端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

お返し

2016-05-05 | 思うこと

先日 作り過ぎの常備菜を少し 縫物の友たち 加代子さんに上げたら お返しの容器とともに この手作りのふきんをいただきました。

さすがです。 

洋服にリメイクした残りの浴衣地を 綺麗に 縫ってあります。

使い捨てのペーパーや キッチンペーパーを 使う日常ですが 昔の女性は 誰でも こんな縫物をしていました。

雑巾やふきん などみんな手作りでした。

私が子供のころ まだ冷蔵庫のない時代です 母はよく おかずをいただいたり  届けたりしていました。

その容器を返すとき 必ず何か添えて 返していました。

お返しするものがないときは マツチを一掴み入れていました。 どんな意味があったのか 大人になっても わかりません。

何かいただくと お返しをしなければと あれこれ思いめぐらす これが又難儀です。

私の田舎では 葬儀のお返しはお茶  色々な年忌は砂糖の箱入りと大体決まっていますので これは悩みません。

が こちらが差し上げた物以上のお返しを 頂くと 差し上げてよかったのかと 悩んでしまいます。

5月になって いよいよ夏の気分です。 ババシャツ長袖にしたり半袖にしたり していますが 我が家は冷や汁の出番です。

加代子さんの手作りのふきんに すり鉢をのせ 炒ったいりこ ピーナッ をすり お豆腐  味噌をいれ さらにすり熱湯で伸ばし 胡瓜の薄切り 大葉を これでもかと入れ ご飯にかけて食べる 郷土食です。

夏の暑い時期 食欲のないとき美味しい 汁かけ飯です。

麦飯にかけて食べるのが 正当ですが 我が家はそれはありません。

コメント (2)
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