お返し
2013-02-05 | 趣味
私が 子供の頃 皆食べるのに必死でした。 母の着物は 食べ物に交換され 何とか子供に食べ物を 口にしてやりたいと 必死でした。
それでも わが子だけに おやつを与えるのではなく 一緒に遊んでいる 子供達にも 同じように親は配っていたように 思います。
少ししかないおやつの時は 家で 食べてしまってから 外に遊びに行くようにきつく言われていました。
ご近所から 夕飯のおかずのお裾分けなどが ふきんをかけて届くと お返しの物がないとき母は マッチを一掴み 乗せて 返していました。
今 思うとどんな 意味があったのだろうと 思い返しています。
そんな先日 穴熊さんの お友達から「鶏めし」が 届きました。 鶏と牛蒡だけを 入れた炊き込みご飯で この地方の B級グルメです。
こんな美味しい 鶏飯を頂いて 感激の私 お返しは 袋しかありません。
お嫁に行った袋の変わりに 又作りました。 この前は15枚繋ぎましたが 今度は13枚です。
次は 作るもの決まっています。
ふきん一枚とかマッチ一箱とか、お返ししていましたね。
爪楊枝やマッチは、そのためにもいつも切らしませんでした。
いまや友達が手作りお菓子をもってきてくれても、
ピクニック用のプラパックで、食べたら外はすてちゃってー
なんていわれます。
洗って返すのも…で、次にきたときなにかしら…ておもうのですが、
いつも忘れて「もらいっぱなし」です。
こんなお返しがいただけるなら…私、お米10キロとか、
新巻きサケ一本とか、かついでいきますわー!
ほんと そうですね。 今は 頂き物も 使い捨てのパックだったりして 情緒がありませんね。
徳用マッチで 火をつけると親指と人差し指でマッチの軸を握り 風邪をよけるために 残りの指を丸めていましたね。
非常用に マッチ確認しておかなければ …。