この度、鳥山明先生の突然の訃報に全日本、いや、全世界がびっくらこいた!
享年68歳、あまりにも早すぎる・・・・・
まぁマンガとかアニメにはとうの昔に興味は無くしているし、べつに鳥山明マンガを収集していたワケでもない。
ただ、80年代初期に放送開始された『ドクタースランプアラレちゃん』のアニメは、日本で大センセーショナルを巻き起こし、小学校低学年だった私の心をもう鷲掴んではなさなかった。
おこずかい配給になってから、もちろんコミック本も全巻揃えてワクワクしながら読んでた。
Dr.スランプ連載前に、鳥山明が集英社に投稿した初期短編作や、特別企画作品などが収録されている『鳥山明〇作劇場』っつーのもまだ所持しててこれも好き。
少年ジャンプ読者評価でダントツのドベを記録したといわれるデビュー作『ワンダー・アイランド』とか、今読むと全然悪くない。新人だから読者も冷たかったのだろう。
Dr.スランプの元となったといわれる『ギャル刑事トマト』も秀逸(ペンギン村のキャラたちもすでに出演)。
ところで、『Dr.スランプ』は、今読み返したら昭和のバカバカしい稚拙な子供向けのギャグマンガである。
なのに、なぜいまだに捨てずに魅力を感じ続けられるのだろうか。
鳥山マンガの魅力ってのは、それはズバリ!驚異的な絵の巧さにあるかと思われる。
『Dr.スランプ』第一話の扉絵。最初にしてこのクオリティ。
そりゃあの時代、絵の巧い漫画家なんていくらでもいた。
劇画リアル志向の巧さでいうと、武論尊、北条司、寺沢武一辺りがその代表格かと。
ただ、鳥山明の描くマンガには、リアル志向な描写の中に、実にマンガらしい唯一無二のキャッチーさとポップさが溢れているのである。
そう、キャラクターはもちろん、車、バイク、家、山、看板、全てのものが丸みを帯びており、それが魔法がかったかわらいらしさを生み出している。
あの時代の子供はみんな、ペンギン村に住むのが夢だったはず!
とくに『Dr.スランプ』は表紙、トビラ絵が秀逸だったよなぁ、今みても十二分に楽しい。
プラモデラーたる作者の性だったんだろう、とにかく車、バイク、戦闘機、戦車等のメカニカルなディティールが神がかってた。
ミリタリー趣味全開だったもんな(特に第二次大戦期)。無邪気というか。
リアルとデフォルメの見事なバランス感覚!
今の時代においてもこれだけの独特で完璧なポップアート感の出せる漫画家はいないかと思われる。
週刊少年ジャンプで巻頭カラーやった時のトビラ絵の切り抜き。
『Dr.スランプ』では、ウルトラマン、ゴジラ、ガメラ、ガンダム、スーパーマンなど、あの時代正にセンセーショナルだったアイテムを無邪気に(無許可で!)マンガに取り込みまくっちゃってるところなんかも読んでて楽しかった。
しかし、よく怒られなかったよなぁ~
鳥山先生、スターウォーズも大好きだったんだろうなぁ・・・・
週刊少年ジャンプでの『Dr.スランプ』の連載が終了し、間髪入れずに始まったのが、『ドラゴンボール』。
この作品も思えば私がまだ小学生の頃に連載されたんだよなぁ、それが幾世代に渡って人気を博し続くことになる長寿マンガとなった。
とにかく世界中に熱狂的ドラゴンボールファンがいて、鳥山明の名はMANGA界ではワールドワイドに知らぬ者はいないくらいまでとなった。
もちろん私も連載が始まった当初は、コミック本発売するたびに狂喜乱舞して本屋にかけつけ購読したもんだ。
週刊少年ジャンプの付録のポスターももちろん部屋に貼ってましたよ。
ただ、程なくして中学時代に突入した私がドラゴンボールに見切りをつけるのに、そう時間はかからなかった(メタルにハマりそっちに忙しくなったってのもある)。
