端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

ミステリー

2009-02-15 | Weblog
田舎は ご近所の繋がりを大事にします。

毎月 親睦のお金を少しづつ 積み立てて居ますが 先日から女性ばかりで
一泊二日の旅に出かけ 今帰ってきました。

女性ばかり 大人十人 子供三人の ツアー参加です。
それも 格安のミステリーツアーです。 どこえ行くのか 謎の旅です。
謎がなぞを呼び なんとバス四台です。
やっぱり大半は おばさんです。

昨日の朝 早くに出発し 九州の南を高速で走り 熊本を過ぎ 佐賀県へ
そこで 三大稲荷の 「祐徳稲荷」に参拝。


日本庭園には ボタンの花。


祐徳稲荷の 家紋は 「抱き冥加」で 地元の有田焼で 飾ってありました。

嬉野温泉の湯豆腐の昼食を 済ませてそして 着いたところは坂の町 
「長崎」






何度行っても 長崎は 情緒があります。
唄になる町です。

夜景を堪能し 一泊しました。 温泉でないのが 少し残念。

そして 今日は 古い造り酒屋の蔵開き 嬉野茶の工場 カステラ工場と 
もっぱら試飲や試食で いい気分です。

お昼は 有田の焼き物を横目に バイキングの食べ放題 
満腹の後 福岡までバスは走り足を 博多へ 福岡タワーにのぼり 
博多の町を一望して 帰ってきました。


お土産は 有田焼の醤油差し 陣太鼓 にごり酒 カステラです。

行く先を 謎にしてのツアー 安くて一味違うので近頃人気のツアーの
ようです。

蕗のとう

2009-02-12 | Weblog
以前 蕗のとうの写真を載せていたら 展示会以来我が家に袋作りに
時々見える トモ子さんが自宅の庭で見つけたものを届けてくれました。


早速 蕗味噌にしました。
温かいご飯に乗せて 食べます。



其のトモ子さんのトートーバックが 出来上がりました。
私の 残りの布で挑戦し 忙しい勤めの合間に チクチク針を動かし
昨日の 休日に来て仕上がりました。


私の作ったバックと 並べて ハイポーズ。


算 盤

2009-02-11 | Weblog
最後に勤めていた 職場では複式簿記で入金出金伝票 振替伝票を作り
毎月試算表を 作っていたので其の集計は 電卓でした。

まだ 会計ソフトが 一般的でなかったので 面倒な手しごとでした。
試算表は一円の 貸借違いに泣いていました。

学生の頃は電卓などなく すべて算盤でしたが 母が算盤は一生物だからと
我が家にしては上等の品を買い揃えてくれたのを覚えています。

算盤の最初の授業は 算盤の歴史や成り立ちからで 算盤は水に沈めると
水平に沈むのが上等 などと説明する先生 その後すぐ 決して濡らしては
いけない との話。
変な話は 頭に残っています。

今でも 旧姓の名前の算盤を持っていますが 使うことはありません。
骨董市などでは 大きな算盤や 小さな算盤が沢山出ていて勿体無いと
思いますが 電卓にはかないません。

近頃は スーパーでもレジは 機械が値段を読み取り どんな札を出しても
お釣りまで表示するので 閉店のとき レシートの集計と現金の額も
間違いないだろうと 老婆心を沈めています。



さわやかなすっぱさが 美味しい日向夏みかん 以外に焼酎のつまみにいいそうです。

道 具

2009-02-10 | Weblog
こんなに暖かい日が続くと 農業の真似事をしていても 人並みに気せわしく
なるようです。
鍬を 肩に田んぼに行くことの多くなった 穴熊さんです。

田んぼの水が流れ始める前に 水路を点検し 手直しやモグラの穴を見つけて
補修します。
そんなときは 鍬一本で 仕事をします。



代々使っている鍬は 義父の使っていたもので刃は擦り切れ 近くの
農機具作りの鉄工所の手作りです。
柄の根元には 義父の名前が掘り込んであります。

先日穴熊さんが 研ぎに頼んだら もう刃先の部分が 少なくて 寿命
との事でした。

この鍬 一本で草取りや 畝作り 溝作りと 沢山の作業をこなします。
大型の機械が 働いても 最後の丁寧な仕事は 鍬の出番です。

今日 新しい鍬がやってきました。 早速柄のところに名前と 今日の
日付を書きました。
刃の部分は 髭があたれそうです。これからの田んぼの仕事で働いて
くれそうです。

水 菜

2009-02-09 | Weblog
すみません。 これは 我が家の庭の藪椿です。
この時期 梅の花とこの藪椿が 殺風景な我が家を助けてくれています。




これが畑の水菜です。

自家用の野菜が植えてありますが 恥ずかしいくらいの出来です。
穴熊さんは 農学校卒業したと 自負しますが 私は信じていません。
菜園の出来を見れば分かります。

我が家で沢山出来たときは 周りの農家はより立派な出来ですから 
差し上げる 事もありません。
よそ様の畑を物色して あれこれ頂くことのほうが多いのですが この水菜
鍋に入れたり 生でサラダにしたりしていますが もうすぐ時期はずれに
なるのに まだ消費しきれないようです。
そこで漬物にしてみました。


畑の取れたてを綺麗に水洗いして 切り 薄く塩をして 揉み 絞って
お酢 出し昆布 唐辛子 醤油 隠し味の砂糖を少し入れ 混ぜて
つまんでみたら OKです。漬物です。



