「清流プレミアムセレクションなごみーずアコースティックナイトin清流の国ぎふ」
ぎふ清流プラザでの「なごみーず」のコンサートの続きをば
ここからは
太田裕美さん、伊勢正三さん、大野真澄さん
「なごみーず」
3人揃って
まずは…このホールで行われる岐阜の誇り、杉原千畝さんをモチーフにしたオペラの告知…
「私のした事は外交官としては間違った事かも知れない
しかし私には頼って来た何千人もの人を見殺しにする事は出来なかった
大した事をした訳ではない
当然の事をしただけです」と
杉原千畝さんの晩年の言葉を紹介する…
太田裕美さん:こんなふうに人生を生きていきたいなと「なごみーず」として曲を作りました…
大野真澄さん:「なごみーず」のコンサートが、150回??200回??…あれ??どちらのときに、この曲を???ちなみに、今日は2百??何回目??
太田裕美さん、すぐさま
「今日は、225回!!」
瞬殺で答える姿に
客席拍手喝采!!
大野真澄さん:(唐突に…)百歳まで生きます!!!…笑
太田裕美さん:私は無理だけど、大野真澄さんは生きそう…笑…そんな3人で、新曲を作りました…
「僕らはちっぽけな夢をほどきながら」
3人の歌声が、それぞれに生かされていて
シンプルな歌詞…言葉がストレートに伝わってくる…
大野真澄さん:この曲が入ってるアルバムにGAROの時代の曲も入っている…
太田裕美さん:そこにあるよ!
大野真澄さん
「そこにあることすらも忘れてまして…」
…とCD、物販の話を挟んで
さらには
太田裕美さん
「大野真澄さんは、「なごみーず」のビジュアル系!」なんてヨイショして…笑
次の曲は
「君の誕生日」
はっきりとは憶えてないけど、なんか聴いたことのあるメロディーでした…
GAROは、ほとんど…といっても昔から…聴いていなかったけれど…
それにしても3人のサビのフレーズのハモリは圧巻!!
大野真澄さん:誕生日というと、裕美ちゃんも誕生日ですよね??
太田裕美さん:いくつかはきかない方が無難だと思います…
伊勢正三さん:今日は、お袋の90歳の誕生日…
大野真澄さん:90歳か…凄いですね!伊勢家も長寿ですね…
伊勢正三さん:日本で一番長生きの泉重千代さん、正式には戸籍の登録がないから、認められていなくて…ダブル還暦…でも本人の申告だから…
太田裕美さん:一番長生きしている人が、私は、あの時生まれたって言えば、あとの人は、みんな死んでるから、言ったもん勝ちですよね~
伊勢正三さん:そうなんだよね…でも、毎日2合呑んでるらしい…僕とか、裕美さんは、勇気づけられる…笑…
太田裕美さん:そうですね!酒飲んで長生きしてるから…
伊勢正三さん:泉重千代さんに、TV局の人がインタビューしてて、好きな女性の好みは??って訊いたら「う~ん、年上かな?」っだって…笑
太田裕美さん:誕生日、120本つけたら大変だね…
3人で勝手にその場面を妄想しながら
大変さを共感しつつ…笑
「22才の別れ」
いやあ…懐かしい…
もう…
気分は10代…
中学生???
…当時、私は大好きだった(おそらく片想い…)女の子と…友達に内緒で…もちろん親にも内緒で、交換日記をしてたあの日…
…好きだったのに、そう言うことは書けず…ずっとずっと恋愛はオクテでありまして???…苦笑…
だから「太陽にほえろ」の話題とか、長淵剛やチャゲ&飛鳥いいよね…オフコース、松山千春も…なんて、彼女が、交換日記に書いてあったら…そのキーワード???に敏感に反応したりして…笑…交換日記も自然消滅…というよりも彼女から戻ってこなかったような…
22歳より早く…自然消滅しちゃったけど…
ふと…そんなことを走馬灯のように思い出す…
大野真澄さん、わざとらしく
「もう、こんな時間、金華山、登れない!!」
太田裕美さん
「金華山、真っ暗ですよ…笑」
本編ラストは
「木綿のハンカチーフ」
…そうそう、部活帰りの帰り道…
…ちょうど一人で下校中、家の近くで突然目の前に現れた下級生からバレンタインデーのチョコレートを受け取った、あの日…
…すました顔で「ありがとう…」と冷静に受け取るものの…家に帰って、部屋に入るなり大喜び!!めちゃ喜んでたっけ…笑…
もらったのは
木綿のハンカチーフじゃなくて
どこか、見知らぬ国のチョコレートだったけれど…
ふと…そんなことを走馬灯のように思い出す…
UNは
「学生街の喫茶店」
細井豊さん(ユタさん)が醸し出すキーボードの音色がタマンナイ!!
伊勢正三さん
「この歳になると、いろんなことが大変ですけど、まだまだ先をみてやっていきたいと思います…」
…と語って
「ささやかなこの人生」
お客さん、総立ち!!
自然発生する手拍子…
歌詞の2番からの3人でのハモリの美しさ!!
もう歌い終わっても
鳴りやまぬ拍手!拍手!拍手!!
それに応えて
伊勢正三さん:高田渡さんは、この近く…すぎちゃんもこの近く…
大野真澄さん:斎藤道三も…笑
太田裕美さん:この辺りは、才能あふれる方がいっぱいですね…
最後は伊勢正三さん
フォークシンガーと言えば唯一無二の存在だった…高田渡さんのことを語って…
「ママはフォークシンガーだった」
なんとも素敵なうた
ほろっとさせられる!!
まるで太田裕美さんが子供であり母であり
伊勢正三さんも子供であり父であり
それを超越した存在??が大野真澄さん??
歌詞は子供がかつてフォークシンガーだった両親に向かって
語りかけている…そんな場面がはっきりと浮かび上がり
伊勢正三さんの甘いハスキーな声…
太田裕美さんの当時と変わらない感じの透き通る声は
もう感動モノでした…
気分は…すっかり10代…
中学生の修学旅行の前のこと
私…歌集委員でして…
ちょいと片思いの娘も歌集委員が一緒
「22才の別れ」
「なごり雪」
「木綿のハンカチーフ」
などの歌詞を手書きして…印刷して楽しんでいた…
あの頃の淡い思い出を…ふと思い出した…
そんな
素敵な夜だったのです…
帰りはバスの乗り込み…
心に浮かんだメロディーは
♪あゝ 柳ヶ瀬の 夜に泣いている~
あれれれ
この歌
修学旅行の歌集に載せた思い出はまったくないんですけど…笑