あんだって!?
リンゴとノッチがタイマン張っただと?
真相はこうだった。
「椎名林檎さんのニューアルバム『放生会』(ほうじょうや)にPerfumeのっちが参加決定!!
かねてから椎名のファンであることを公言していたのっち。ストーリーズでは、「恐れ多くも参加させていただきました! こんな夢より夢みたいなことありますか!!!?? 大好きな林檎さんに狙い撃ちお誘いいただきました。嬉しい」とオファーをもらったことに大興奮。」
「Perfumeメンバーがソロで音楽活動することは結成25周年目を迎えたグループ活動の歴史の中でも初となり、「わたしひとりで参加するなんてこと林檎さんじゃなきゃなかったです。借りてきたのっちを是非お楽しみください」と椎名からのオファーだからこそと明かした。」
確かにのっちは2007年、ちょうど「ポリリズム」がリリースされた頃から、九州のローカル音楽番組で椎名林檎の熱烈なファンであることを公言していた。
あの時は「もう共演なんてしたら、死んじゃいます!」って無邪気にはしゃいでたな~
2007年、福岡深夜音楽番組『チャートバスターズR!』にて。
ところで、林檎の方はPerfumeには、いつからどのような印象を持っていたのだろうか?
SNSから拾ってきた彼女のライナーのコメントによると・・・
「のっちにはほんとうにこの20年くらい、事あるごとにアプローチし続けてきました。私のプログラムを聴いてくださっていると伺っていたものの、私のほうがよほどあきらかにしつこくしてきている・・・」
20年前からってマジか?
その頃って、Perfumeまだインディーズ時代で、「モノクロームエフェクト」とか、「ビタミンドロップ」とかやってた頃だぞ。
ちなみに林檎に関しては、20代の頃はそれなりに聴いていて、CDも何枚か持ってる。
で、直前まで情報が伏せられていて、林檎とのっちのコラボが実現したというビックリニュースが発表された時は、林檎の姐御一体なにが狙いだ?まさかプロディジーにおけるリロイ・ソーンヒルみたいな立ち位置の参加じゃないだろうなぁ~・・・なんて思いつつも、楽しみに待ってた。
そしてその2日後、アルバムリリースと同時にYOUTUBEにて公開されたMVを試聴したわけだが・・・・
正直「初KO勝ち」って曲タイトルはピンとこなかったが・・・
アヴァンギャルド、オルタナ、博多弁、サブカル要素フンダンのアクの強い、見事なコテコテの林檎ソングである。
いや、バック演奏もスキのないスタイリッシュさだし、想定以上にカッコいい!
MVは、映画『ファイトクラブ』、あるいは『スナッチ』での闇ボクシングの様相を呈した、いかにも林檎らしいゴージャスでアヴァンギャルドな内容となっている。
初めの歌い出しは、「林檎?」と思いきや、なんとのっちである。
林檎ファンの方とか、「ポリリズム」「チョコレートディスコ」くらいしか知らない人とかは、ディーバに歌い上げるのっちの歌声に驚いたかもしれないが、長年Perfumeを聴き続け、エフェクト掛かってても3人の歌を聞き分けられる(ライブでは生歌も聴いている)自分ですら普段より拡張されたのっちのこの歌声にはビックリして、逆に「林檎め、のっちの声になにを仕込んだんだ?」と訝しむくらいであった。
まぁでも林檎が歌い出すと、その野太く響く歌唱テクニックは圧倒的である。
掛け合いの方式を採っているが、正直林檎ひとりで歌っても十分に成立する楽曲だなと。
歌詞内容からなんとなく読み取れるのは、林檎ののっちへの熱い思いとか、熱烈なアプローチそのまま。この人ほんとにのっちのことが好きなんだなって。
