御園座にて
「大名古屋らくご祭2018」
中入りで(休憩中に)
ここにこれば
行列ができる
ご年配の方が並ぶ
アイスクリーム最中を
私も朱に混じって同じように並び…食べた後の
後半戦
まずは
林家たい平さん
マクラは
歌丸師匠の晩年の話から…
歌丸師匠の晩年はいつからか??
ここ20年くらいは晩年だった…と笑わせて
歌丸師匠の独演会にて歌丸師匠にご挨拶に行ったときの
エピソード
開始の場内アナウンスのモノマネをば…
それが
「葬儀場でかかるようなアナウンス」のモノマネだったので
もう…それは大爆笑!!
たい平さん
オモシロイなあ…
そして
酔っぱらったときの
もの忘れが激しくなったエピソードも
財布が空だったけど
記憶にない…
タクシーに乗ったのは
憶えているけど
なんでも
家の近くのセブンイレブンでタクシーから降りるのが
習慣らしいけど…
お店の店員によると
「昨日は凄かったね!!募金箱の中の5千円、これ、たい平さんのお金だから…笑」
さて
落語の演目は
「替わり目」
明るく…たい平さんなりの現代風にアレンジした
「替わり目」で…聴いてて楽しい!楽しい!!
酔っぱらった男を
見事に演じて…まさに熱演!!
酔っぱらった男が家に帰る場面から
社長がいる会社にいるよりもかみさんのいる家庭の方がウンと緊張する…
ドアホンが欲しい…それもフツーのドアホンではなく…
外から覗いて…中のかみさんがどういう状態でいるのかわかるドアホンが欲しい…
…と思いながらも
帰ると
かみさん、開口一番
「うわー!お酒臭い!!」と
ここからは
酔っぱらいの男
とことん、かみさんにくだを巻く…
「行きつけのスナックのおかみさんだって、パパお帰りっていうんだよ!!」
「ありがとうの意味がわかるか??ありえないことが起きてるからありがたいんだ…ありえないことの連続で今、生きてるんだ…会社終わって、最寄りの駅についた…あとは、この横断歩道を渡って家に着く…信号が青になって渡ろうとしたら、元アイドルの酒気帯び運転ではねられるかも知れない…そういうことの連続で今、生かされているんだ…
ここは「お仕事お疲れ様、一杯のみなおして…」なんて言ってくれないと…
さらに政治を愚痴る…
「「働き方改革」よりも家に帰りやすいように「かみさん改革」をしてくれないと…
それと「フライデーチャイナタウン」???じゃなくて…
(奥さん、泰葉さんの歌ですね…)
「プレミアムフライデー」5時に帰るどころか、うちの会社は3時にしよう!なんて言って、3時半に家に帰ったら酷い目に遭う…じゃあ、どこにいくか??24h営業の磯村水産しかないでしょう…でも、お金がないから、お通しとホッピーのセット…で1時間、繋がなくちゃいけない…のでで…ごくごくっと呑めない…氷の溶けただけ飲む…笑…そして帰ると、大きな音をたてると2階で昼寝中のお前を起こしちゃいけないと思って、そっとリビングに行き、テレビをつけるも普段音量28のところを音量3…ほとんど聞こえない…でも、最近は口をパクパクするのをみてるだけで、何を言ってるのかわかるようになった…で、2階から降りてきて、うわー、びっくりした…いたんだ!って、なんで、自分の亭主がいてびっくりするの??