まぁもうこんなマンガの世界でしか通用しない設定の荒唐無稽な冒険活劇モノを楽しめる感覚は薄れていたし、トーナメント戦を何回もやるようじゃ、少年ジャンプ特有のマンネリ化のスパイラルにハマってしまってんなと(死んでもどうせまたドラゴンボール集めて生き返るんでしょ)。
第一作者本人が全然のってないなっていうのが初期の段階でヒシヒシと感じとれた。
Dr.スランプ時代のあの神がかった絵のタッチも徐々に劣化しはじめてきていたし。
もうあのシャッシャッシャーッとした画のタッチがダメだった。
思うにもう忙しすぎてほとんどアシスタント任せだったんではないかと。
そんな私の冷めた思いとは裏腹に、ドラゴンボールは益々不動の人気マンガに発展していくわけなんですけど。
鳥山明先生の訃報を受けて、どの報道番組でもトップニュースで大々的に報じられていたけど、やっぱ絶対的マンガとしてドラゴンボールがフィーチャーされてたな。
全世界で2億6千万部売り上げたから、まぁしゃーないんやけど。
わしらの世代でもドラゴンボール派が圧倒的だしね。
近年、そんな共感者皆無なDr.スランプ派の私を、小学生の頃のようにワクワクさせてくれたのが、スズキのハスラーとそのCM。
もちろん、このハスラーをデザインしたのは鳥山明先生ではない。
でもこのデザインって、ほんとペンギン村から抜け出してきたかのような、ちょっと他に類を見ないかわいらしさですよねー
いやいや、この車デザインした人は、絶対Dr.スランプの影響入ってるって!
このCMのセンスも最高だし、Dr.スランプってなんだかんだよくリバイバルされてんだよね。
私もこの車出た当時、スゲーー憧れてて、次の車にと考えてたんですよ。
でもちょっとサイズ小さいってのと、人気ありすぎるので、妥協してちょっと似ているスペーシアギアに現在乗っております。
毎日うほほい気分で田舎道をドライブしてます。
享年68歳、あまりにも早すぎる・・・・・
まぁマンガとかアニメにはとうの昔に興味は無くしているし、べつに鳥山明マンガを収集していたワケでもない。
ただ、80年代初期に放送開始された『ドクタースランプアラレちゃん』のアニメは、日本で大センセーショナルを巻き起こし、小学校低学年だった私の心をもう鷲掴んではなさなかった。
おこずかい配給になってから、もちろんコミック本も全巻揃えてワクワクしながら読んでた。
Dr.スランプ連載前に、鳥山明が集英社に投稿した初期短編作や、特別企画作品などが収録されている『鳥山明〇作劇場』っつーのもまだ所持しててこれも好き。
少年ジャンプ読者評価でダントツのドベを記録したといわれるデビュー作『ワンダー・アイランド』とか、今読むと全然悪くない。新人だから読者も冷たかったのだろう。
Dr.スランプの元となったといわれる『ギャル刑事トマト』も秀逸(ペンギン村のキャラたちもすでに出演)。
ところで、『Dr.スランプ』は、今読み返したら昭和のバカバカしい稚拙な子供向けのギャグマンガである。
なのに、なぜいまだに捨てずに魅力を感じ続けられるのだろうか。
鳥山マンガの魅力ってのは、それはズバリ!驚異的な絵の巧さにあるかと思われる。
『Dr.スランプ』第一話の扉絵。最初にしてこのクオリティ。
そりゃあの時代、絵の巧い漫画家なんていくらでもいた。
劇画リアル志向の巧さでいうと、武論尊、北条司、寺沢武一辺りがその代表格かと。
ただ、鳥山明の描くマンガには、リアル志向な描写の中に、実にマンガらしい唯一無二のキャッチーさとポップさが溢れているのである。
そう、キャラクターはもちろん、車、バイク、家、山、看板、全てのものが丸みを帯びており、それが魔法がかったかわらいらしさを生み出している。
あの時代の子供はみんな、ペンギン村に住むのが夢だったはず!
