あの手塚治虫が自らのライフワークと宣言した、最高傑作と言って差し支えない『火の鳥』が、今年(去年?)で70周年を迎えたんだそうだが、世間ではあまり盛り上がってない気もするし、私自身も国内情勢が不安定過ぎて盛り上がる心のゆとりもなくて。
そんな折、今月から六本木ヒルズ森タワー52階で、手塚治虫「火の鳥」展が開催されると聞いた時も、「また?!」ってな感じだった。
2年前もこの同じ場所で「ブラック・ジャック」展が開催され、そん時は吉祥寺の『キチムシ』と兼ねて馳せ参じたが、会場限定のグッズもなかなか豪勢でちょっとしたアトラクションも魅力的だったので行った価値はあったなと思ったが、今回はグッズもショボくて、作品は大好きなんだけど、わざわざ行きたいという気分にはなれなかった。
しかし、DEATHのトリビュートバンドLeft To Dieのライブが観たくて急遽東京に行くことになったので、まぁせっかく東京に来たんだからということで、またしても六本木まで赴いてしまったのでした。

六本木ヒルズ森タワーのロビーでチケットを購入しようとすると、そこの受付嬢に「古代エジプト展ですか?」と勝手に決めつけられて「はぁ?」となった。
52階に辿り着くと、火の鳥展の横で開催されていた古代エジプト展は、なるほど長蛇の列ができており大盛況だった。

一方火の鳥展はというと・・・閑散としとったなぁ~
まぁ開催して1週間ちょいくらいだったし、平日の真っ昼間だったしねぇ。
こんなもんかもしれん。
ビュー的に夜に行った方がよかったのはわかってたけど、夜はライブなので仕方なかった。

床には火の鳥の各編のコマの数々を散りばめ、数台の液晶パネルを立ててそこにもコマを映し出すという、発想力のカケラもない施し。
等身大のロビタを徘徊させるとか、AIを駆使した輪廻転生前世占いマシーンとか、もっとそういった創意工夫が出来なかったのかと。

とにかく全くと言っていいほどコスモゾーンを感じれなかった。
こんなんやったら外の景色見てる方がマシですわ。

さっさと原画展ブースへと赴く。
各編の原画はさすがに見応えあった。
やっぱ印刷されたマンガ本で見るのとでは迫力が違う。
ミュージアムショップも一応物色。
事前ネット情報で見た限りでは、購買意欲をそそられるものはあまり見受けられなかった。
なんせ鳥ばっかりやもん。

鳥の生首の詰め合わせ?こえェ・・・

ナニコレ?食べ物?食べたら永遠の命を授かるとか?

『火の鳥』の魅力ってのは、狂言回し役の火の鳥ではなく、各編ごとの登場人物、例えば我王、ロビタ、犬神宿禰、コム、八百比丘尼、チヒロ、直立ナメクジ種族等にあるんだって何回言ったらわかるのか?

今回は2点だけ購入。
火の鳥展サクマ式ドロップス。

今回の火の鳥展、この展覧会の正式名称が『手塚治虫「火の鳥」展-火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴-』っていう、フィオナ・アップルのアルバムばりに長くてワケわからん自己主張の激しいタイトルだったりします。
実はこの展覧会、福岡伸一氏というエラい肩書を持つ生物学者さんが総合プロデュースした企画。
原画ブースにも、福岡氏の「火の鳥」の各編ごとの考察がパネル上に書き連ねてあったが、ネット上でこの福岡氏著の『火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴 生命論で読み解く、手塚治虫『火の鳥』』という、これまたタイトルの段階で自己主張剥き出しの公式本が会場で売られているのを事前に知っていたので、これは興味深くて購入することは決めていた。

100ページくらいの読み物で一気に読んだが、その内容はタイトルの主張をクドいくらい繰り返し力説したもので、まぁ説得力はあるんだけど、真面目クサくて読んでてちょっと退屈な内容だったかな。
本展覧会に自身のオリジナル火の鳥の図を提供した画家の横尾忠則氏との対談の他、手塚治虫が生前対談の中で、死ぬ間際に描いてみせると明言していたが果たせなかった「火の鳥」の結末の最後の一コマを、福岡氏自身が描いた推定図など、興味深い箇所はけっこうありました。
その最後の一コマのヒントは、1971年にスピンオフで描かれた6ページからなる「休憩 またはなぜ門や柿の木の記憶が宇宙エネルギーの進化と関係あるか」にあるって論説はおもしろかった。
別巻で軽く読み流した小編だったけど、福岡氏の解説を読んで再読してしまった。
今回の展覧会の火の鳥図は、実はこの「休憩」の1コマだったりします。

