橋下市長ブレーンのスタッフに30歳官僚 法務省から(朝日新聞) - goo ニュース
橋下徹大阪市長のブレーンを務める市特別顧問の専従スタッフに、30歳の法務省官僚が選ばれた。7月1日付で就任し、来年3月まで務める。市が1月に公募し、複数の省庁の官僚から手が挙がったが、省庁側が人手不足などを理由に難色を示し、選考が遅れていた。
選ばれたのは、法務省大臣官房行政訟務課の男性職員。いったん同省を退職して市政策企画室の係長に就任。現在17人を数える市特別顧問の指示を受け、政策調査などを担う。市の条例案作成などを助言する元経済産業省官僚の原英史氏や、同じく同省出身でエネルギー政策に詳しい古賀茂明氏のもとで企画立案などにあたるという。
市によると、男性職員は志望理由を「既存の制度を変え、世の中をよくしたいと官僚になった。大阪で改革に携わりたい」と話しているという。法務省の人事担当者は「新規採用の減少で人繰りは厳しいが、大阪での経験は省に戻っても生かせるはず」としている。(坪倉由佳子)