ブルース好きな私…なんだけど、残念なことに…このコロナ禍では、海外からブルースマンはやってこれなくなってるし…
でも、生き方そのもの存在自体がブルースと言えるのが
この方、木村充揮さん
コロナ禍ですが…5月に松阪市の M'AXAで2021年になって、初めて木村さんのライブをみてからは、6月に得三、そして
この7月にまたまたM'AXAへと
木村充揮さんを観に行く!!!
2か月ぶりに…私の大好きなハコ
三重県の松阪市の M'AXA!!で
木村充揮さんのライブ!!
「木村充揮マンスリーライブ」
メンバーは5月の時と同様
ギターに河内博さん、ドラムに氏永仁さんと…
そうだな
歳が20歳くらい若返った気分で
当時楽しんでた憂歌団解散後の木村充揮さんのブルース・バンド
「ブルースギャング」とか「CUM'CUM'」を楽しめちゃうような気分かな…
といっても「CUM'CUM'」のドラムは氏永仁さんじゃなくて正木五郎さんだったけど…
まあ、そんな細かいことはどーでもいいのよ!!
久々に木村充揮さんのブルースのバンド演奏が楽しめちゃう!!
めちゃ楽しみ!!…
ということで、軽四で2時間かけて…(笑)…喜んで行ってきました! M'AXAへ!!
もう…コロナ、コロナと日々の話題はうんざり…
マクサは軽四で行くと便利なので…お酒が呑めないことは残念だけど…木村さんのバンド編成のブルースに酔いたいのよ!!さらに、しょーもないMCのオヤジギャグの連発に大爆笑したいのよ!!
さてさて、感染症対策ばっちりのお店、マクサ…
検温はもちろん、座席のソーシャルディスタンス、換気!!…しっかり新型コロナウイルス感染症をしている素敵なお店…
そして、家から遠いところにあってよかった???と思えるほど素敵なお店
近くにあったら、しょっちゅう通って散財しちゃうに違いない…だって軽四で2時間かけてでも行きたい…(笑)…お店なのよ! M'AXAは…(笑)
ではでは、ここからはそんな素敵なお店、M'AXAで行われた木村充揮さんのライブレポをば
木村さんのライブのように???だらだらと…(笑)
ステージに
木村充揮さん、河内博さん、氏永仁さんと…揃って登場
木村さん、開口一番「ようこそ!」と…そして嬉しそうに「好きにやります…」とまずは乾杯!!
さっそく一口飲めば、客席から
「呑みにきたんか!」のツッコミが…
「悪いか…(笑)、好きにやります…だらだらやります…」と呑みながら、曲の前に、顔芸を披露!!…いやあ、もう見てるだけで、なごむしオモシロイ!!
「リハからずっと呑んでる」と河内博さん
「まあまあ…」と飲み干す木村さん!
河内さんに「木村くん、ステージでずっと呑んでて、うたわんと帰ったことある??」
木村さん「へっへっへっへ…」と意味深な笑いがまた面白い!!
「はよ、やれって言われると、じらしたくなるねん!おかわりを!!」
のっけから、木村ワールド満開!!
まずは挨拶代わりに
「Georgia on My Mind」
河内博さんの泣きのギターがいきなり炸裂!!…奏でるブルースの心地よさ
また、静かに刻む氏永仁さんのリズム…
英語で歌う木村さん…そのハスキーなダミ声がタマラナイ!
それに溶け込むようなブルースフィーリング満載の河内博さんのエレキの響き…
もう…のっけから3人の阿吽の呼吸が素晴らしすぎて…
客席から「サイコー」の声が飛べば、木村さん「ヒッチコックか!」すかさずボケを一発かまして
「オールド・サウス・ブリッジ・ロード」
♪オレはお前に恋し生まれた街 捨てた旅の荷物はわずかその日暮らしに消えた~
いやあ、懐かしい…久しぶりに聴いたな、この曲
レゲエ調のサウンド
間奏では、木村さんのボーカルを彩る河内博さんのエレキ
♪オールド・サウス・ブリッジ・ロード~
このサビがインパクトあって、サビはメンバー、声を合わせて…
いやあ、木村さんのバンドサウンド最高!!…憂歌団を彷彿させるこの躍動的なリズム
木村さんのMCは「ブリッジ」に掛けて…「うちのおふくろは、はしを渡ったらあかんて言ってたけど…はしを渡ったらあかんかー!!」一休さんに喩えて話をしたかったみたいだけど…なんせ飲み過ぎてるから??スベッテル!!
その間、リクエストがお客さんからとぶと
木村さん
「なんぼでもリクエストして、僕らには僕らの段取りがあるんで…笑」
これに対してツッコんだのが河内博さん
「僕らの段取りと違う…木村くんの段取りやん!リハーサルで数多くの曲を練習しましたが、その曲は大抵やらへん!何をやるかわからへんねん!」
いやあ、笑えるー!!
「好きにやったらええねん!人に死ねって言われても死なへんやろ!」と木村さん
そして「おかわりください!!」もう…木村ワールド全開!!