今人参が 沢山出ていますが 脇役の多い人参 牛蒡のキンピラがあるのなら
人参のキンピラがあってもいいか と千切りにして雑魚を入れいためて
味付けて出来上がり。

すべて 料理はいい加減な私。 自分が食べて 美味しいものはよしとしています。

人 形

2009-02-08 | Weblog
隣町の 佐土原は古い趣のある町です。
その町に 昔から伝わる 「佐土原人形」があります。

そんな 佐土原人形も含めて 色々なお雛様の展示がギャラリー野の苑で開催されているのを聞いて 行ってきました。

型に土を入れ 日干しし 焼いて色付けした 素朴な人形です。

町内に 二軒の工房がありますが 手作りですから 大量に生産と言う
ことは出来ません。
なんとも味のあるこの人形の一つ「饅頭喰い」です。

子供に トトさんとカカさんどちらが好きか?と聞かれた子供 手にした
饅頭を二つにして どちらが美味しいと思うか と返事した話をもとにした
人形です。

初めての女の子の 節句に必ず送られたものです。
工房によって 顔が違うのも 興味があります。

初めての女の子の節句には 段飾りをして ご近所親戚知人を自宅に招き
節句祝いをしていました。
乳児の育つことの難しい時代 子供を育てることの大変さは 今以上だった
のでしょう。

世界の 発展途上国のやせ細った子供達を見るたびに どうにかならない
ものかと いつも思います。

パソコン

2009-02-07 | Weblog
パソコンに 爪を立てているくらいの知識しかない 私に
我が家の穴熊さんはこれ幸いに 難題を持ちかけます。

色々な会の文書や予算決算書の 作成をを命令します。
以前からシャープのワープロで作り保存してあるのですが 
何しろ 古いワープロですから リボンのインク探しもままなりません。

それを補うためにも ワードを覚えなくてはと思うのですが 
機能が多すぎます。
ついつい 必要のない ワードは覚えず ネット覗き見ばかりになるのです。

たまに 頼まれる文書作り 私の技量では もてあますのです。
どうにか 見本を印刷し 穴熊さんに見せれば 仕上がりを見て 
ここは太字 ここは一行開けろ ここは囲み線を入れろと 口を挟みます。
挙句の果てには お前のパソコンはそんなものかと 鼻で笑います。

私は必死でアンチョコを広げます。

今日のゴルフの コンペの組み合わせ 一目見て 紙を横向きに
印刷できないかとの 文句。
そんなーー  難題言われても と引き下がるわけにはいきません。

アチコチ探して 無事出来ました。

やっぱりパソコンは 偉い。
もしかして 私のパソコンの 技量は穴熊さんの 小言が上達の元かと
腹の虫を沈めました。

ポーチ

2009-02-05 | Weblog
袋物を作って楽しんでいますが 頭で想像して 布を選び鋏を入れ作り
始めますが 途中で思い通りにならず 別のものに取り掛かることがあります。



自分を騙しつつ 作っています。



その気になれば割と早くできるのですが 取り掛かりと 材料と形にこだわります。


町で他人様のバックの形が気になって仕方ありません。

このポーチ 20cmのファスナーをつけています。
ダーツでつまんでふくらみがあるので 割と沢山入ります。

俳 句

2009-02-04 | Weblog
我が家の新聞 月曜日には読者の短歌と俳句が載ります。
朝 目をとおし 朝の一仕事がすんでじっくり拝見し 夜再度読み返します。
短い言葉の中に 詠み人の生活やお人柄がしのばれ 大好きなのです。

二月最初の月曜日 に載っていた俳句の中で 

 美容師に言い当てられし落ち葉焚き  大村市 福田洋子

この句を読んで共感してしまいました。
庭の落ち葉を かき集めて 一寸焚き火にして燃やしたら 其の
枯葉の匂いや 煙の匂いが かすかに洋服に 移っていたのでしょう。

料理をすれば 其の匂い 洗剤の匂い と生活の匂いを沢山 従えて
居るのに気づかされました。

丁度 何日か前に 美容室に行ったばかりでした。

忙しい合間に 自分のために 美容室の鏡の前に座ると なんだか
違った気持ちになります。
鏡の中の美容師さんと 色々な世間話に花が咲きます。

そんな 会話を一句は見事に 表しています。

言葉を並べ替えるだけで 沢山の想いや情景が 伝えられるのかと
改めて 思いました。

お雛様

2009-02-03 | Weblog
お雛様を出しました。

私のお雛様です。 男の子ばかりの我が家 お雛様はありませんでした。

子供の頃から 母の手作りの抱き人形の記憶はありますが 段飾りの
お雛様の記憶はありません。
「贅沢は敵」の時代に育ち 戦後の食べることで精一杯の生活で準備
出来なかったのか それともどこかにまぎれて紛失したのか 今は聞く
親も居ません。

春のお雛様の時期になると 欲しい欲しいと思いつつ過ごして居ましたが
数年前に デパートで焼き物の手ごろなお雛様を見つけ 買いました。

色気のない我が家 この時期 この小さなお雛様が お出ましになるだけで
少し華やかで 和みます。

人吉 柳川 日田と九州のお雛様観光のチラシが 今朝も入っていました。
春ももうすぐです。