端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

転 勤

2007-02-27 | Weblog
この 季節になると 今でも 転勤の文字が気にかかります。

お友達の 弟さんは大手ゼネコンの「アルジェリア」勤務とか。
治安があまり良くないとかで 単身赴任で その前は 「インドネシア」
日本の海外への援助事業で行かれているようです。
田舎に住む 私達には縁のなさそうな話でも 世界中に 日本人が
何らかの形で 頑張っておられるのでしょう。

遠くに住む同窓のお友達も「タイ」赴任中 のご主人との暮らしを
美しい絵葉書で 知らせてくれたことがあります。

そんな大きな 転勤ではありませんが 私達も転勤族でした。
穴熊さんの勤務先の 変るのに伴って 転居すること幾たび。

子供が大きくなってからは 単身赴任でしたが 一時は電気料を
四箇所で支払うような 生活でした。

転勤が決まると 荷造りは妻の仕事 引越しの業者の無い時代ですから
全部自分で やっていました。
トラックの手配 筵 縄 ダンボール箱 と用意し 大方自分で纏めて
いました。
同僚の 方々に手伝いをお願いする日は 空のたんすの荷造りと 
殺風景な 我が家で飲んでいただくことでした。
奥さん達や 子供も混じって その土地に別れを惜しみます。

新しい 赴任地の情報や土地の話や 知人の情報を 聞きつつ 名残を
惜しみます。
自家用車のもてない時代ですから 紙切れ一枚の辞令で いさぎ良
かった のでしよう。
終の棲家に居る今 あの頃のように ガラクタが捨てられず 
困っています。

写真は ボストンバックです。
一泊の 温泉旅行に 丁度いいくらいです。
幅 五十センチ 高さ三十センチ 底幅二十センチです。
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6 コメント

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海外赴任 (ゴトウ)
2007-02-27 12:35:06
海外では日本人の(特にシニア)方々が赴任された奥にの人々のために一生懸命お働きになっているご様子を目にします。きっと女房さまのお知り合いの方々もそうなんでしょうね。
そういう方々が撒かれた芽をつまないで大きく成長させることができるよう、次に続く私たちの責任を思います。
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こちらでははじめまして (とんぼ)
2007-02-27 22:06:44
こんばんは、たずねたずねてやってきましたぁ。
このボストン、いいですねぇ!
布のバッグは軽くてラクですね。
こういうのを持って旅をすると、
思い出が余分につめられる気がします。

転勤はほんとにたいへんですね。
私は結婚で移動しただけで、
転勤であちこちというのはないのですが、
それでも引越しは何度か経験しました。
最初に借りたアパートの大家さんとは、
未だにハガキのやりとりをしています。
まだ人情なんてのが、たっぷりありましたね。
今、私も終の棲家になって、
片付かないことったら…あぁじっと手と布を見る…。
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ゴトウさんへ (穴熊の女房)
2007-02-28 08:00:47
おっしゃるとおりだと思います。
戦後の あの時代から今の日本を比べると
なんと 物が豊かなことか でも心が伴っていないようですね。
日本人 一人一人が頑張ったのです。
今 海外で 頑張っておられる方々に 頭の下がる
女房です。
ゴトウサンも そのお一人です。
ご活躍 お祈りしています。
返信する
とんぼさんへ (穴熊の女房)
2007-02-28 08:10:02
とんぼさん 私の憧れです。
いつも 沢山の古布の紹介 楽しみに読んでいます。
布が呼ぶのです。 私を使ってください、、、と。
田舎では 手に入れる機会が少なくて 残念です。
ボケの防止に 針を握っていますが 楽しくて
楽しくて なりません。
とんぼさん 頑張ってください。
息子さんによろしく。
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アルジェリア (Wonder)
2007-02-28 08:58:28
突然お邪魔して済みません。
「アルジェリア」で検索して伺いました。
お友達の弟さんがおられる「アルジェリア」について、写真入りで紹介しております。もしご興味あれば、是非ご覧になって下さい。
http://blog.goo.ne.jp/mavieenalgerie
失礼いたしました。
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Wonderさんへ (穴熊の女房)
2007-02-28 21:22:11
私ぐらいの 年齢のものは ♪「ここは地の果てアルジェリア、、」♪と口に出ます。
それくらいの 知識ですが とても興味があります。
ブログ 楽しみに 読ませていただきます。
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