人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

感謝を綴る日記に変更

2017-02-21 06:58:45 | 80はミステリーゾーン
56歳のある主婦は20数年続けた
日記をやめた。
内容が文句や不満が多いことに気づ
いたからだ。日記を読み返す気にな
らないのと、後々家族に見られたら、
という心配もあった。

1年後、日記は再開された。
その内容は、「うれしかったこと」
だけを書く。

「今日はお天気が良く洗濯物が早く乾
いた」、「娘が仕事帰りにケーキを買
ってきてくれた」

特別なことがなく平凡な日常でも何か
しらいいことがあるものだ、として「感
謝の日記」と名づける。

何も生まれるものがない「愚痴」よりも、
小さなうれしさに光を当てた。

人生が豊かな気分になるだろう。



(朝日新聞「ひととき」から)