呑みながら、唐突にメンバー紹介、河内博さん、氏永仁さんと紹介し、
河内博さんが木村さんを紹介するときに「アイドルやもんな!!」と一言添えると
木村さん「そうや!車の運転はハンドルよ!」
ボケを添えて舌好調!
「はよ、歌え!」の客席からの声に「はよ!歌え!って言われると引っ張ったるねん!」と木村さん
河内博さんが「この曲やるからって言ってもやらへん曲いっぱいやから…」と喋っている途中から、唐突に歌い出す木村さん!
「陽よ、昇れ(Let it Shine On)」
自然発生する手拍子!!
刻む重低音の氏永仁さんのリズムが心地よい
サウンドは弾むようなアレンジで 間奏はご機嫌な河内博さんのエレキが響く
聴いてて元気になれる歌!!
つい口ずさみたくなっちゃう!!
盛り上がったまま勢いつけての
「聖者の行進」
お馴染みの
「聖者の行進」
歌のラストでは
「マッチィーニー」…を
「「マッチィー3(サン)」…と〆て…笑
「ちゃんと歌え!!」…木村さん、自身の歌にノリツッコミ!!
歌い終えて、木村さんご満悦
「好きなようにやりますんで…呑めば呑むほどエエように聴こえるでー笑」
で、「バナナボード」の一節「イテテイテテイテテーヨー」と痛そうな顔芸と一緒に歌いながら披露
それをみて河内博さん一言
「宇宙人的な感じやろ…」
それをすぐ拾って木村さん
「そうみんな生きてる…と私は知らないけど、たぶん木村さんが幼少のときに流行ったんだと思われる「宇宙の歌」を歌いながら…誰かはよとめんか―!」
木村さんのいうには、その「宇宙の歌」…40年前の歌だとか…
お客さんから「ニシンの歌、石狩挽歌」のリクエストがとぶと
「ほ、ほ、ほたるこい!」と歌ってはぐらかす木村さん
「違う!石狩挽歌」とまた言われ、その声に応えて、イントロを奏で、まさに歌い出す感じで…歌うかと思えば歌わない!…(笑)
もうお客さんも木村さんの掌の中…
「踊りたいのに…」とまた別のお客さんから声が飛べば
「オードリーヘップバーン…「ティファニーで朝食を」」…すかさずボケをかまして…ホント舌好調
ここで河内博さんの分かりやすい解説が…
それは木村さんのMCが、なぜわかりにくいか!
その回答…木村さんのMCには主語がないと…(笑)…「何が」…がない…その「何が」をみんなに考えさせるMCで、それを考えてると、頭がおかしくなんるんで、適当に頭を休めないと…と
その回答を聞いて木村さん
「流す時は流してな…トイレと一緒や…(笑)…ここで、もうエエからはよ、歌え!と言ってくれんと…」と言いながら河内博さんの方をみる木村さん
河内博さん
「こっち向いた時は木村くんがMCの言葉に詰まっている時…(笑)」
ここで歌い出す木村さん
じらしたけど、リクエストの声がかかった
「石狩挽歌」
ダミ声が…うねる!うねる!!
そして間奏の河内博さんのエレキが痺れるほどカッコいい!!
歌い終えて木村さん
「これが「石狩ばんか…」…石狩に昼に行ったら「石狩ひるか…」
私的には、大爆笑!
河内博さんも嬉しそうに「それゴルフ場やな…昼なのに「バンカー」って言ってるのと同じやな」
もう大爆笑!!
さて、木村さん、ここで改まって
「これから訳の分からないブルースやります…」と言えば
客席から「ブルース言うたら淡谷のり子やないか!」とツッコまれれば
♪窓を開ければ 港がみえる~と歌って
「どこの窓開けたら港がみえるねん!」と一人ノリツッコミしておしまい!!
「では、ブルースやります…ええ感じにね…いつも聴いてたら面白ないけど、たまに聴くとええねん!ちょっと英語のブルース、歌います」
と言って
♪忘れてしまいたいことや~と歌い出し、それ河島英五やないか!
またまた一人ノリツッコミ
そして「おかわりを!」
どうもMCでつまると「おかわり」のようで…
ここで歌い出す
外国のブルース…
わけの分かんない英語の唄
抑揚をつけたり
歌いながら独特の「間」をとって惹きつける
唯一無二の木村ワールド全開
寄り添う河内博さんのエレキがカッコイイ!!
それはそれは熱のこもった演奏で…弦が切れるほど…
歌い終えて木村さん
「弦切れた!まあ、ここで一服しよか!ええやん!休憩するわ!よろしく!」
弦がきれたギターを指さして
「完璧な演奏をしたいから…」とか言った後には
♪母はきました 今日もきた~と歌って
それ「かんぺきの…」いた「岸壁の母」やがな!!
ホント、オヤジギャグが絶えない舌好調の木村さん…
休憩挟んで…第2部へと…続く…
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