春自身の存在を否定はできないけれど……。
どこかで否定されているような日々だったのかもしれない。
屈折しているとかじゃない、春にしかわからない感情だよね。
それでも、寄り添ってきた泉水や家族がいたから、
一時はたぶん忘れることができたのかも。
「最強家族」確かにそうかもしれない。
周りが何と言おうとも、家族であるという強い絆がある。
家族にしかわからないその心情とか……。
春は春なりに、SOSを出していたのに、なかなか気づけない。
でも、泉水だからそこへとたどり着けるんだよね。
犯人っていったい誰?
わたしだけか、わからないけれど……。
ちょっと、当初から春の行動には違和感を覚えるのよね。
それを違和感とは思わない泉水がいて……。
その違和感が、明らかになった時に、「やっぱり」
そう思わされるのよねぇ~
命は尊い、けれど、その尊さが時には残酷なこともある。
春は重力をも凌駕しちゃったのかもね!