風呂を自分で洗って入ってみてもお湯がない…たまるまで湯船で待つ…やっと溜まったと思ったら、お前、洗濯機のホースをつっこんだだろう…」
と…実にイロイロくだをまく…
よく女性が男性に向けて言う
常套句
「いいはね、男は…」
これについても
酔っぱらってくだをまく…
「ハズキルーペ、舘ひろしモデルを買ったら、若い女性が囲んで、あ、部長さん、これかけさせてください…さらに、自分の椅子に置いて座って、あ、割れない…でも、ちょいと体格のいい女性社員が座ったら、鈍い音が…笑」
「会長に呑みに連れていかれる…800万回くらい同じ話…俺は昔、若い時、ずうとるびで紅白に出たみたいな話…ずっと聞かなくちゃいけないもん!!トイレに行くときも女の人はいいよ!!個室で…さらには、小をするときの冬場のイチモツを出す時の大変さを嘆き悲しむ…間に合ったという心のゆるみが悲劇を生む…圧力が抜けた瞬間、ズボンが「草津の湯」…笑」
旦那の言いなりに
奥さん…酒の肴のおでんを買いにセブンイレブンに…
「なんで、セブンイレブンに行くのに化粧が要るんだよ…さては店長とできてるな…」
とくだをまくも…
本心は
かみさんの優しさを感じてる
この男…
酔っぱらいながら
「夜中に何度も起きては、布団をなおしてくれるとか、こんなダメ亭主にありがたいと思ってる…面を合わせると…恥ずかしくて言えないけど…愛してるよ!大好きだよ!!お前のことが…」
サゲは
奥さん、まだセブンイレブンに行っておらずに…笑
いやあ、現代風にアレンジして
酔っぱらい男の気持ちが
古典落語よりも
ウンとリアルに笑いとともに伝わってきて
明るく…
楽しく…
エンディングは
見事なラブロマンス…
お見事でした…
さて、オオトリは
立川志の輔さん
御園座の
ステージの
台座の高さ…および…その広さを褒め称え…笑
マクラは
佐久島で映画ロケをした話
「ねことじいちゃん」
老人と猫の交流を描いた話を
動物写真家・岩合光昭さんが初メガホン!
そして…この志の輔さんが…映画初出演!!
と番宣でPRしてくれてますけど…
実際は猫の脇役ですから…と笑わせて
岩合監督…主演の猫はカットごとに…
「よかったよ…」と褒め称えるのに
私のことは…と…笑わす…
志の輔さん
今まで猫犬など動物を飼ったことがないけど…
一か月、ロケで猫と一緒にいると…年をとって、動物を飼ってみたいなと思うようになったとか…
年をとると
感じたいのが
「風流」
なんでも英語の辞書ひいても
出てこない日本語は「風流」と「忖度」だけ…笑
…と笑わせて
ここからは
本題
「風流」をもとめた
間の抜けた…でも知ったかぶりをする
「茶の湯」のことを知らない二人が
繰り広げる古典落語…
「茶の湯」
間の抜けた…登場人物のやりとりに…
発想に…笑える!笑える!!!
あらすじは
こんな感じ…
旦那が茶室付きの家を買って隠居した…
せっかくのこの暇をもてあます機会に…何かをしようと…
茶の湯を始めるが…
作法をまったく知らず…
抹茶と間違えて青黄な粉を買って来たが
泡立たちが悪いと…
更にむくの皮を放り込んで…
それを無理して飲んで
(ここは、今となってはなじみのない言葉…「むくの皮」については、落語から逸れて、「むくの皮」は、羽子板の黒い部分に使われている…と
ちょっとした暮らしの参考に…と解説を挟んで…)
むくの皮を放り込んで…
それを無理して飲んで
「風流だなぁ」と…強がっている…笑
当然のことながら
三日も経つとお腹をこわして腹が下って仕方がない…
でも…この「茶の湯」
誰かを呼んで飲ませようと…
近所のお方を招待すると、その方々
茶の作法を知らずに恥をかくのは嫌だといった感じで
誘われた三軒とも
それぞれが
引っ越して逃げよう!!!
と考えるも…
顔を合わせてみれば
同じ思い…
三者揃って
ともかく行ってみることに
口をつけたら不味いのなんの…
「わび」「さび」を通りこして
「わさび」を舐めたようなもの…
でも…最後に本物の旨いイモ羊羹で口直し…
その後、「茶」ではなく…
近所でも旨いイモ羊羹が評判になり、飲んだふりして、お手洗いに吐き捨て
羊羹を盗るのが流行ったそうな…
しかし
何かとお金のかかる羊羹代…
こりゃたまらんと…旦那がイモをすり潰して灯し
油を塗ったお菓子を利久饅頭と称して羊羹に代えた…
客人は…不味いお茶の後で、お菓子が欲しいと二つ頬張ったらこれが更に不味い…
どこかに捨てるところはないかと探し…
廊下から隣の菜畑に投げたら
ここでのサゲの百姓の一言が笑いに拍車をかける!!
いやあ…笑った!笑った!!!
帰りは…おそらく
「茶の湯」に出てくるイモ羊羹くらいに美味しいと思われる
「芋きんとん」を手土産に…
そうご年配の方の王道…
演目みて
アイスクリーム最中を食べて
「芋きんとん」を手土産に…
ご年配の方のみならず
私にとっても
テーマパークそのものに感じた
御園座だったのでした!!
