端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

どくだみの花

2006-05-20 | 自然
どくだみの花が 咲き始めました。
我が家の 雑草の陰や 集落の道端に
一杯 咲き始めました。

終戦直後は 本当に惨めでした。食料は勿論 薬など
なかなか 手に入れることが出来ず 流行性の疾患で
多くの 人達が 苦しんでいました。
衛生状態も悪く 薬品の開発も 進んでいなかったのでしょう。
そんな子供の頃 母は おできが出来ると このどくだみの葉を
五、六枚重ね 南瓜の葉で何枚も包み 竈の熱い灰の中に
いれ 蒸し焼き状態にして 患部に当てて くれていました。
不思議と よく効き 膿を出してくれていました。

どくだみ せんぷリ 言の証拠 イセエビの殻 ひまし油
梅干 にんにく 肉桂 生姜 ほうずき など 
体調の悪いとき それぞれに 薬の代わりに使われていたのを
思い出します。
昔の人の知恵だったのでしょう。

今 古布で バックなど作ったとき アップリケや刺繍のモチーフに
この どくだみの花を使いますが とてもいい感じです。
 
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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
どくだみって (ゴトウ)
2006-05-20 09:46:55
どくだみの花ってこうして写真で見るとけっこう可愛いんですね。普段は強敵です。放っておくとあの太い地下茎で会社の敷地内いっぱいにはびこります。コンクリート舗装破り放題。これから夏本番、どくだみとの戦闘開始!
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どくだみ (ichi)
2006-05-20 16:05:34
 どくだみ治療をしたことはありませんが、白と黄色の花部と、葉の濃い緑の取り合わせがとても美しい植物です。

 マンションの庭のフェンス沿いにも、この時期どくだみが蔓延っています。

 

 余談になりますが、例の若布の炒め物、作ってみました。

 いやあ冗談かと思ったら、よく水気を切ったのにフライパンの中で跳ね回り、火を止めて気付いたら、コンロの前の壁にまで若布が張り付いており……水分なんて関係ないことがよく分かりました。

 食感が殆ど変わらないことにも驚きです。

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梅雨時にこちらでは咲きます (yasuko)
2006-05-20 17:51:06
私はこの花好きで植えました。清々しく花瓶にも・・・困るほど増えますが好きです。此方はこれからです。
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ゴトウさんへ (穴熊の女房)
2006-05-20 19:39:56
ゴトウさんのところで 花咲くどくだみは

怖いもの知らずですねー

即刻 退治してください。
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ichiさんへ (穴熊の女房)
2006-05-20 19:42:43
奮闘して 作った料理 肝心のお味

どうでしたか?

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yasukoさんへ (穴熊の女房)
2006-05-20 19:46:26
どくだみは 十薬とも言いますが

友人は 陰干しして 消臭に使ったり

していますよ。
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どくだみ、梅干… (yokko)
2006-05-21 12:52:11
昔の人の知恵、すばらしいですね。

今は、それらが、ちゃんと科学的に証明されて。

(火傷に味噌なんて、困ったものもありましたが)

「どくだみ茶」を頂いて飲んだことがありました。

思ったほど臭いも強くなくて、飲みやすかったです。
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若布の炒め物 (ichi)
2006-05-21 14:47:46
 もちろん、美味しかったです。

 とはいえ、これは料理人の腕には関係が無い様で…やっぱりビールがすすむ!

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yokkoさんへ (穴熊の女房)
2006-05-22 07:54:36
どくだみは 漢方薬のお店にも 乾燥したものが あるみたいですね。
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ichiさんへ (穴熊の女房)
2006-05-22 07:57:14
夏が近づいてきました。

一段と ビールがおいしい季節になりますね

羨ましい。
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