端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

姉 弟

2012-10-12 | 思うこと

秋の 心地よい日差しの中 秋明菊が 咲き誇っています。

私は 長女に生まれ すく下の弟は 戦後の混乱期に幼くして 亡くなり 弟二人が います。

すぐ下の 弟は 高校を卒業するとすぐ 大阪の建設会社に就職し やがて東京に転勤となり 定年まで勤め上げ 今は幕張に住んでいます。 

数年前 軽い脳梗塞で倒れ 末の弟と 見舞いに行きましたが まずまずの回復で リハビリに励んでいるのは 聴いていました  が介護1で 週 一回の デイサービスに 通う身だとのこと。

そして昨日 同窓会の参加と 墓参りを口実に 飛行場から帰省の途中 我が家に寄りました。  嫁と娘と本人の 三人での 帰省です。

私と 弟二人 姉弟 三人が 我が家で揃ったのです。 久しぶり姉ちゃん 〇〇チャンと呼び合い 口には出しませんが 父や母が 生きていたなら どんなに 喜ぶかと 胸を熱くしながら 私の田舎料理の お昼ごはんでした。

上の弟 回復したとは言え 杖が離せません。 歩き振りも ぎこちないものです。「 同窓会大丈夫か?」 と姉貴風を吹かせたら 付き添いの娘が 「私も一緒に行きますから 大丈夫です。 」 と答えてくれました。 

故郷を 離れて住む 弟にとって 山も川も 友達も 歳を重ねるごとに 忘れがたいのでしょう。

でも もう仕方ありません。 家族や 孫や娘がいる 幕張が生活の場所なのです。

お墓に 参って 同窓会に参加して ふるさとの山や 川を訪ねて回り 心を満タンにして 帰ることでしょう。

姉弟 揃って こんなににぎやかに 過ごせる時間も コレが最後かもしれないと 心の奥で 一人つぶやいていました。 

コメント (2)
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