片山杜秀著「ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる」文春新書読む。
クラシックはグレゴリオ聖歌から始まる。
グレゴリオ聖歌の理念は声は神に仕える道具という考え。
世界のハルモニア・ムンディ(宇宙の調和)を声で表わす。
ルネッサンスはポリフォニー主体の様式美の世界。
ルターは自分で賛美歌を作って宗教改革を広めた。
バッハはホモフォニーの時代に対位法に拘り時代遅れと言われた。
モーツァルト時代、没落貴族が多くモーツァルトはフリーランスだった。
ベートーヴェンはナポレオンの時代の市民の喧騒と戦争の音楽。
ベートーヴェンのソナタはパトロンに献呈された作品が多い。
ベートーヴェンの特徴は、喧騒と覚え易さと新機軸の連発。(それだけじゃないよ)
メンデルスゾーンやシューマンは曲作りに困って、バッハをメロディアスにした
ような曲を多く書いた。
ロマン派の時代は旅と遠くのものへの憧れが支配した。
ワーグナーはルートヴィッヒ2世の庇護のもと
心ゆくまで自分の思い描く世界をゲルマン神話で創作できた。
反グローバリズムの民族主義音楽。ドヴォルザークやグリーグもある意味そう。
リヒャルト・シュトラウスもマーラー3番もニーチェの超人思想に乗っかっている。
ラヴェルやストラヴィンスキーやシェーンベルクは廃墟の後の壊れた音楽。
片山杜秀の立場は音楽は天才の独創というより、時代の産物だという。
それでは汲み尽くせないのが音楽の凄いところ。
音楽は時代によって作られるそれでも光る曲の独創
クラシックはグレゴリオ聖歌から始まる。
グレゴリオ聖歌の理念は声は神に仕える道具という考え。
世界のハルモニア・ムンディ(宇宙の調和)を声で表わす。
ルネッサンスはポリフォニー主体の様式美の世界。
ルターは自分で賛美歌を作って宗教改革を広めた。
バッハはホモフォニーの時代に対位法に拘り時代遅れと言われた。
モーツァルト時代、没落貴族が多くモーツァルトはフリーランスだった。
ベートーヴェンはナポレオンの時代の市民の喧騒と戦争の音楽。
ベートーヴェンのソナタはパトロンに献呈された作品が多い。
ベートーヴェンの特徴は、喧騒と覚え易さと新機軸の連発。(それだけじゃないよ)
メンデルスゾーンやシューマンは曲作りに困って、バッハをメロディアスにした
ような曲を多く書いた。
ロマン派の時代は旅と遠くのものへの憧れが支配した。
ワーグナーはルートヴィッヒ2世の庇護のもと
心ゆくまで自分の思い描く世界をゲルマン神話で創作できた。
反グローバリズムの民族主義音楽。ドヴォルザークやグリーグもある意味そう。
リヒャルト・シュトラウスもマーラー3番もニーチェの超人思想に乗っかっている。
ラヴェルやストラヴィンスキーやシェーンベルクは廃墟の後の壊れた音楽。
片山杜秀の立場は音楽は天才の独創というより、時代の産物だという。
それでは汲み尽くせないのが音楽の凄いところ。
音楽は時代によって作られるそれでも光る曲の独創