「大名古屋らくご祭2018」
中入りで(休憩中に)
ここにこれば
行列ができる
ご年配の方が並ぶ
アイスクリーム最中を
私も朱に混じって同じように並び…食べた後の
後半戦
まずは
林家たい平さん
マクラは
歌丸師匠の晩年の話から…
歌丸師匠の晩年はいつからか??
ここ20年くらいは晩年だった…と笑わせて
歌丸師匠の独演会にて歌丸師匠にご挨拶に行ったときの
エピソード
開始の場内アナウンスのモノマネをば…
それが
「葬儀場でかかるようなアナウンス」のモノマネだったので
もう…それは大爆笑!!
たい平さん
オモシロイなあ…
そして
酔っぱらったときの
もの忘れが激しくなったエピソードも
財布が空だったけど
記憶にない…
タクシーに乗ったのは
憶えているけど
なんでも
家の近くのセブンイレブンでタクシーから降りるのが
習慣らしいけど…
お店の店員によると
「昨日は凄かったね!!募金箱の中の5千円、これ、たい平さんのお金だから…笑」
さて
落語の演目は
「替わり目」
明るく…たい平さんなりの現代風にアレンジした
「替わり目」で…聴いてて楽しい!楽しい!!
酔っぱらった男を
見事に演じて…まさに熱演!!
酔っぱらった男が家に帰る場面から
社長がいる会社にいるよりもかみさんのいる家庭の方がウンと緊張する…
ドアホンが欲しい…それもフツーのドアホンではなく…
外から覗いて…中のかみさんがどういう状態でいるのかわかるドアホンが欲しい…
…と思いながらも
帰ると
かみさん、開口一番
「うわー!お酒臭い!!」と
ここからは
酔っぱらいの男
とことん、かみさんにくだを巻く…
「行きつけのスナックのおかみさんだって、パパお帰りっていうんだよ!!」
「ありがとうの意味がわかるか??ありえないことが起きてるからありがたいんだ…ありえないことの連続で今、生きてるんだ…会社終わって、最寄りの駅についた…あとは、この横断歩道を渡って家に着く…信号が青になって渡ろうとしたら、元アイドルの酒気帯び運転ではねられるかも知れない…そういうことの連続で今、生かされているんだ…
ここは「お仕事お疲れ様、一杯のみなおして…」なんて言ってくれないと…
さらに政治を愚痴る…
「「働き方改革」よりも家に帰りやすいように「かみさん改革」をしてくれないと…
それと「フライデーチャイナタウン」???じゃなくて…
(奥さん、泰葉さんの歌ですね…)
「プレミアムフライデー」5時に帰るどころか、うちの会社は3時にしよう!なんて言って、3時半に家に帰ったら酷い目に遭う…じゃあ、どこにいくか??24h営業の磯村水産しかないでしょう…でも、お金がないから、お通しとホッピーのセット…で1時間、繋がなくちゃいけない…のでで…ごくごくっと呑めない…氷の溶けただけ飲む…笑…そして帰ると、大きな音をたてると2階で昼寝中のお前を起こしちゃいけないと思って、そっとリビングに行き、テレビをつけるも普段音量28のところを音量3…ほとんど聞こえない…でも、最近は口をパクパクするのをみてるだけで、何を言ってるのかわかるようになった…で、2階から降りてきて、うわー、びっくりした…いたんだ!って、なんで、自分の亭主がいてびっくりするの??
