自動車産業が盛んな「世界のトヨタ」のお膝元の刈谷市…
トヨタ関連の自動車部品の工場も多々あり…駅前を中心に街全体も活性化、近代化している刈谷市中心街…
このお店の近くにも
刈谷市美術館、刈谷市図書館、さらには徒歩5分ほどで刈谷市総合文化センターアイリスなどもある…そんな再開発されてる街の中で…
時代に取り残された感じで
どっぷり昭和に浸れる食堂をみつけたんだな
それは
「アサヒ食堂」
うーん、実に渋すぎる!!どっぷり昭和を生き抜いてきた私ですけど、それでも初めて入るには、ちょいと勇気のいる店構え…
私がどっぷり生きてきた昭和後半の頃に、このお店を見つけたとしても、渋い!と感じたに違いない…
でも、逆に今となっては、なかなか、こんな昭和の古き良き時代を感じさせる、こうして営業しているようなお店には出会えませんよね…
タイムカプセルを開けるような、ちょいとしたドキドキ感、ワクワク感を胸に暖簾をくぐる…
「手打ちうどん」推しのようなので…ここで「うどん」を食べようと、心に決めて…
暖簾も「手打ちうどん」推し…
暖簾をくぐったすりガラスの引戸に、隙間が…「うどん」の「ん」の字の下の隙間にご注目…苦笑…長い歴史の中で、地盤がちょいと傾いてしまったのでしょうか…でも、このおかげで、変なウイルスが蔓延している中、換気は万全…笑
えっ??冬は寒いんじゃないかって…
そんなことはありません!入り口には、おでんがぐつぐつと、暖房代わりに…
1本100円!
やっぱ、食べちゃいますよね…
このあと、巨大な大根(よーく、味が滲みていまして…)もいただきました…もう、卵と大根を食べただけで、けっこうお腹がふくらんだような…
メニューは、御覧のように壁にずらーっと
まあ、「手打ちうどん」推し!だと思われるので、ここは、オーソドックスな「うどん定食」を食べようと…早速注文!!
あ、おでんを食べたのは、この「うどん定食」が運ばれる前の時間にね…
さてさて注文してから、気づいたんだけど
懐かしの食堂のように、自分が食べたいものをとって、そこにご飯と豚汁を頼むといったビュッフェ形式???ででも、食事ができるんですね…
もう拳骨大の唐揚げが並ぶ!並ぶ!!
常連っぽいオジサンは、唐揚げにライスに豚汁におでんに、ビールと究極の幸せをここで手に入れていました…「うどん」には一瞥もくれずに…
今度来た時には私も、このビュッフェ形式???にも挑戦したいなと思いつつ、おでんの大根を食べてお腹いっぱいのところに運ばれてきた「うどん定食」
もう、ご飯の量が半端ない!!がっちり系…
食欲旺盛な中学生の頃に来たかった…
申し訳なかったんですが…ご飯は半分以上残しちゃいました…スミマセン!!
さてさて、かつお出汁のうどんのだし汁は薄め設定…うどんのモチモチ感が美味しい!美味しい!!
手打ち感は…実は感じられなくて、どちらかと言うと立ち食いうどんにありがちな麺のコシ…でも、このアットホームな家庭的な麺が…味がいいのよ
初めて来たけど、なんかこの落ち着く感じ
レトロな感じがタマラナイ…
きっと、子供の頃、親に連れられて、ここの味の虜になってて、でも、この街を離れて暮らしてて、帰省なんぞの際に、ここが営業してることに驚いて立ち寄って、ウン十年ぶりに、子供の頃に味わった味に再会…なんて言った大河ドラマのような感覚を味わった地元の人もいてるに違いない
このレトロな、昭和の匂いぷんぷんのこの店が現役でこれから先も、少しでも長く残っていくことを願いつつ…
今度来た時は、うどんじゃなくて、ショーケースから一品料理をとって、ビュッフェ形式???を楽しむぞー!!!
あの…最後に、気になったことが一つ…
隣のテーブルのオジサンの飲んでたビール「キリン」だったんだよね…「アサヒ食堂」なのに…笑
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