端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

偶 然

2009-02-17 | Weblog
先日の旅行 大半がオバサン 其のためかどうか 高速のサービスエリアでは 
たびたび停車です。
長いお手洗いの列に並んでいると すぐ前の女性が 私の顔を見つめて

「○○チャンじゃない?」と私に 声を掛けました。
その 違った名前を 聞き流し
「まあー 世の中狭いですね 私に似た人いますか?」と返事すると
「いや 違った△△ちゃん」 
 と私の子供時代の名前を 言われて吃驚。
「どなたですか と私」 
この歳になってチャン呼びされることはありません。

小学校時代に ご近所で遊び 一緒だった 洋子ちゃんでした。
なんと 60年ぶりです。
こんなに 婆になっても あの小学生の頃の部分が顔には残っているのでしょうか

私は 相手の顔を見て 幼い頃の顔と一致しませんでした。
いつも 妹さんも 一緒に遊んでいた仲でした。
「妹さんは?」 と聞いたら ふるさとに居て 母を看ているのと返事が
返ってきました。

同じように ツアーの途中だとか 手洗い待ちの再会でした。
こんな話 ふるさとを離れて住む私に 聞いてもらう幼馴染も近くに居ません。
父や 母が元気なら すぐ電話でもして 聞いてもらうのにと 
想いがこみ上げます。

旅行の間 牛が反芻するように 繰り返し繰り返し 幼い頃の思い出を
引っ張り出したり 畳んだりしていました。

以前も あの名古屋空港で帰りの 飛行機を待っているとき 偶然ご近所の
知り合いと会ったことがあります。

どこで何時 再会があるか分かりません。
狭い日本 悪いことは出来ないものだと つくづく思いました。

我が家の 春の使者 糸水仙がちらほら咲き始めました。
黄色が濃く 花が小さく 葉は糸のごとく 控えめの花です。
 
コメント (2)
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