風呂を自分で洗って入ってみてもお湯がない…たまるまで湯船で待つ…やっと溜まったと思ったら、お前、洗濯機のホースをつっこんだだろう…」
と…実にイロイロくだをまく…
よく女性が男性に向けて言う
常套句
「いいはね、男は…」
これについても
酔っぱらってくだをまく…
「ハズキルーペ、舘ひろしモデルを買ったら、若い女性が囲んで、あ、部長さん、これかけさせてください…さらに、自分の椅子に置いて座って、あ、割れない…でも、ちょいと体格のいい女性社員が座ったら、鈍い音が…笑」
「会長に呑みに連れていかれる…800万回くらい同じ話…俺は昔、若い時、ずうとるびで紅白に出たみたいな話…ずっと聞かなくちゃいけないもん!!トイレに行くときも女の人はいいよ!!個室で…さらには、小をするときの冬場のイチモツを出す時の大変さを嘆き悲しむ…間に合ったという心のゆるみが悲劇を生む…圧力が抜けた瞬間、ズボンが「草津の湯」…笑」
旦那の言いなりに
奥さん…酒の肴のおでんを買いにセブンイレブンに…
「なんで、セブンイレブンに行くのに化粧が要るんだよ…さては店長とできてるな…」
とくだをまくも…
本心は
かみさんの優しさを感じてる
この男…
酔っぱらいながら
「夜中に何度も起きては、布団をなおしてくれるとか、こんなダメ亭主にありがたいと思ってる…面を合わせると…恥ずかしくて言えないけど…愛してるよ!大好きだよ!!お前のことが…」
サゲは
奥さん、まだセブンイレブンに行っておらずに…笑
いやあ、現代風にアレンジして
酔っぱらい男の気持ちが
古典落語よりも
ウンとリアルに笑いとともに伝わってきて
明るく…
楽しく…
エンディングは
見事なラブロマンス…
お見事でした…
さて、オオトリは
立川志の輔さん
御園座の
ステージの
台座の高さ…および…その広さを褒め称え…笑
マクラは
佐久島で映画ロケをした話
「ねことじいちゃん」
老人と猫の交流を描いた話を
動物写真家・岩合光昭さんが初メガホン!
そして…この志の輔さんが…映画初出演!!
と番宣でPRしてくれてますけど…
実際は猫の脇役ですから…と笑わせて
岩合監督…主演の猫はカットごとに…
「よかったよ…」と褒め称えるのに
私のことは…と…笑わす…
志の輔さん
今まで猫犬など動物を飼ったことがないけど…
一か月、ロケで猫と一緒にいると…年をとって、動物を飼ってみたいなと思うようになったとか…
年をとると
感じたいのが
「風流」
なんでも英語の辞書ひいても
出てこない日本語は「風流」と「忖度」だけ…笑
…と笑わせて
ここからは
本題
「風流」をもとめた
間の抜けた…でも知ったかぶりをする
「茶の湯」のことを知らない二人が
繰り広げる古典落語…
「茶の湯」
間の抜けた…登場人物のやりとりに…
発想に…笑える!笑える!!!
あらすじは
こんな感じ…
旦那が茶室付きの家を買って隠居した…
せっかくのこの暇をもてあます機会に…何かをしようと…
茶の湯を始めるが…
作法をまったく知らず…
抹茶と間違えて青黄な粉を買って来たが
泡立たちが悪いと…
更にむくの皮を放り込んで…
それを無理して飲んで
(ここは、今となってはなじみのない言葉…「むくの皮」については、落語から逸れて、「むくの皮」は、羽子板の黒い部分に使われている…と
ちょっとした暮らしの参考に…と解説を挟んで…)
むくの皮を放り込んで…
それを無理して飲んで
「風流だなぁ」と…強がっている…笑
当然のことながら
三日も経つとお腹をこわして腹が下って仕方がない…
でも…この「茶の湯」
誰かを呼んで飲ませようと…
近所のお方を招待すると、その方々
茶の作法を知らずに恥をかくのは嫌だといった感じで
誘われた三軒とも
それぞれが
引っ越して逃げよう!!!
と考えるも…
顔を合わせてみれば
同じ思い…
三者揃って
ともかく行ってみることに
口をつけたら不味いのなんの…
「わび」「さび」を通りこして
「わさび」を舐めたようなもの…
でも…最後に本物の旨いイモ羊羹で口直し…
その後、「茶」ではなく…
近所でも旨いイモ羊羹が評判になり、飲んだふりして、お手洗いに吐き捨て
羊羹を盗るのが流行ったそうな…
しかし
何かとお金のかかる羊羹代…
こりゃたまらんと…旦那がイモをすり潰して灯し
油を塗ったお菓子を利久饅頭と称して羊羹に代えた…
客人は…不味いお茶の後で、お菓子が欲しいと二つ頬張ったらこれが更に不味い…
どこかに捨てるところはないかと探し…
廊下から隣の菜畑に投げたら
ここでのサゲの百姓の一言が笑いに拍車をかける!!
いやあ…笑った!笑った!!!
帰りは…おそらく
「茶の湯」に出てくるイモ羊羹くらいに美味しいと思われる
「芋きんとん」を手土産に…
そうご年配の方の王道…
演目みて
アイスクリーム最中を食べて
「芋きんとん」を手土産に…
ご年配の方のみならず
私にとっても
テーマパークそのものに感じた
御園座だったのでした!!