先週、トーゴのロメ空港からパリ行きに搭乗。
このロメ空港の職員の汚職度は呆れたものだった。
(1)空港入口にて
「コーヒー代くれ」
(2)手荷物検査の後、チケットカウンターまでの間の通路
カモ狙いの係員「あちらで荷物の確認を受けてください」
荷物確認係「(IDカードを見せつつ)私はポリスだ」
「鞄を確認するので開けてください」
カギを開けようとしたら「開けなくていい」
「セファかドルを持っているか」
「フォー、ミー」(金をくれ)
(3)出国審査通過後(売店の前に意味もなくチェックするところがある)
「(IDカードを見せつつ)私はポリスだ」
「この店で土産を買わないか」
(4)手荷物検査
「(IDカードを見せつつ)私はポリスだ」
「ゴッファをくれ」
※私は知らない単語だが、寄付のような意味と思われる。
とぼけ続けたところ「ギフトをくれ」
「ポケットに入っているものを出せ」
「鞄をチェックする」・・・要は財布探し
見つけた財布を奪い取ったところ「いまのお金(財布)でしょ」
こちらが抵抗を続けたところ、本音が出て「マネーはないか、わたしにプレゼントは」と。
「金は持ってない」「ゴッファなんてしらねぇ」と繰り返したが、5分ほど足止めを喰らった。
相手するのに飽きてきたので、表情を険しくして、日本語でキレてみたところ、パスポート&搭乗券が返却された。
空港を利用する前に、毅然とした態度で、カネは渡さぬようにと言われていたが、ここまでしつこいとは思わなかった。
肝心な手荷物検査はおろそかで、こんな国から出国する飛行機に乗るのはそれなりに覚悟をしなければならない。