端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

無 念

2016-05-15 | 思うこと

このところ お付き合いの中で 旅立たれる方が多いように思います。

そのたびに 気持ちだけのお供えを包み 穴熊さんは葬儀場に出かけています。

穴熊さんも 私も いつお呼びがあっても おかしくない年齢です。

この地球に 生を受け生きている以上 人生を閉じなければならない日の来ることは百も承知していますが

私だけは まだまだと先の話のような気で 呑気に生きています。

先日 隣の集落の方が急に亡くなりました。 41才だったとか。

中学2年生をはじめとして 3人の子供たち 奥様 ご母堂を残しての旅立ちでした。

米を耕作し ハウス園芸に勢をだし 頑張っておられた若手の農家でした。

子供さんの これからの成長を見ることもなく 旅立たれ どんなに無念だったかと 涙がこぼれます。

千の風になって 残されたご家族を 守ってくださいと 祈らずにはいられません。

この袋 2個出来上がって 下げていましたら 友達が 2個気に入って連れて帰りました。

そして電話で 後2個作ってよ との電話です。

飛び入りの2個 を作っていますが 一個出来上がりです。

 

 


パツチワーク展

2016-05-13 | 趣味

昨日 野暮な用事で 町まで出かけた ついでにいつものギャラリーに寄ってみました。

隣町の 長町富子さんの パツチーク展が開催中でした。

自己流で パッチワークもどきを楽しんでいる私にとって 他人様の作品は 先生です。

教えられることばかりです。

あー こんな色遣いもあるのか― とかこれは真似させていただこうとか これは私には無理 無理と

楽しい時間です。

私よりずーとお若い方ですから 作品に若さが感じられます。

袋ものも 沢山展示してありました。

家で お昼を待っている穴熊さんを思うと ゆっくり見てもいられません。

2週間の開催ですから もう一度 訪ねるつもりです。


皐月晴れ

2016-05-12 | 食べ物

激しい雨や曇りの お天気が続いていましたが 今日は抜けるような 晴天です。

いつも 下手なブログを訪ねていただいている皆さん  お茶を入れましたので 一服していってください。

空は抜けるような青空 洗濯物は 風と遊んでいます。

くよくよしても 一日は過ぎていきます。

一服しませんか。

昨日収穫した えんどう豆 煮豆にしたり 古参竹と鶏肉と煮たり この時期の味を楽しんでいます。

ホットケーキの素を流して 包みました。 穴熊さんの好物です。

大砲巻と呼んでいますが こんな美味しい大砲なら どんどん撃たれてみたいものです。


勉 強

2016-05-11 | 思うこと

昨日は 本年度役場が 旗振りの生涯学習の合同開講式でした。

9時30分からの 開会に 雨の中穴熊さんの軽トラックで 送ってもらいました。

場所は4月13日に開館したばかりの 立派な 施設です。

人口17000人余りの田舎の町にはもったいないくらいの 交流センターと言う名の 複合施設が出来上がったのです。

古い公民館の隅にあった図書室も 立派に変身していました。

会館のお祝いの 町特産の 胡蝶蘭がまだ並んでいました。

本好きの私は 図書館をぐるりとめぐりましたが 本棚はまだ まだ 隙間がいっぱいでした。

一番に 探した向田邦子さんの 蔵書は見当たりませんでした。 

昔のように 書物で調べたり探したりすることも パソコンを使っていると あまり必要と感じません。

趣味の袋を作るときに 製図を見たり デザインを調べたりと 少しは便利に なりそうです。

そして 大集会室での 生涯学習の開講式でしたが まあー おばちゃんパワーは すごいものです。

対象が 60才以上の町民ですが大半は 女性です。 

申し込みは170人余りだったとか 。

町の老人クラブが だんだん衰退する中 生涯学習は 元気です。

元気な 高齢者が増える中 少しでも遅れないように勉強せねばと 思っている 高齢者が増えているのでしょうか。

私の参加する 「あすなろ学級」 はこれから 毎月一回 参加の学習になります。

勉強と言っても  町のバスで見学だったり 歌を唄ったり お正月前は生け花だったり 手芸教室だったりの内容です。

会館の 回廊の隅には 美味しい一服できる喫茶コーナーも ありました。

立派な 交流センターを 後にしながら こんな雨の日 農家の主婦は唐芋の蔓を 植えるのに おお忙しです。

軽トラックで横目に見ながら 急いで帰宅しました。


古布のバック

2016-05-10 | 趣味

ショルダーバック  2個出来上がり もう一個作らねばならないのに さすがに同じものは 面白くありません。

