端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

女もつらい

2015-01-12 | 食べ物

少しくらい 呑める男の方が 父と話が合うだろうと 「はい」 と言ったのが そもそもの始まりでした。

<だれやめ>は 仕事をしなくても 寒くてもビールから 始まり 焼酎のお湯割りに 移ります。

段々口数が多くなりますが 私の返事は 空返事です。

本人が 終わりの宣言をするまでは 〆る訳にはいきません。

それに合わせて 色々と女房は おかずを考えます。

今日は ニンジンを千切りにして 頂きものの ちりめん山椒を入れて かき揚げにしてみました。

ちょっとつまんでみたら 山椒がぴりりといい感じです。

スーパーに並んでいる ニンジンは 機械で洗浄され細かいひげ根も 皮も掏り取られ さっと水洗いするだけです。

子供のころは ニンジン嫌いでしたが 今は大丈夫です。

あと 何か暖かいものでも 作りましょう。

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片 口

2015-01-11 | 思うこと

昔から 台所で見かけた片口です。これは直径11㎝ 深さ7㎝の 小ぶりのものです。

今は 片口も 焼き物 ガラス 陶器と 色々あるようです。

骨董市で 手に入れたものです。

60を過ぎて 本を先生に 袋物を作っていますが 今風の布も素敵ですが 古い日本の布に魅せられ 古布も大好きになりました。

年に二回 県内で開催の骨董市に出かけて 古い布たちとの出会いを 楽しみにしています。

布以外には あまり興味はないのですが この片口には 袖を引っ張られ とうとう買ってしまいました、

値段は野口英世さん 一枚に少し足したくらいですから 大したことはありません。

しかし問題は 本物かどうかが 気になって仕方ありません。

朱の下塗が少し見え隠れして 年代物のふりをして いますが私は信用していません。

今の 日本の技術では プラスチックでかたどりして それなりの色付けをすれば 騙せます。

あっちを見たり底を見たり 手触りを見たり 水に浮かしてみたり 私と片口の 駆け引きは 終わりません。

底を傷つけて 木が出てくれば やったーと私が喜ぶでしょうが それは忍びないのです。

もし本物なら 呑み助が 大事に 美味しいお酒を飲んでいただろうと 私がニンマリするでしょう。

両手で包むように 持ってみると木地の手作りの凸凹が 感じられような気もします。

寅さんの映画で 受験のさくらさんの息子の みつお君が 何で勉強しなければいけないのか 寅さんに質問する シーンがありました。

皆さんなんと 答えますか? 難しい問題です。

その時寅さん すぐに即答です。

大事な人生の中で 物事 右か左か 決めなければならない時が来る その時勉強していない者は サイコロでも振るしか 出来ないが 勉強しておれば 自分で決められると 諭すものでした。

もっと 若いときに勉強しておれば 私もこの片口の 本性を見極められるのに と歯ぎしりをしています。

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宮尾登美子さん

2015-01-10 | 思うこと

好きな 作家だった 宮尾登美子さんが 暮れに亡くなっておられたことを 新聞で知りました。

高知県の 出身でしたので 地元のくりまんじゅうさんの ブログで時折 消息を 知らせたもらっていました。

沢山のベストセラーの一部は私の本棚にも 並んでいますが 其の筋の通った 人生を エッセイで読むのも 楽しみでした。

自分の箪笥の引き出しを お見せするようで恥ずかしいと 出版された着物のエッセイ 1999 年3月1日 発行の初版本です。

子供のころの 生活環境の中で 見ていた着物に対する 目利きは 確かです。

高知の 呉服屋さんの 三條で着物をあつらえておられたらしく 個人的にご主人の山脇さんとの 親交も 書いておられます。

1月は 淡いねずみ紫色に 梅満月の 色留袖です。 バックは見事なビーズバックですが これがなんと あの三島由紀夫未亡人の作だとか。

7月は 涼しげな紬です。 帯も紬です。  晴れの出番の少ない私はこれが 一番好きです。

随所に 故郷の子供のころの 出来事が出てきます。  家が貧しく預けられた同世代の 子供や故郷の思いだけでなく 宮尾さんの小説の中に見る

土佐の筋の一本通った 女性を 見ることが出来ます。

蔵 はテレビでも 映画でも観ましたが 私はテレビの役者さんの方が よかったように思います。

特に 壇 ふみさんが よかったように思います。 もう一度 本をひも解いてみることにします。

 きものがたり  世界文化社  本体2500円

もう一つの出会い  海竜社   本体1250円

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手 帳

2015-01-09 | 思うこと

何でもメモすることが 好きだった友達が 初夏に旅立ってしまいました。

毎年暮れになると ほぼ日記の中身を ネットで注文して欲しいと 私に頼んでいました、

私の分も 頼んでくれていました。 

本体の皮の表紙も時々 取り換えておさがりは 私に回ってきていました。

昨年の暮れ 手帳の中身を 注文する気もせず 必要になれば市販のものを 買えばいいか と思っていました。

暦は変わり 田舎のおばさんも 予定がいっぱいです。

医院に薬をもらいに行ったり 病院に行ったり 生涯学習の日があったり 集落の行事が入ったり 覚えきれません。

とうとう今日 県が監修している 県民手帳を買いました。 丁度よい大きさです。

記憶力も 怪しくなり 手帳にメモしていても 忘れてしまわなければよいがと 心配しています。

 

 

