新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

2016秋…長良川国際会議場で井上陽水さん…「UNITED COVER 2」前篇

2017-01-29 19:48:43 | ライブ
前日の
席が

ド真ん中中央1列目!!!




1列目ですよ!!!
1列目!!!


ド真ん中中央ですよ!!
ド真ん中中央!!!



…で堪能して
心に残るほど
井上陽水さんの
歌声を…表情を…心のフィルムに
しっかりと焼きつけた
その翌日…

十分すぎるほど
井上陽水さんのコンサートの余韻を引きずったままで…


連日の…
連日の…


井上陽水コンサート2016秋「UNITED COVER 2」


長良川国際会議場に行く!!




席は
さすがに1列目でも…
ド真ん中でもなかったけれど…



フツーだと
もう井上陽水さんのコンサートだと言うだけで
その日を楽しみにして
めちゃめちゃわくわくしてるのに…

なんだ…岐阜は…
1列目じゃないじゃん!!
…なんて…見れるだけでも幸せなのに
贅沢な思いもよぎったりもしちゃって…



ましてや
身体も前日はしゃぎすぎた
余韻…もとい…ダメージも残っているような気もしたけど…




岐阜駅について

織田信長バスに乗り込めば…







不思議と織田信長のように
テンションがあがってくるから
不思議!不思議!!…笑




「必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ」



山の上の岐阜城を眺めながら







不思議と
この織田信長の言葉が浮かんできて

もう
気持ちはとことん前向き!前向き!!




なんてったって
連日の…連日の…
楽しみな…楽しみな…
井上陽水さんのコンサート
ですからね…



歌にMCに


一粒で2度美味しい
そんな、どこかのアーモンドチョコレートのような
コンサート
ですからね…




ではでは
10月8日…
長良川国際会議場での



井上陽水コンサート2016秋「UNITED COVER 2」













…のライブレポをば…


歌う曲は
ほぼ前夜の桑名市民会館のセトリと同様で…

まずは


「移動電話」


から


囁きかけるように
歌う…
あの独特の陽水さんならではの声


曲の後半は…伸びやかな声で
実に高らかに…



そして

躍動感ある感じにアレンジされてた


「カナリア」



陽水さんの
圧巻の歌唱力はもちろんのこと

コーラスが…
陽水さんの醸し出す…摩訶不思議な世界観をより彩らせる…



さらには
アップテンポで…
自然発生した手拍子で盛り上がる


「Make-Up-Shadow」




…を唄い終え
ご挨拶のMC



「岐阜を中心のみなさま、こんばんは…井上陽水です…3年前に多治見でライブをやったんですけど…すごく暑かった…7月にライブをやると、生命に危険がある…笑…それ以後、見合わせているような感覚がある…笑
3年ぶりで、みなさん、ご機嫌いかがでしょうか?こうやって、足を運んでいらっしゃるので、おおむね良好かと思いながら…笑…おそらく悩みとか、気になることはない訳ではないと思うんで…そういうことを一切忘れる時間になるように努めたいと言いたい訳ですけど…私の唄が「不吉」な歌が多いものですから…笑…すぐに思いだすかも…笑…
そんなこんなを織り交ぜながら最後まで楽しんでもらいたい…」



…とのっけから
陽水節炸裂で



次の曲は


「娘がねじれる時」



LPやCDで聴いた激しいアレンジではなく
ジャージーなアレンジでしっとりと…


まさに陽水さんじゃなきゃ…
こんな歌詞書けないよね???…
と思えちゃう…強烈に…歌詞の言葉一つ一つが心に残る曲…



この歌詞は…現実に起こり得そうで…
…いやいや非現実っぽくもあり…
いかにも陽水さんが描く独自の世界…


私も…娘が生まれ育っていく中で…
なんとなく…心の片隅に…この唄が…苦笑…


はい…この唄の世界のように
娘はねじれてないと思われるので…よかったです…笑




そして


「覚めない夢」



小島良喜さんの切ないピアノのイントロ
そして美しいメロディーに乗って
しっとりと…しっとりと…
陽水さんが歌う




恋愛のことを唄っているように感じるけど
それだけではない別の観点もありそうな…そんな深みのある歌





ここからは
昨夜同様もう笑えるMCが次々と…


MCで語っている間に
ちょっと歌う…そんな感じで…笑



「水を飲んでしまった…笑…大勢のお客さんの前で…水なんか飲んでどうする??おまけに座ってるし…笑…いつも思うんですけど…ある外国のシャンソン歌手の話…日本にきたときライブをみて感動した…アコーディオンとピアノだけで、2時間以上…水なんか1滴も飲まなかった…笑…そんなこんなで、今後ともよろしく…」


透かしのオチの話芸???の後には


昭和歌謡


「黄昏のビギン」




昭和歌謡なんだけど
陽水さんが歌えば、そこに広がるのは
陽水ワールド
しっとりと甘い声で…あたかも陽水さんのオリジナルのようにも聴こえちゃう



「次は吉田拓郎の曲「りんご」…亡くなられた岡本おさみさんが書いて拓郎が曲を作った…拓郎とは一部では、仲が悪いとか言われているので、やっぱり歌うべきだろうな…と…実を言うとメールなんかをしてるけど…仲がいい…という訳でもない…笑…仲がいい…というのは、クリスマスとか誕生日のときなどに、お互いお邪魔したりしながら、今で言うと携帯なんかでケーキなんかを二人で撮り合うような写真が、一枚や二枚あってもいいと思うけど…笑…ないんですよ…笑

