にもさぬきうどんのお店があり、韓国人の行楽客には喜ばれるメニューなのかもしれない。
しかし、ここで食事を逃すとソウルまで食事の調達ができない可能性があるので、やむなくチーズバーガーセットを注文した。
昔は、といっても数年前までは列車が運行されていたレール。
いまは、観光客向けに、ゴーカートのような足こぎ自転車で一駅先まで行けるようになっている。料金表らしき案内に16000、28000という数字があったので、2000~3000円で乗れるようだ。
ただし、季節営業なのか、店員も客も見当たらなかった。
気になるのは、途中ですれ違えないはずなのに、どうやって交換するのか・・・。
17時30分発の堤川行きでアウラジを後にした。
地図で見ると中央線は京釜線と並ぶ2大幹線のようだが、だいぶ格差がある。
速度は日本の特急に比べればさほど遅いというほどではないが、中央電鉄線の終点の菊秀(清涼里から約42km)を過ぎると単線で交換待ちがあるため、非常に時間がかかる。
景色は菊秀を過ぎると、深い谷間を見下ろす区間が続き、あたかも日本の中央東線の相模湖からの桂川沿いを思わせる。すれ違う貨物列車はタンク車ばかりというのも中央東線に近いものを感じる。
しかし、こちらの中央線は断続的に現在の路線に並行して付け替え路線の建設が進められ、高規格化が進められている。細かいことは長くなるので省略。
さて、この日のメインテーマは旌善線乗車である。この線は、韓国の岩泉線とも言われる盲腸線で、一日2往復しかない超ローカル線である。
旌善線は太白線の甑山から分岐し、アウラジに至る延長38.7kmの路線だが、2往復とも中央線の堤川発着である。
堤川から14時05分発のアウラジ行き1653列車に乗車する。
先頭からディーゼル機関車(7564)、電源車(99390)、そして客車2両(12328、12460)という、おもちゃのような編成である。日曜日であるため、多少観光客らしき家族連れやグループも乗車していたが、ゆったり座れる程度の乗車率であった。
アウラジ行きは甑山までは太白線を走行するが、この路線の貨物もタンク車が多い。
15時30分、甑山に到着すると「Rail Cruise」という展望の良さそうなジョイフルトレインが止まっていた。
いよいよ旌善線に入る。
ひとつめの駅は山間部の小さな駅だが、11~12階建ての高層住宅らしきものが3棟、6~7階建てが1棟建設中であり、ざっと400戸程度になるはずだが、いったい誰が住むのか理解に苦しむ。
しかし、これを除けば期待通りのローカル線で、特に絶景はないものののんびりとした雰囲気満点である。
ちょっとした観光の拠点である旌善駅で半数程度が下車した。ホテルも見られた。
清流を横目に、終点アウラジに向かう。
16時24分、8分遅れで終点アウラジ到着。
さて、ここからのみどころは機回しであり、誰もいないホームで観察。
まず、機関車を切り離し。
機関車は引上げ線へ。かつてもう一駅先まで運行されていたためレールはその先まで伸びているが、車止めが置かれている。
ホームで休憩中の客車たち。
機関車は側線へ。
ホームを通過していく。
そして、戻ってきた。38Km600mキロポストの脇を通過していく。
再び連結。
アウラジ駅はローカル線らしい素朴な駅舎だった。無人駅である。
しかし、すぐそばに、客車2両に魚をかぶせた奇妙なレストランがある。
レストランといってもハンバーガーと麺類程度しかない、少々がっかりな施設。しかも麺類のメニューをよく見ると「さぬきうどん」だった。
韓国では「さぬきうどん」は好評なのか、ソウル駅にもさぬきうどんのお店があり、韓国人の行楽客には喜ばれるメニューなのかもしれない。
しかし、ここで食事を逃すとソウルまで食事の調達ができない可能性があるので、やむなくチーズバーガーセットを注文した。
昔は、といっても数年前までは列車が運行されていたレール。
いまは、観光客向けに、ゴーカートのような足こぎ自転車で一駅先まで行けるようになっている。料金表らしき案内に16000、28000という数字があったので、2000~3000円で乗れるようだ。
ただし、季節営業なのか、店員も客も見当たらなかった。
気になるのは、途中ですれ違えないはずなのに、どうやって交換するのか・・・。
17時30分発の堤川行きでアウラジを後にした。