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JICA

2015-01-08 | 思うこと

本日午後は 生涯学習の日でした。

数年前 JICAで 農業指導に参加していて 今は町会議員 一年生の永友さんの 体験談でした。

スリランカでの 農業指導はいろいろな ご苦労もあったようです。

今はたくさんの職種があり それを必要とする 発展途上国が待っているようです。

先日<風に立つライオン> の話に 興味のわいた私でした。

私の町は 野菜の町とPRしていますが シンピジュウムもたくさん生産しています。

今日から町の小ホールで 展示中です。

 

お正月に 出荷した残りですから これはという 高級品はありませんが 最終日の 日曜日には販売もされます。

花の手入れなんて 苦手な私 見るだけで十分です。

 

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三社詣り

2015-01-07 | 自然

私の地方では 新年に三社参りの習慣があります。

神社を 3箇所回って お参りするだけですが 一年中忙しい農家の 骨休めのレクレーションも 兼ねていたようです。

昨日は 社会福祉協議会の バスで地区の高齢者クラブの 三社参りでした。

全部で17名 女性が9名でした。

9時に出発し 日向の 大御神社 立磐神社 都濃神社 と3箇所 お参りしてきました。

由緒ある神社ばかりです。  

深い緑の巨木まれた神社は 邪心いっぱいの私でも 心洗われる 雰囲気です。

前日まで 俺はゴルフに行く と言っていた穴熊さんも ゴルフ仲間の欠席が続き 急きょ参加です。

二つの神社で おみくじを引きました。 今年の運勢 上向きです。

お昼は 民宿でみんなでご馳走を食べ お喋り花が咲きました。

途中道の駅を 覗いて3時過ぎには 帰宅しました。  心洗われる一日でした。

12㎝四角を 12枚つなげました。 裏 芯 表を一緒にキルトをします。

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風に立つライオン

2015-01-04 | 思うこと

今日穴熊さんと 用事を済ませて 軽トラックに乗ったら なんとNHKラジオ リクエストで「無情の夢」を 流していました。

この歌 ご存知の方は 昭和一桁以前の お方です。

   ♪♪ 諦めましょと   別れて見たが…  ♪♪と続きます。

いつの時代にも変わらぬ 男と女の 恋歌です。  

思わず 大きな声で 唄つてしまいました。

歌詞が スラスラ出てきます。 いつも母が鼻歌で歌っていたからでしょうか。 子供のくせに おませだったのでしょうか。

唄と言えば 好きなさだまさしの 「風に立つライオン」の詩を下敷きに 映画ができるとか。

それにこの歌のモデルになった 医師は 宮崎県在住で さだまさしさんと 親しい方だとか 。

どんな映画が出来上がるのか楽しみです。

 

 

 

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ナンパ

2015-01-03 | 思うこと

冷たい風は吹くものの 穏やかな新春です。

今日はもう三日 小林一茶ではないけれど だんだんあの世が近くなっているのだと 思うと複雑です。

歳を重ねるとともに 出かける機会も少なくなり 町で 呼び止められることも 少なくなりました。

その代り 家の中で 電子音に呼び止められることが多くなりました。

えっ?  冷蔵庫 ちゃんと閉めたよ  レンジの牛乳は出したよ。  炊飯器は保温中だし 誰だ呼ぶのはと 見回します。

コンロが 新しくなり センサーの仕事ぶりを 覚えきれないのに やたら 呼びかけられます。

聴力が頼りです。

問題は穴熊さんです。 近頃耳も遠くなったようです。 テレビの音が大きくなりました。

ビールの空き缶を入れるごみ袋が満杯に なったようで 「おーい テトラポットを入れる袋を出してくれ」

えっ  あのコンクリートのテトラポット 何にするんだろうと 聞いたら ペットボトルのことでした。

「 テトラポットもペットボトルも一緒だ」 と弁解しています。

一人で密かに 笑いこけました。

暮れに 沢山いただいた卵 ねぎとカニ缶を入れて上等の 卵焼きにして 今朝の食卓に出ています。

 

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新 春

2015-01-02 | 趣味

新年 おめでとうございます。

皆さん どんなお正月を迎えておられるのでしょうか。

暦が変わった途端 寒い日が続いています。

暮れから 作っていたバックが出来上がりました。  大きいバックですから 温泉にお供したり 子育て中のママ用だったり 着替えの必要なキャリアウーマンだったり と想像していますが このバックは婆友に プレゼントに行きます。

 

裏返したら こんな具合です。

幅38㎝ 深さ33㎝ 底幅13㎝ です。

手で縫うところは 手縫いにこだわりますが 袋に仕立てるときは ミシンの方が早くて丈夫です。

しかし いつも使っているミシン30年くらい使っている 古いものです。

こんな機械物の分解大好きな私ですから いつも掃除は欠かさず 専用のブラシで 掃除して 油も欠かしません。

ところが暮れから どうも調子が悪い 針目がそろわない もう買い替え時期かと あれこれ検索していましたが 今朝から時間も 気持ちも余裕をもって分解し始めました。

いつも 見過ごしていた 下糸の釜の周りを制御するところに 長い針でつついてみたらなんと 綿埃がついています。

これだ とゆっくりほぐして 出しました。 なんと沢山の ごみでした。

元のように 部品を組み 油を差し針を変え 捨て布でためし縫いをしてみたら ばっちりです。

上糸 下糸 つり合いも上々。   これで仕事もはかどると言うものです。

胸のつかえが 取れました。

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