この曲は御存じの方がいるかもしれないけど…そんなことがなかった…と叫ぶようなことがなくもない…そこは、私、ちょっとソフトに柔らかく…差し障りなく…」


…と笑わせて


吉田拓郎さんのカバー曲


「りんご」


実は私…
吉田拓郎さんの「りんご」と言う歌はまったく知らなかったのでして…


吉田拓郎さんと言えば
「落陽」とか「旅の宿」??とか
ほんの数曲知ってる程度…でして…苦笑



アレンジをゴージャスな感じに仕上げ…
陽水さんが唄えば…



そこには吉田拓郎さんの世界はなくて…
ホールいっぱいに広がる…
陽水さんの世界…



…で…



「昨日は桑名で蛤を食べまして…
ここだと鮎なんでしょうが…
いろんなところで美味しいものを食べるのが…
この頃楽しみ…
私は蟹フリーク…蟹に目がない…

博多に住んでいる娘が電話してきて
こう見えても、私「パパ」と呼ばれている…笑
「パパ。島根県で蟹フェアやってるみたいだよ!」と…
それは、行きたいなと思いまして…
蟹にもいろいろございまして北海道から沖縄まで…
美味しいなと思うのが日本海の蟹…図星のところを突かれまして
島根県で待ち合わせして…旅館で食べ放題!
娘夫婦と「娘の娘」と一緒に

食べてる途中
「娘の娘」がぐずりはじめて

私、優しいところがあるので…笑
娘と娘の旦那がゆっくりと話す時間を作ってあげようと思って
娘の娘を抱っこしてあやしていた…


すると…そのお店の方から…


かわいいお孫さんですね…と言われたけど
素直にありがとうという気持ちになれなかった…
…どうして…お孫さんって分かるの??…笑


お客さま相手のときは
「まあ、可愛いお嬢さんですねっ!」って言うべき…笑」



話題は飛んで
映画館の話…


「久しぶりに映画館に行った…
随分映画って安いんだーと思って入って…
オモシロイ映画だったけど
…でも観終わってでてきて気付いた…
高齢者割引だったんだ…
チケット売ってる人も失礼だなと思って…
僕を一瞥しただけで…高齢者だと…笑」




「次は、NHKの「プラタモリ」のオープニングとエンディング曲…
TV番組では一番だけ、さわりだけですけど、今日はフルで聴いていただきたい…」
(お客さん大拍手!)
「拍手をいただいてありがたいんですけど…私、フルで聴かせたくないんですよ…笑
一番だけチラッと眺めていると素晴らしいと思うけど
全部見せちゃうとああ、そうなのかなって、せっかく一番だけ流してもらってありがたいのに、でも、まあ、今日はしょうがないので…笑
なんでも、そうなんだよ!ちらっと見えるところがよくて…
「夜目、遠目、傘目」…と言いますが、男性が女性をみるとき、夜、遠くから、傘、ちらっと見えるのが魅力的にみえる…「プラタモリ」の番組ではそういう状態になってる…笑
「傘」と言えば、徳島の阿波踊りは夜でしょう???
岐阜の方も傘を被ってどうでしょう??
凄く元気ですよね!みなさん、年に一度のお祭りですものね…笑
私には、とてもできない…
阿波踊りを60年やってるようなオジサンもいる…」


陽水さん、そのオジサンの踊り方を
ちょいとまねて…大爆笑!!!


「まあ、そんなこんなで全貌をみせますんで…笑」




「女神」


ミディアムテンポの
番組の
オープニングにふさわしい…
ノリのいい曲でした…



そして

「瞬き」



こちらはエンディングっぽくスロー…
魅惑たっぷりの陽水さんのボーカルが前面に惹き立つ感じで…
さらに…コーラスも絡んでめちゃめちゃイイ感じの曲でした



「最近でも…ときどき…楽屋から外へ出る時…あるんですよ…
出待ち…笑…こう見えても…笑

20代の頃は凄く人気があって、出待ちとか楽屋の階段の下が、会場にいた人がみんな待ってるんじゃないかと思えるほど大変な状態で…笑
どうやって楽屋から出ようかと大騒ぎしてたこともあった…
そういうことは日常で…マネージャーに困った顔で相談しながらも
心のどこかで楽しんでいるところもあってビートルズの映画「A Hard Day's Night」はファンに追いかけられて大変だ!という映画なんですけど…私も若かったから憧れていたこともあって…その真似というか、どうする??って深刻そうな顔で…強行突破で…行っちゃう!!…なんてね…
たくさんの方が待ってたけど、日も暮れて、空いてきたところをめがけて、さっと走っていって、その頃は体力も自信があって、追いかけてくる気配を感じながら、私の方が1枚上手だな…と思いながら走っていたら
突然足音がなくなった…???

水に落ちたんです…笑


きたない水にどっぷりと浸って
腰まで浸かって…
ファンの方が
「あーきたない…」とか言ってて
その姿をみられたまま…旅館まで行ったことがあるんです…笑



こんな感じで
いろんなことをみなさんに包み隠さずお伝えする時間があればいいんですが、先を急ぎますね…笑


次はアルバムの最後の曲
ちょっとあとで詳しく説明します…
休憩のあとで…笑
今はパニック状態ですから…笑
話しませんから…安心してください…笑」




まるで
新作落語を楽しんだ心持ちで
1部ラストの曲は



「あの素晴しい愛をもう一度」



スピリチュアルな心が洗われるアレンジの
「あの素晴しい愛をもう一度」


を唄いあげ


休憩に入る前の一言も笑える



「長時間、お座りになられているので、足も伸ばしたい、歩いてみたい、携帯の画面もみたい、好きに15分間お過ごしください…15分後にお会いしましょう…」



この夜も
最後の最後まで
どこまでも笑わせてくれる陽水さん!!



休憩を挟んで



第2部へと!!





















唄い終わると…またまた…すぐに喋り出す…笑