歌の冒頭、そして最後のフレーズものっちのリードで終わらせる辺り、粋な計らいというか、わざとらしいくらいにのっちに花を持たせている。
それにしても、自己主張しない、洗練された3人の調和で成り立っているPerfumeからひとり離れ、真逆といってもいい自己主張の激しいアクの強い林檎の楽曲を、いつもと違ってディーバに歌い上げるという行為は、のっちにとってはとても勇気のいることだったと思うし、一歩間違えればとてもカッコ悪く恥ずかしいデキに成りかねない恐れもあった。
でも、そんな杞憂や違和感を全く感じさせない、のっちの歌がすんなり溶け込むスタイリッシュな楽曲に仕上がっていて、さすが林檎の姐さんと感服した次第である。
今回のコラボ、のっちにとって、憧れ続けていたアーティストとレコーディングしたり、MV撮ったりと、ほんと刺激的で夢みたいな経験だったと思う。
畑の違う林檎と共演するなんて、恐れ多くて夢にも思ってなかったことだろう。
それが、まさか林檎姐さんの方からの熱烈なラブコールである。
Perfumeファンの間でも、容姿端麗、ダンスのキレの良さがカッコいいと定評ののっち(もちろん歌が上手いらしいことも以前から知っている)。
「いや、私がプロデュースすれば、もっとのっちのカッコよさが引き出せる!」「アンタ、そんなもんじゃないだろ!」という、なかばスケバンめいた林檎のゴリ押しといったところなんじゃないだろうか。
本人もTV番組などでのっちとすれ違う度に、「ソロ活動しないのか?」「ヤスタカ以外の曲は歌わないのか?」と、野暮ったいことを投げかけていたと公言している。
事務所からそんなことを言われても、のっちは首を縦に振らないだろう。
う~ん、憧れのアーティストであったが、ちょっとタチの悪い姐御大先輩に目をつけられたって感じ?
まぁ、のっちをプロデュースしたのが、つ♂くとか秋元とか小諸とかではなく、林檎でよかったとは思う。
この曲は後でいいからシングルCDとして出してほしいな。
リンゴとノッチがタイマン張っただと?
真相はこうだった。
「椎名林檎さんのニューアルバム『放生会』(ほうじょうや)にPerfumeのっちが参加決定!!
かねてから椎名のファンであることを公言していたのっち。ストーリーズでは、「恐れ多くも参加させていただきました! こんな夢より夢みたいなことありますか!!!?? 大好きな林檎さんに狙い撃ちお誘いいただきました。嬉しい」とオファーをもらったことに大興奮。」
「Perfumeメンバーがソロで音楽活動することは結成25周年目を迎えたグループ活動の歴史の中でも初となり、「わたしひとりで参加するなんてこと林檎さんじゃなきゃなかったです。借りてきたのっちを是非お楽しみください」と椎名からのオファーだからこそと明かした。」
確かにのっちは2007年、ちょうど「ポリリズム」がリリースされた頃から、九州のローカル音楽番組で椎名林檎の熱烈なファンであることを公言していた。
あの時は「もう共演なんてしたら、死んじゃいます!」って無邪気にはしゃいでたな~
2007年、福岡深夜音楽番組『チャートバスターズR!』にて。
ところで、林檎の方はPerfumeには、いつからどのような印象を持っていたのだろうか?
SNSから拾ってきた彼女のライナーのコメントによると・・・
「のっちにはほんとうにこの20年くらい、事あるごとにアプローチし続けてきました。私のプログラムを聴いてくださっていると伺っていたものの、私のほうがよほどあきらかにしつこくしてきている・・・」
20年前からってマジか?
