アメリカン・ブルーです。
暑さ寒さも彼岸まで~
その言葉は本当によく言い当てていると毎年思います。
今年もその言葉に嘘はなく、
衣替えの季節を迎えました。
洋服は山ほどあれど、
衣替えの前には、去年は何を着ていたのだろう?
なかなか思い出せず、
仕舞っていたものを少しずつ取り出しながら、
あ~そうだった…と、ゆっくり思い出して行く、
そんな夕暮れが早く感じる9月も残り数日となりました。
昨日は夫のお世話になっていた部所へ、
何か美味しいお菓子を‼
お別れの品を頼まれていたので、
この季節らしい栗のお菓子を買いに出掛けました。
青ざしの くりをかし
「青ざし」の包装紙で包んで欲しいと頼んだところ、
代わりに10分ほど時間が欲しいと言われて、
支払いを済ませて、その間に他の買い物をしていました。
里芋を見つけました。
そろそろ芋煮のシーズン到来~♪
夫も食べたいだろうと、一袋買いました。
今日は、その里芋を剥きながら…
懐かしい光景を思い出しておりました。
登場人物は、夫の母と、
母の兄嫁、弟嫁のおばさま二人に私。
その光景にはなぜか男性は居ないのです(笑)
里芋の皮を剥きながら伯母が、
○○の嫁は芋の皮をジャガイモを剥くように剥いたらしい‼
えっ👀⁉ それでは芋が勿体ない‼
誰も何も言わなかったのか?
ぎょぎょっ
まだ若かった私は勿論その会話に参加することなく、
じっとうつむいて聞くばかりでした。
母は家の敷地内に広い畑を持っていて、
野菜は自給自足出来るようで、
里芋は株ごと掘って土付きを送ってくれていました。
その里芋はとろける美味しさでした。
ただ、美味しい分、シュウ酸カルシウムもたっぷりだったのでしょう~
里芋を剥く手が痒くなって、
いつも、食べたいVS痒い・・・の戦いでした(笑)
○○さん家のお嫁さんの気持ちが良く解りました。
月日は流れて・・・
嫁いで来月、39年…
私の手も、もう、伯母たちのように痒みもなく里芋を剥けるほど丈夫になって、
○○の嫁は~(笑) そんなことも言える?お年頃になりました。
母と伯母は亡くなりましたが、叔母はまだ健在です。
庭に茣蓙を敷いて、そこで何故か4人で芋煮会。
それぞれが持ち寄った漬物やら何やらを自慢しつつ、
そんな秋が忘れられません。

山形・宮城では芋煮、
岩手では芋の子汁と言いますが、
その材料や味付けは全く違います。
米沢は牛肉とこんにゃく、ネギの醤油味。
宮城は豚汁に芋の子が入った感じのみそ味。
昨年、ケンミンショーで、東北の芋煮対決をやっていましたが、
福島のキノコたっぷりの芋の子汁に軍配が上がっていました。
今夜は、我が家もマイタケとしめじを入れた芋の子汁です。

深まってゆく秋・・・
里芋と一緒に、クインニーナ(ぶどう)を買いました。
巨峰、ピオーネ、ナガノパープル、シャインマスカット、ゴルビー・・・
今年も、食べ比べが楽しくて、
夫といろいろ食べました(笑)
次は、新米かなぁ~

想い出も振り返りながら、
食べ比べもしつつ、
この秋、何を探して過ごしますか~?