人生下り坂…
人生下り坂…
人生下り坂…
時には…スベルほどの勢いで…
人生を下っている…私…
人生という激流にもまれ…ひたすら…ひたすら…川を下っている感のする私…
なので???かもしれないけど…
常々、舟に乗って川を下ってみたい!!と思うのよ!!
人生を川に喩えるなら…私は泥船に乗ってきた感じですけど…
リアルに泥船に乗ってしまっては、あの世行きになってしまうので、泥船ではなく「ザッパ船」と呼ばれる木製の和船にのって、行き先は、「あの世」ではなく「時又港」にね!!
はい、人生を下るんじゃなくて
「舟下り」
私の人生をみるかのように…
川を下ってみたいと…
川を下ってみたいと…
川を下ってみたいと…
ああ…
川の流れのように…
このときだけは
美空ひばりさんの唄のような気持ちになりたくて…笑
行ってきました…
長野県飯田市の観光のイチオシ
「天竜舟下り」
飯田市の民俗文化財とのことで、もともと弁天港や時又港から天竜川河口の港を結ぶ物資輸送のための舟だったそうだけど、大正6年に遊覧専門の川下りが開始され、現在まで約100年続いている…伝統のある川下り
このコロナ禍ですのでばっちり朝イチの午前10時出発の回を予約してね…
まあ、乗りたい気持ちがそうさせるのか、午前9時ちょい過ぎには…舟がでる「弁天港」についちゃいました…
で、その駐車場には…B級スポットの私が喜ぶようなオブジェがありました…
それは「モアイ像」じゃなくて
「もやいぞう」
船頭さんが舟を係留するときにする結び方が「もやい結び」
それに引っ掛けてのオヤジギャグ的に誕生したのがこの「もやいぞう」
願い縄に絵馬を掛けると願いが叶うかも…??
万馬券が当たりますように…やっぱ、絵馬をかけないと、その願いは、きけれまへんなあ…みたいな顔してますなあ…
万馬券が当たりますように…絵馬をかけると、穏やかな顔つきになったような…
という訳ではありません!!
先ほどの写真でお示ししたように…2体ありますので…それぞれをアップで撮っただけ
願いは御覧の4種類…
私の願いを叶えてくれるのは、黄色の絵馬でしょうか…
と、その瞬間、船頭さんのお兄ちゃんが御覧のように旗を立ててくれまして
「もやいぞう」と「人生モヤモヤしてるぞう」との3ショット…
これが「もやいぞう」の全景…
さてさて、「もやいぞう」を満喫??した後は、いよいよ「天竜川下り」…へと…コロナ対策もばっちり…手指消毒して、検温して…
受付をすませ、この救命具を手にするんだけど…
これ、自動膨張式救命具といって、水を感知すると自動的に膨張する救命具らしいのよ!!
凄い!凄い!!最新式!!!
これは、着用したら、トイレの手洗いの時、水しぶきが飛ばないように!!お茶を飲むときこぼさないようにしなくちゃ??
さてさて、平ぺったい船頭さんがお出迎え!
さらに階段を昇って、売店のある待ち合わせ場所にいけば
平ペったくない等身大の人形が、ただし、表情はないけど…
ちょいと、邪魔してみたけど、困ってる表情を浮かべることはありませんでした…??
あ、右の平ぺったいキャラクターは「たっぴー」くん
「たっぴー」くんの写真を撮って、気分は「たっぴー」もとい「ハッピー」になってもらいたいと思っているのでしょう…
はい、気分が「たっぴー」になりました!!
さてさて、このブログを読んで「天竜舟下り」に行こうと思っている読者のみなさんへ…
この「とんびのえさ」は買った方がいい!!楽しみが倍増??になりますよ!
くれぐれも「とんび」の餌です…どんなにお腹が空いてても食べないように…この注意書きがあるところをみると…きっと過去には、この「とんびのえさ」を食べた方が見えると思われる…
おお、ここにはジブリの宮崎駿さんもみえたのね!!
確かに…この辺り…山々に囲まれて「もののけ姫」や「千と千尋の神隠し」の世界観に近い光景が満喫できますものね…
そんなこんなで、乗船前には自動膨張式救命具の着用方法をVTRで眺め、着用したあとには、いよいよ乗船!!
行ったのは、2021年真夏のギラギラの太陽が降り注ぐ季節…
御覧のよーに暑い!アツイ!!と思いきや…
舟が進めば暑くない!!私は、舟の最後方に乗りました…で、この船頭さんの解説が、まさに「モアイ像」ならぬ「もやいぞう」を考えた方かと思うくらいオヤジギャグ連発で…下手なお笑い芸人より面白いぞ!!
コテコテのオヤジギャグで、
そーだな…
人が多すぎて
私がまったくもって、いかなくなった??
テーマパークに
東京ディズニーランドっていうのがあるんですけど
(誰でも知ってる!!…笑)
そこの
「ジャングルクルーズ」に似てるのよ!
