アメリカン・ブルーです。
昨日、今日と寒の戻り・・・と言うのでしょうか、
まさに花冷えの仙台です。
息子の幼稚園の入園式の日、その園庭で満開の桜を見ました。
私の中の、「仙台の桜の満開日」はそれ以来、4月11日と記憶されています。
そんな息子も、30歳を過ぎ、
今は、結婚式の準備に忙しそうです。
7月の挙式まで長いなぁ~と感じていましたが、
残すところ3ヶ月となりました。

ここは、白石川堤一目千本桜(ひとめせんぼんざくら)です。
全国お花見スポット人気ランキング・・・なんと5位

ルナも花見記念写真です。
時間が夕方だったことと、空が曇・・・
そこがちょっと残念でしたが、
寒さと強風も何のその!!
橋を渡って延々と連なる一目で千本の桜が見られるその場所は絶景です。

わが家の二代目一人娘のルナにもお姉ちゃんが出来て、
昨夜、家族ラインなるものが設定されて(笑)
そのアイコンにめでたく収まったわけですが、
息子だけの時にはあり得なかったものが設定されるわけで、
その楽しさも「お花見」には負けません。

夫が最後の花見・・・・
そんな事を言って、平成5年の春、
2人でJRの在来

息子が小学校の2年生でした。
この河原の傍には「船岡駅」があって、その周辺は電車が減速して桜のトンネルを楽しませてくれるのです。
そこで下車せず乗り続けて、白石で名物の「白石うーめん」を食べて帰りました。
ここへ来るといつもその時を思い出します。
でも、もう当時の悲壮感は全くありません。
還暦を迎えるまで毎年お花見は続きました。
特に夫はお花見が大好きです。
そこに息吹が散りばめられているようで元気を貰えるのだと思います。

船岡駅の向う山には、船岡城址公園があって、
そこへ辿り着いて間もなく夕暮れ時間となって、
公園には灯りが燈り始めました。

そろそろ、夜桜見物や宴会の人も出てくる時間。
枝垂桜はライトアップで、程よく幻想的な彩りを見せてくれました。

震災から5年・・・
今年は福島の花見山にお花見へ行きたいと思っていました。
しかし、桜はとても駆け足で、
引っ越しと新天地の職場に休む間もなく、
萌えるような花見山は今年は夢で終わりました。
仙台周辺の桜も、もう今回で終わりかもしれない・・・
そんな気がしています。

それでも、また、夫とルナと花巡りが始りました。
花はタイミングが大事で、
それは人の出会いにも感じることです。
昨日だったら・・・
明日だったらよかったのに・・・
出会いと希望を連れてきてくれた家族と共に、
今年は自分の失ってしまった「華」を探して、
胸元に小さく飾りたいと思うこの頃です。