アメリカン・ブルーです。
前記事からの続きになります。
鳥海山は秋田県と山形県にまたがる2236mの活火山。
秋田側は由利本荘市とにかほ市に連なりますが、
その頂上は、山形県遊佐町にあるようです。
コスモス畑を経由して、鳥海山の五合目を目指しました。

途中で立ち止まった、象潟(きさかた)九十九島
ここは、芭蕉もたたえたという景勝地で、
かつては、多くの小島が浮かぶ入り江状の潟で、松島と並ぶ美景を誇ったそうですが、
1804年の大地震で海底が隆起、現在の地形になったそうです。

昨年、東根を出る前にも鳥海山のふもとまで出かけましたが、
鳥海山には、この黄金色の田園風景が良く似合います。
「明日は暴風警報が・・・」
そんな前日だったこともあってか、畑には稲の刈り取りを急ぐように、
多くのコンバインが活躍しておりました。
「あきたこまち」 昨日、わが家もその新米をおいしく食しました。

初冠雪の鳥海山が、かなりはっきりと見えてきました。
前回、ここを訪れたのは今年の5月。
鳥海ブルーラインが開通して、雪の回廊が見られるという事でした。
その頃の景色と見比べると、確かに色彩の数が違います。

5合目に到着です。
家を出た時間が遅かったことと、コスモス畑に寄ったりと、
ここへ着いた時間が午後3時になろうとしていました。
この日は、最高気温が26度と言われていたのですが、
山用のウインドブレーカーを持参して本当に良かったと思うほど、
風の冷たさと強さには、山のもう一つの顔を感じることになりました。
それでも、いつものように、ここまで来たから見られる景色!!

まだまだ、私達の後からも、初冠雪と紅葉のコラボを求める車が登ってきます。

海岸線と尾根に並ぶ風車は、秋田ならではの私の好きな景色です。




帰り道は、象潟の道の駅「ねむの丘」経由。
魚屋さんが入っているので、そこで、夕飯用に焼カレイを買いました。
物産館の方で、ちょっと覗いた冷蔵庫の中に気になるものを発見


北限の「いちじくゼリー」
秋田県にかほ市の大竹産の「北限の無花果」と
秋田県最古の酒造「飛良泉」のお酒を使用した「にかほブランド」のいちじくゼリー
先日の「予約が取れないお寿司屋さん」でも、
皆さんがお酒の話で、「飛良泉」と連呼していたのを思い出しました。
鳥海山のふもとで、水が綺麗なのでしょう。
確かに透き通るような・・・
そんなお酒の味わいと、そこにいちじくが実に美味しく忍び込んで、
久しぶりに私を笑わせてくれました。
一緒に買ってきたプリンも美味しかったです。
にかほ市のホテルで出しているようですが、
また、象潟の道の駅へ行った折には、買い込んで来ようと思っています(笑)