その頃って、Perfumeまだインディーズ時代で、「モノクロームエフェクト」とか、「ビタミンドロップ」とかやってた頃だぞ。
ちなみに林檎に関しては、20代の頃はそれなりに聴いていて、CDも何枚か持ってる。
で、直前まで情報が伏せられていて、林檎とのっちのコラボが実現したというビックリニュースが発表された時は、林檎の姐御一体なにが狙いだ?まさかプロディジーにおけるリロイ・ソーンヒルみたいな立ち位置の参加じゃないだろうなぁ~・・・なんて思いつつも、楽しみに待ってた。
そしてその2日後、アルバムリリースと同時にYOUTUBEにて公開されたMVを試聴したわけだが・・・・
正直「初KO勝ち」って曲タイトルはピンとこなかったが・・・
アヴァンギャルド、オルタナ、博多弁、サブカル要素フンダンのアクの強い、見事なコテコテの林檎ソングである。
いや、バック演奏もスキのないスタイリッシュさだし、想定以上にカッコいい!
MVは、映画『ファイトクラブ』、あるいは『スナッチ』での闇ボクシングの様相を呈した、いかにも林檎らしいゴージャスでアヴァンギャルドな内容となっている。
初めの歌い出しは、「林檎?」と思いきや、なんとのっちである。
林檎ファンの方とか、「ポリリズム」「チョコレートディスコ」くらいしか知らない人とかは、ディーバに歌い上げるのっちの歌声に驚いたかもしれないが、長年Perfumeを聴き続け、エフェクト掛かってても3人の歌を聞き分けられる(ライブでは生歌も聴いている)自分ですら普段より拡張されたのっちのこの歌声にはビックリして、逆に「林檎め、のっちの声になにを仕込んだんだ?」と訝しむくらいであった。
まぁでも林檎が歌い出すと、その野太く響く歌唱テクニックは圧倒的である。
掛け合いの方式を採っているが、正直林檎ひとりで歌っても十分に成立する楽曲だなと。
歌詞内容からなんとなく読み取れるのは、林檎ののっちへの熱い思いとか、熱烈なアプローチそのまま。この人ほんとにのっちのことが好きなんだなって。
歌の冒頭、そして最後のフレーズものっちのリードで終わらせる辺り、粋な計らいというか、わざとらしいくらいにのっちに花を持たせている。
それにしても、自己主張しない、洗練された3人の調和で成り立っているPerfumeからひとり離れ、真逆といってもいい自己主張の激しいアクの強い林檎の楽曲を、いつもと違ってディーバに歌い上げるという行為は、のっちにとってはとても勇気のいることだったと思うし、一歩間違えればとてもカッコ悪く恥ずかしいデキに成りかねない恐れもあった。
でも、そんな杞憂や違和感を全く感じさせない、のっちの歌がすんなり溶け込むスタイリッシュな楽曲に仕上がっていて、さすが林檎の姐さんと感服した次第である。
今回のコラボ、のっちにとって、憧れ続けていたアーティストとレコーディングしたり、MV撮ったりと、ほんと刺激的で夢みたいな経験だったと思う。
畑の違う林檎と共演するなんて、恐れ多くて夢にも思ってなかったことだろう。
それが、まさか林檎姐さんの方からの熱烈なラブコールである。
Perfumeファンの間でも、容姿端麗、ダンスのキレの良さがカッコいいと定評ののっち(もちろん歌が上手いらしいことも以前から知っている)。
「いや、私がプロデュースすれば、もっとのっちのカッコよさが引き出せる!」「アンタ、そんなもんじゃないだろ!」という、なかばスケバンめいた林檎のゴリ押しといったところなんじゃないだろうか。
本人もTV番組などでのっちとすれ違う度に、「ソロ活動しないのか?」「ヤスタカ以外の曲は歌わないのか?」と、野暮ったいことを投げかけていたと公言している。
事務所からそんなことを言われても、のっちは首を縦に振らないだろう。
う~ん、憧れのアーティストであったが、ちょっとタチの悪い姐御大先輩に目をつけられたって感じ?
まぁ、のっちをプロデュースしたのが、つ♂くとか秋元とか小諸とかではなく、林檎でよかったとは思う。
この曲は後でいいからシングルCDとして出してほしいな。
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