まぁこのことに関しては、また心のゆとりができて、やる気になったらブログに書こうかと思います。
そんな折、今月から六本木ヒルズ森タワー52階で、手塚治虫「火の鳥」展が開催されると聞いた時も、「また?!」ってな感じだった。
2年前もこの同じ場所で「ブラック・ジャック」展が開催され、そん時は吉祥寺の『キチムシ』と兼ねて馳せ参じたが、会場限定のグッズもなかなか豪勢でちょっとしたアトラクションも魅力的だったので行った価値はあったなと思ったが、今回はグッズもショボくて、作品は大好きなんだけど、わざわざ行きたいという気分にはなれなかった。
しかし、DEATHのトリビュートバンドLeft To Dieのライブが観たくて急遽東京に行くことになったので、まぁせっかく東京に来たんだからということで、またしても六本木まで赴いてしまったのでした。

六本木ヒルズ森タワーのロビーでチケットを購入しようとすると、そこの受付嬢に「古代エジプト展ですか?」と勝手に決めつけられて「はぁ?」となった。
52階に辿り着くと、火の鳥展の横で開催されていた古代エジプト展は、なるほど長蛇の列ができており大盛況だった。

一方火の鳥展はというと・・・閑散としとったなぁ~
まぁ開催して1週間ちょいくらいだったし、平日の真っ昼間だったしねぇ。
こんなもんかもしれん。
ビュー的に夜に行った方がよかったのはわかってたけど、夜はライブなので仕方なかった。

床には火の鳥の各編のコマの数々を散りばめ、数台の液晶パネルを立ててそこにもコマを映し出すという、発想力のカケラもない施し。
等身大のロビタを徘徊させるとか、AIを駆使した輪廻転生前世占いマシーンとか、もっとそういった創意工夫が出来なかったのかと。

とにかく全くと言っていいほどコスモゾーンを感じれなかった。
こんなんやったら外の景色見てる方がマシですわ。

さっさと原画展ブースへと赴く。
各編の原画はさすがに見応えあった。
やっぱ印刷されたマンガ本で見るのとでは迫力が違う。
ミュージアムショップも一応物色。
事前ネット情報で見た限りでは、購買意欲をそそられるものはあまり見受けられなかった。
なんせ鳥ばっかりやもん。

鳥の生首の詰め合わせ?こえェ・・・

ナニコレ?食べ物?食べたら永遠の命を授かるとか?

『火の鳥』の魅力ってのは、狂言回し役の火の鳥ではなく、各編ごとの登場人物、例えば我王、ロビタ、犬神宿禰、コム、八百比丘尼、チヒロ、直立ナメクジ種族等にあるんだって何回言ったらわかるのか?

今回は2点だけ購入。
火の鳥展サクマ式ドロップス。

今回の火の鳥展、この展覧会の正式名称が『手塚治虫「火の鳥」展-火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴-』っていう、フィオナ・アップルのアルバムばりに長くてワケわからん自己主張の激しいタイトルだったりします。
実はこの展覧会、福岡伸一氏というエラい肩書を持つ生物学者さんが総合プロデュースした企画。
原画ブースにも、福岡氏の「火の鳥」の各編ごとの考察がパネル上に書き連ねてあったが、ネット上でこの福岡氏著の『火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴 生命論で読み解く、手塚治虫『火の鳥』』という、これまたタイトルの段階で自己主張剥き出しの公式本が会場で売られているのを事前に知っていたので、これは興味深くて購入することは決めていた。

100ページくらいの読み物で一気に読んだが、その内容はタイトルの主張をクドいくらい繰り返し力説したもので、まぁ説得力はあるんだけど、真面目クサくて読んでてちょっと退屈な内容だったかな。
本展覧会に自身のオリジナル火の鳥の図を提供した画家の横尾忠則氏との対談の他、手塚治虫が生前対談の中で、死ぬ間際に描いてみせると明言していたが果たせなかった「火の鳥」の結末の最後の一コマを、福岡氏自身が描いた推定図など、興味深い箇所はけっこうありました。
その最後の一コマのヒントは、1971年にスピンオフで描かれた6ページからなる「休憩 またはなぜ門や柿の木の記憶が宇宙エネルギーの進化と関係あるか」にあるって論説はおもしろかった。
別巻で軽く読み流した小編だったけど、福岡氏の解説を読んで再読してしまった。
今回の展覧会の火の鳥図は、実はこの「休憩」の1コマだったりします。

まぁこのことに関しては、また心のゆとりができて、やる気になったらブログに書こうかと思います。