そこで気分転換 あれこれ布を まぜ繰り返し 浮気心を 優先しました。

古布を使ったバックが 出来上がりました。

無地の 茶色の布は 現代の布です。 

5.5㎝の四角を 横7枚 縦4枚つないでいます 四枚だけは円形の模様が出るようにつないでいます。

刺子の円は八個 末広がりの幸せを 祈っています。  私のこだわりです。

反対側です。

底の つまみは 内側につまむだけではなく外に つまみました。

幅 38㎝ 深さ27㎝ 底の幅 10㎝です。

もっぱら 本はアマゾンにお世話になっている私  素敵な雑誌を見つけました。

雑誌に登場するのは 年齢を重ねても なお生き生きとした人生を送っている方ばかりです。

70代 80代は 洟垂れと言われそうな 特集ばかりです。

広告もなく 暮らしの手帳高齢者版です。  これぞ 高齢者向けの雑誌と 何度もページをめくっています。

お気に入りの雑誌に出会えて うれしい気分です。


ご馳走

2016-05-06 | 趣味

今が旬の 古参竹を穴熊さんが とってきました。

猿に 先を越された えんどう豆を 収穫して 煮物にしました。

この時期の ご馳走です。

二個目のポシェットが出来上がりました。

形は全く一緒ですが 布の配置と 蓋の飾りの焼き物が少し違います。

二個を並べて 見ているのが 私の至福の時です。 


お返し

2016-05-05 | 思うこと

先日 作り過ぎの常備菜を少し 縫物の友たち 加代子さんに上げたら お返しの容器とともに この手作りのふきんをいただきました。

さすがです。 

洋服にリメイクした残りの浴衣地を 綺麗に 縫ってあります。

使い捨てのペーパーや キッチンペーパーを 使う日常ですが 昔の女性は 誰でも こんな縫物をしていました。

雑巾やふきん などみんな手作りでした。

私が子供のころ まだ冷蔵庫のない時代です 母はよく おかずをいただいたり  届けたりしていました。

その容器を返すとき 必ず何か添えて 返していました。

お返しするものがないときは マツチを一掴み入れていました。 どんな意味があったのか 大人になっても わかりません。

何かいただくと お返しをしなければと あれこれ思いめぐらす これが又難儀です。

私の田舎では 葬儀のお返しはお茶  色々な年忌は砂糖の箱入りと大体決まっていますので これは悩みません。

が こちらが差し上げた物以上のお返しを 頂くと 差し上げてよかったのかと 悩んでしまいます。

5月になって いよいよ夏の気分です。 ババシャツ長袖にしたり半袖にしたり していますが 我が家は冷や汁の出番です。

加代子さんの手作りのふきんに すり鉢をのせ 炒ったいりこ ピーナッ をすり お豆腐  味噌をいれ さらにすり熱湯で伸ばし 胡瓜の薄切り 大葉を これでもかと入れ ご飯にかけて食べる 郷土食です。

夏の暑い時期 食欲のないとき美味しい 汁かけ飯です。

麦飯にかけて食べるのが 正当ですが 我が家はそれはありません。


〇と□

2016-05-04 | 趣味

何個も 作っている 袋を 又作り始めました。

一度に3個作ろうと 紐から準備し 一個出来上がりました。

土台になっている 男物の着物だつた布は 綺麗な濃紺の藍色が 私を魅了していますが 安物のカメラは 感度が悪いのです。

長さ(深さ)35㎝ですが 10㎝を曲げて 蓋の役目をしています。

手が思うように 動かせない方に 喜んでもらっています。

強力なマグネットのボタンですから パチッと留まってくれます。

おなじポシェットを 後 2個作る予定です。

深さ 25㎝ 幅 21㎝ 底つまんでいます。 蓋の部分かぶり10㎝  です。

 

 


好 物

2016-05-03 | 食べ物

今年も えんどう豆が食べれます。

私の大好物です。

高齢になって畑仕事も 怠けがちの穴熊さんの 尻を叩いて えんどう豆だけは 植えてもらいました。

もう 収穫できそうだと 私は毎日実の張り具合を 点検していました。

ところが 穴熊さんが 怒りの声を上げています。

なんと 猿が 収穫する直前のものを 綺麗にさやをむいて実だけ 食べているのです。

さやがたくさん 落ちています。

若い実には 手を出していません。

里山にまで 猿が降りてくるようになりました。

スイートコーンやサツマイモの収穫時期には 集団でやってきて あっという間に 全滅です。

猟友会の方に頼んで あちこちで空砲の音だけ していますが 効果はありません。

そんな中 貴重な我が家の えんどう豆煮豆にしました。

お天気が 不純で雨の多い今年 えんどう豆の蔓も すぐに枯れて おしまいになります。

期間限定の おいしい 私の好物です。