と言っても、トークにTDLのような甲高いハイテンションな感じは一切ない…
コテコテのオヤジギャグで、あの…M1とかに出る漫才の感じじゃなくて、しいて言えば、漫才のナイツ風と言いましょうか…人生幸朗 生恵幸子のような てんやわんややWけんじのような昭和漫才ふうの「ジャングルクルーズ」なのよ!!…笑
船頭さんが船を漕ぎ始めると、早速、トンビが騒がしく宙を舞い始める…
出発して、早速、トンビの餌やりタイム…
いやあ、楽しい!楽しいん!!夢中になって川に餌を投げる…阪神タイガースの藤浪くんのようにコントロールが少々よくなくても大丈夫…「とんび」がほぼ確実に拾ってくれる…
投げては写真を撮って…投げては写真を撮って…投げてはとって…気持ちは、藤浪晋太郎投手気分で…球速30~40キロの直球??を川面めがけて…(笑)
この写真は、ゴミじゃなくて、「とんび」…全然写真からは伝わらないけど、めちゃ飛んで舟を追いかけてくるから
ほら、下の写真、「とんび」が激写されてるのをみつけたかな
船頭さんが言うには、エサがなくなるとすぐについてこなくなくなるとか…船頭と「とんび」の関係もエサだけの薄い関係だといって笑わせる…
いやあ、笑いがとことん「昭和」だぞ…ちなみに、前で舵をとり漕いでいる船頭さんは若手のオニーチャン…
オヤジギャグはいいません!!ツッコミもしません!オヤジギャグはこの後方の船頭さん担当!一人でボケまくります!!…(笑)
私、なんせ「エサ」を2袋も買いましたので…しばらく…「とんび」がついてきてくれました…
ふだんは、「とんび」なんか好きだと思ったことないけど、この瞬間だけは「とんび」に一目惚れ??こんなに楽しいなんて…(笑)
さてさて、「とんび」の餌やりに夢中になってたら、川の流れがやや早くなってきて…
おお、ちょっとした水しぶきが…あ、これ、私は後方に乗ったのでたいしたことありませんが、前方はそれなりに水がかかって、一番前に乗れば、「ジャングルクルーズ」じゃなくて「スプラッシュマウンテン」気分が味わえるのかも知れません…
激しくなってきたら、このビニールで水しぶきをよけます!!
おお、流れが落ち着いてきました…
見える橋は「水神橋」
おお、B級スポットマニアの私がけっこう眺めるのが好きな…橋の裏側…(笑)
私、橋の裏側をみると…ちょいとテンション上がるのよ!!
私が橋の裏側をみて、テンションが上がってる様子は、こちらのブログでどうぞ!!
名古屋クルーズ…中川運河ラインでは…パナマ運河プチ体験ができちゃうよ??
はい…「橋の裏側」なんて
日常的に眺めることなんてないじゃないですか…
その「橋の裏側」を眺めるごとに
アドレナリンが分泌されてるような感覚に気づいたのよ…
「橋の裏側」を眺めるごとにシャッターを押す…笑
まるで…
「橋の裏側」が
私にとっては
水着をつけたグラビアアイドルであるかのように…思えたのよ!!
貼り付けたブログはそんなブログでございました…
さてさて、「水神橋」というだけあって、橋の近くの堤防には「龍の絵」が…
そして、水神さま…
慌てて、手を合わせて…人生「後悔(こうかい)」しないように…とか願いながら、今、リアルに「こうかい(航海)」してるって??いや、航海してませんよ!ここ海じゃありませんからね…(笑)
この岩は「おしり」に見える事から「おしり岩」と言うんだって
雨の後など、この岩が隠れたら運航を中止するんだって??お尻が隠れたら運航中止…お尻がなければ「ウン〇できない」…
おお、ベテラン千船頭さんのコテコテの昭和ギャグが炸裂だー!!
この日は「ウン〇できて」よかった!よかった!!
この頃には、あれほど、追いかけてきた「とんび」は一匹も姿がありません!!
若かりし頃に付き合った「あの娘」に似ているな…でも、あの「とんび」のように女の子に群がれられたことは、人生振り返っても一切ありませんけど…
おお、ここで、また流れが早くなってきたぞ!!
水しぶきだー!水しぶきだー!!!
防御!防御!!!阪神タイガースの守りも私くらいに守れればいいのに??
またまた、橋が…
みえてきたのは
「南原橋」
おお、橋の裏側!橋の裏側!!
そこには鴨が…
南原橋を舟尾から…
この橋を越えると川の流れが激しくなって行って
「鵞流峡」と呼ばれるエリア
舟が横揺れもし、スリル満点!!
重箱っぽく見える岩
カメにみえるらしい…亀!!と思ってみると確かに…
もうカメと思ってみると、どの岩もカメに…(笑)
この頃には流れも穏やかに…
激流だったところを船尾から眺めながら…
と思いきや…またまたやってくる激流!!
まさに大自然の中の「ジャングルクルーズ気分!!ジャングルクルーズ気分!!」
この迫力!!
激流だったところを舟尾から…
さてさて、前方に真っ赤なアーチ状の天龍橋が見え始めるとゴールとなる時又港は近い…
この橋、サザエさんがここから舟を眺めてるその橋なんだそうで…
残念ながら、この日はサザエさんの姿は見かけませんでしたけど…
サザエさんの姿以上に、橋の裏側を眺めてテンションの上がる私…(笑)
天龍橋を後にして
シラサギを見つけて…
人生の「川下り」??ならぬ「天龍の舟下り」は終了!!
写真は軽快なオヤジギャグで楽しませてくれたベテラン船頭さんと…
あ、ここからは、無料シャトルバスで弁天港まで運んでくれます…
天竜川を、弁天港まで泳がなくちゃいけない…川岸を全力ダッシュで弁天港まで…なんてことは一切ありませんので、ご安心を…(笑)
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