超人日記・俳句

俳句を中心に、短歌や随筆も登場します。

#俳句・川柳ブログ 

徒然俳句・木の芽晴れ

2025-02-10 00:03:04 | 自作俳句
動かない程ゆっくりな春の雲
春の午後ずんだ豆パンほの甘し
店頭で色とりどりのビオラかな

旬なのに敷居が高き苺の値
春光に食玩二つ二百円
なき父の十三回忌木の芽晴れ

セキレイがよちよち歩く団地前
ヒヨドリや高い枝から眼が光る
春の実を貪り食らう鳥の群れ

小惑星十二年後に落ちる春
公民館カイロを配る春バザー
地元にも活気が戻る鮎まつり
コメント
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