秋明菊
2020-09-23 | 自然
我家の 秋明菊が少しづつ咲き始めました。
大好きな花です。 藪椿の陰に 群生するょうに根を広げていますが
ピンクが咲き始めると 白が間をおいて咲き始めます。
高校二年の春 若い新任の佐々木先生は燃えていました。
国語が担任でした。 特に源氏物語は授業に登場していました。
そんなある日 先生は皆を見渡し「皆さん どんな花が好きですか」 と聞きました。
青春真っただ中の乙女は 花よりだんごです。
誰も 返事をしません。
すると新米の先生 「私はマーガレットが好きです。」と一言 その理由は 規則正しく
並ぶ 花弁が好きです。と 自分の意見を述べられました。
この秋明菊 花弁は自分勝手に咲いています。
毎年秋になり ピンクや白の秋明菊を見るたび ひだスカートを気にしていた 高校生のころを
思い出します。
教育学部を卒業の佐々木先生 三年ほど教鞭に立ち お嫁に行かれたと 風の便りに
聞きました。