「劇場アニメ 君の膵臓をたべたい」2018年
志賀春樹はひととの関わりを持とうとしない。
すこし風変わりな男子である。
抜糸のために待合室にいると。
あるものを見つけて拾い上げる。
「共病文庫」と書かれていた。
持ち主が現れる山内桜良だった。
同じクラスの同級生。
桜良は膵臓を患っている。
春樹だけには告白するのだが…。
桜良は残った時間を春樹と過ごすと決めた。
けれど…そんな二人の時間は突然絶たれていく。
桜良は「遺書」を残していた…。
失っても過ごした時間はかけがえのないものとなる。
山内桜良の存在は映画でも劇場アニメでも。
十分すぎるくらいの存在感である。
だから…しばし余韻に浸ってしまうようでもあるなぁ。