とくに『Dr.スランプ』は表紙、トビラ絵が秀逸だったよなぁ、今みても十二分に楽しい。
プラモデラーたる作者の性だったんだろう、とにかく車、バイク、戦闘機、戦車等のメカニカルなディティールが神がかってた。
ミリタリー趣味全開だったもんな(特に第二次大戦期)。無邪気というか。
リアルとデフォルメの見事なバランス感覚!
今の時代においてもこれだけの独特で完璧なポップアート感の出せる漫画家はいないかと思われる。
週刊少年ジャンプで巻頭カラーやった時のトビラ絵の切り抜き。
『Dr.スランプ』では、ウルトラマン、ゴジラ、ガメラ、ガンダム、スーパーマンなど、あの時代正にセンセーショナルだったアイテムを無邪気に(無許可で!)マンガに取り込みまくっちゃってるところなんかも読んでて楽しかった。
しかし、よく怒られなかったよなぁ~
鳥山先生、スターウォーズも大好きだったんだろうなぁ・・・・
週刊少年ジャンプでの『Dr.スランプ』の連載が終了し、間髪入れずに始まったのが、『ドラゴンボール』。
この作品も思えば私がまだ小学生の頃に連載されたんだよなぁ、それが幾世代に渡って人気を博し続くことになる長寿マンガとなった。
とにかく世界中に熱狂的ドラゴンボールファンがいて、鳥山明の名はMANGA界ではワールドワイドに知らぬ者はいないくらいまでとなった。
もちろん私も連載が始まった当初は、コミック本発売するたびに狂喜乱舞して本屋にかけつけ購読したもんだ。
週刊少年ジャンプの付録のポスターももちろん部屋に貼ってましたよ。
ただ、程なくして中学時代に突入した私がドラゴンボールに見切りをつけるのに、そう時間はかからなかった(メタルにハマりそっちに忙しくなったってのもある)。
まぁもうこんなマンガの世界でしか通用しない設定の荒唐無稽な冒険活劇モノを楽しめる感覚は薄れていたし、トーナメント戦を何回もやるようじゃ、少年ジャンプ特有のマンネリ化のスパイラルにハマってしまってんなと(死んでもどうせまたドラゴンボール集めて生き返るんでしょ)。
第一作者本人が全然のってないなっていうのが初期の段階でヒシヒシと感じとれた。
Dr.スランプ時代のあの神がかった絵のタッチも徐々に劣化しはじめてきていたし。
もうあのシャッシャッシャーッとした画のタッチがダメだった。
思うにもう忙しすぎてほとんどアシスタント任せだったんではないかと。
そんな私の冷めた思いとは裏腹に、ドラゴンボールは益々不動の人気マンガに発展していくわけなんですけど。
鳥山明先生の訃報を受けて、どの報道番組でもトップニュースで大々的に報じられていたけど、やっぱ絶対的マンガとしてドラゴンボールがフィーチャーされてたな。
全世界で2億6千万部売り上げたから、まぁしゃーないんやけど。
わしらの世代でもドラゴンボール派が圧倒的だしね。
近年、そんな共感者皆無なDr.スランプ派の私を、小学生の頃のようにワクワクさせてくれたのが、スズキのハスラーとそのCM。
もちろん、このハスラーをデザインしたのは鳥山明先生ではない。
でもこのデザインって、ほんとペンギン村から抜け出してきたかのような、ちょっと他に類を見ないかわいらしさですよねー
いやいや、この車デザインした人は、絶対Dr.スランプの影響入ってるって!
このCMのセンスも最高だし、Dr.スランプってなんだかんだよくリバイバルされてんだよね。
私もこの車出た当時、スゲーー憧れてて、次の車にと考えてたんですよ。
でもちょっとサイズ小さいってのと、人気ありすぎるので、妥協してちょっと似ているスペーシアギアに現在乗っております。
毎日うほほい気分で田舎道をドライブしてます。
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