新・日記どす(DOS)

写真は「ビートルズ」のヘルプごっこ(笑)~音楽からB級スポット訪問記まで、幅広くいろんなことを…笑いをこめて…綴ります~

御嵩城(本陣山城)址である…御嵩城址公園へレンタル電動自転車で

2025-02-06 06:30:28 | B級スポット

名鉄御嵩駅で…電動自転車を借りていたので…

 

もはや、歩いて登るほどの体力は残っていませんが…

電動自転車ならと名鉄御嵩駅から南に一直線…

御嵩城址公園へと…

 

そう…御嵩城址公園というだけあって、そこは、御嵩城(本陣山城と権現山城を二つまとめて御嵩城というらしい)の本陣山城址なのよ!

山城址が御嵩駅から徒歩圏内にあるのよ!

私「城マニア」でありますので…
それも…ただの「城マニア」ではなく…


土塁や堀切などの遺構をみて
古の戦国ロマンを妄想するのが…楽しみといった…

妄想の中で
築城し放題…
妄想の中で…
姫に囲まれ放題???といった

「妄想城址マニア」

ですので、もちろん登っておきたい…

ここまで随分歩いていて、かなりお疲れ気味であるけれども…せっかく近くに城址がみえるし、麓はもう団地になってて、かなり開発されちゃってて、御嵩本陣山城址も公園に整備されちゃってて古の戦国ロマンを妄想するのは困難かも知れないけど…逆に整備されているってことは電動自転車で行きやすい!!

でも…道は容赦ない上り坂…

ここの団地に住んで、電動じゃない自転車通勤、通学だと毎日大変だろうな…と思いつつ、私は電動自転車だからスイスイ!!

この団地の奥の山が

御嵩城址公園、御嵩城本陣山城址

ちなみに御嵩城権現山城址は、この御嵩城本陣山城址のお隣りの小山にあって、御嵩城権現山城址よりもウンと低い…

すなわち、眺望は、今から登ろうとする御嵩城権現山城址の方がウンとよさそう!!

 

バカは高いところ登りたがる!!!バカは高いところ登りたがる!!!バカは高いところ登りたがる!!!まさに、そのとおりの性格なので、期待感大!ワクワクワクワク…

と、この途中で悲劇が訪れる…

まさかまさかの、お借りした電動自転車のバッテリー切れ…

とても自力では漕いで行けないほどの傾斜のある坂道を、自転車を押して登ることに…

もう…ここで引き返すことはできない…だってすぐそばに…この上に御嵩城址公園の駐車場がありそうだから…

 

 

ひいひいふうふう…ひいひいふうふう…ひいひいふうふう…

この日は、中山道を歩いて、体力を使ってる…小原城で遭難しかけて、これまた体力を使ってる…足は棒に化しつつあるのに、まさか凄い傾斜の坂道を重い自転車を押して登るなんて…

秋なのに…晩秋で風は冷たいのに…額に汗がにじむ…

おお、駐車場がみえてきた…

もう一息だ…ひいひいふうふう…ひいひいふうふう…ひいひいふうふう…

ついに…ついに…正直、徒歩で登るよりもキツカッた…電動自転車を押して、御嵩城址公園の駐車場まで登り切った…

このなんとも言えぬ達成感

よくぞ、この高さまでヘビ状にになってる坂道を電動自転車を捨てないで…???(借り物だからね!)登ってきたものだ…

もう、この駐車場あたりに立ってるだけで…空気は美味しいし、生きててよかった!!と思える瞬間!!

さてさて、ここからは電動自転車を押して登るよりはウンと楽な徒歩で、主郭跡にある…展望台のあるところまで向かいます…

まあ、ここからも登るんだけど、身軽なのでウンと楽!!

御嵩城(本陣山城)

 

 

 

御嵩城には、権現山城と本陣山城の2つの城があり、築城年代は不詳…でも、小栗信濃守重則という武将の居城だったといわれていいて
もともとは権現山城に小栗信濃守重則は、いた訳なんですけど、さらに、城の守りを強固にするため、権現山より見晴らしがよく、防御に有利な西方の本陣山に、城を新しく築いたそうな…

それが、この御嵩城(本陣山城)

1552年、小栗信濃守重則は、領地拡大の為、高山氏の土岐高山城を攻めたものの、敗れてしまい、美濃・明知城主の遠山景行、小里城主の小里光忠らによって攻められ、城は落城、小栗信濃守重則は自刃したとのこと

でも、これで小栗氏は滅んだわけでなく、
息子の小栗信濃守教久が御嵩城の城主に…

小栗信濃守教久は織田信長に協力し、森可成の配下として1565年には東濃の攻略に従軍…

この地域は東農勢だけではなく、
甲斐の武田軍の侵攻もあり、武田の軍勢に御嵩城は包囲されることも

しかし、

御嵩城には大蛇が住んでおり、
蛇神の加護があると昔から囁かれていて、

武田勢が石垣を登ろうとすると、
石垣の隙間から白い霧が出てきて見えなくなり、
攻撃できなくなったとの伝承もあるそうな…


地元では権現の使者である「白蛇」が霧を
発生させたと信じられているそうで…


武田勢は牽制するために、
御嵩城の直ぐ近くに小原城を築城

よって、御嵩城は、
美濃の金山城と同様に織田勢の最前線となる…

1600年に、
美濃の金山城の城主である森忠政が川中島に移封されると、
金山城と共に、この御嵩城も廃城となったとのこと

主郭のあったところにある展望台へと、整備されたこの階段を進む

到着…電動自転車を押していたことを思うと、なんてことはない!

駐車場を見下ろす…

バカは高いところ登りたがる!!!バカは高いところ登りたがる!!!バカは高いところ登りたがる!!!まさに、そのとおりの性格なので、テンションがあがる!

公園として整備されてて、かつこの山城は石垣等の遺構はないんだけれど、まあ、この高さが絶壁が、自然の地形が、十分山城としての守備機能を備えているのがよく分かる…

 

展望台…なんか神社を思わせるようなコンクリ製のモニュメント

 

モニュメントのまわり、主郭部分をぐるっと

 

ちょっと木々が眺望には、邪魔かも…でも、通る風が気持ちいい…

まあ、よくぞ、この高さまで登ったものだと、大爆笑の膝を褒め称えて

展望台へと

 

 

なんか、この昭和の造りがいいですなあ…

この高台自体がお城の遺構といえる素晴らしい眺め…こんな崖を登ってこれないぞ…

 

真下、主郭部分も見下ろして

再度、主郭跡を散策して

御嵩城址公園の眺望をみたっけ!(御嵩!)

会心のオヤジギャグ???を思いついて、帰路へ

 

帰りは名鉄御嵩駅まで、電動自転車、ほとんど、一漕ぎもせずに、跨って下っていったら駅に到着…笑…でしたよ…驚!…



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