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人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

麻酔をしてもらわないとやめという患者

2017-04-06 22:33:15 | 80はミステリーゾーン
胃カメラを飲む内視鏡室での出来事、
順番を待っていると、「私は麻酔を
してもらわないと、カメラの検査は
受けない」と70代らしき男性が看
護師と問答している。

「皆さん、麻酔で内視鏡検査は受け
ていません」説得する看護師に「今
日は受けない」と70男性も強硬だ。

そんなに広くもない待合室のやりとり
に皆耳をすます。

なんでも、最初カメラを入れるのに、
「げーげー」やってそれがトラウマに
なっているらしい。

「検査を受ける前に云ってもらわない
急にはできません」

さあ、どうする。

その時、私の番号が呼ばれて検査室に
入ったので、あとのくだりは知らない。

私はかつて、がん手術の後、食道が狭
くなったので、拡張をしてもらった。
これが苦しかった。様子を見たドクタ
ーは以後麻酔をかけてくれるようにな
った。

その時、一般が並んで次々検査する部
屋でなく、特別室に移されたが、料金
は3倍に跳ね上がった。

そんなことを知ってるのかな、ごねた
おじいさん。


年に2回しゃんとする日

2017-04-06 16:45:30 | 80はミステリーゾーン
年に2回胃カメラを飲む。
食道・胃がん治療を終えても、病院は食道
のその後を追いかけてくれる。

人間というより私だが、情けないもので、
がんの恐怖から逃れると、健康な自分を取
り戻したことを当たり前に思う。

そういう意味で年に2回の胃カメラ検査は
病気の恐ろしさを思い出させてくれる。

でも、何十回と検査を受けても胃カメラは
いやだ。

最初に飲まされる液体のまずいことったら
ない。

「や、今日はうまいぞ」と冗談をいったら、
「私のお蔭でね」と看護師さんが相槌をう
ってくれた。
さらに、喉に麻酔のスプレーを吹きかける時
「たっぷりとね」とうながすと、「シュシュ」
と念入りに喉チンコを麻痺させた。

「一か所、染色しない部分がある」と。

また、精密検査。

「心配はいりません。念のためです」

もう、何回聞かされたことか。

こうして、結果が出るまでのミステリーを味わ
う時間が生まれる。