ITマンが最近よく言うのは「今の情報収集はめっちゃ複雑ですよ。その流れに呑まれたらアリ地獄ですよ」と。
仕事にしても金持ちなら良いのですよ。バイトは切られる時はあっさりですからね、組織のためごめんなと。
あのラインで何人が残れるんだろう?
ヤツがどう動くのではなく、自分がヤツの立場ならどうする?
この流れからまずは月曜日から…
元探偵が明かす、個人情報の間違った守り方と正しい対処法【日常編】(ウレぴあ総研) - goo ニュース
元探偵が語る個人情報調査の手口と守り方『日常編』。個人情報が漏れてしまうのはネットワークからだけではありません。今回は、尾行やゴミの持ち去りでバレてしまう“日常生活の個人情報収集”を手口&防御法セットでご紹介します。
「全国電話帳」に注意 スマホアプリで76万人分の個人情報流出か
産経新聞 10月6日(土)17時40分配信
前に「元探偵が明かす、個人調査の実態と個人情報漏れの予防法」記事 [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/9303] で、SNSなどでちょっと漏らしたプロフィールから“データ調査”という手法を使い、過去の結婚歴や職歴、戸籍データまであらゆる個人情報を引っ張り出してくる手口を解説しました。
そこから一か月も経たないうちに冒頭の事件が起きたり、全国の世帯の住所氏名をネット上で公開するサイト「住所でポン」が話題になりました。すこし毛色は違いますが、他人のパソコンをリモート操作して犯罪予告を書きこむウイルスで誤認逮捕があったりもしましたね。おちおち安心してスマホもパソコンも使っていられない時代になってきた気がします。
しかし怖いのは、なにもネットワークからの個人情報漏れだけではありません。前回に続いて今回はもっとアナログで直接的な危険があるもの‥‥尾行やゴミ持ち去りでバレてしまう“日常生活の個人情報収集”を手口&防御法セットで紹介したいと思います。
■個人情報が狙われる4つのパターン
【1】ストーカー、人間関係トラブル
【2】プロによる素行、浮気調査
【3】誤認、巻き添え
【4】被害妄想、自意識過剰
本題に入る前に、どんな理由で某国のVIPでもないあなたの個人情報が狙われるか。その代表的なパターンを挙げてみました。実行者が一般人かプロかによって【1】【2】で分かれます。ストーカーは単独犯が多く手口も稚拙だったりしますが、放置すると傷害事件になったりするので厄介です。プロによる調査は「依頼者がお金を払っている間だけ有効」という制限はありますがノウハウ、人材、機材すべてが強力です。
意外に見逃しがちなのが【3】の誤認、巻き添え被害。たとえばあなたが異性の同僚と飲みに行って仕事のグチを聞いただけでも、相手の恋人や配偶者が「こいつは浮気相手に違いない!」と思い込むパターンです。筆者は探偵時代に何百件と浮気調査を見てきましたが、徹底的に調べたあげく結局シロ(濡れ衣)だったというケースがたくさんあります。また、集合住宅に住んでいた場合、隣の部屋の住人が調べられる中で、あなたの生活パターンや住所氏名が副次的にバレてしまうケースもあります。
【4】は実際に狙われていないのに「街の住人みんなが24時間自分を監視している」「自分の頭の中に宇宙人が盗聴器を仕掛けた」という完全な妄想のパターン。これは探偵の守備範囲ではないので省いて、次ページから主に【1】【2】の手口と防御法を解説していきます。
■周囲と協力して撃退せよ!――張り込みの手口と対処
【張り込みとは】
自宅や職場近くでターゲットを見張り、その行動パターンや弱みを調べる手法です。素人はただ単に見張るだけですが、プロの探偵が張り込む場合はたいてい「証拠撮影」か「尾行」がセットになります。
【主な手口、見分け方】
・自宅や職場の“人の出入り”が見える場所に、定期的に怪しい人間やクルマがいる
・同じ人間かどうかよりも、同じ場所かどうかが大事なポイント(プロは人員を入れ替える余裕がある)
・集合住宅に住んでいる場合、見慣れない人間が敷地内に出入りしている
・不審なクルマが停まっていた場合、あまり見かけない他府県ナンバーである
・同じ地域のナンバーでも、プレートのひらがながレンタカーを意味する「わ」である
・夏や冬で人間が乗っていてるのに、エンジン停止してエアコンもかけていない(余計な音をたてないため)
・クルマの後部座席などに目張りがしてある(中から撮影しているのを隠すため)
・玄関ドアの隙間をよく見ると、丸めたチリ紙が挟んである(ドアの開閉を知るため)
・郵便受けの中身を荒らされた形跡があったり、届くはずの郵便物が消えたりする
【防御、対策法】
一般人ストーカーの場合は単に興味本位や自己満足(好きな人の傍にいるという安心感)が目的で、そこに郵便物や私物の盗難が絡んだりします。プロの場合はもっと細かく生活パターンの把握、証拠撮影が主な目的になります。ターゲットが一人暮らしですと「部屋の明かりが点く時刻」「電力メーターの回転する速度」「ドアの隙間に挟んでおいた紙片が落ちたかどうか」で、だいたいの生活リズムが分かったりします。
張り込みは自分がターゲットにされても比較的気づきにくいため、ともかく「おかしいな?」と感じたら疑ってみることが大切。ただし立っている人間や停まっているクルマの運転者をいきなり問い詰めるのはNG。相手が無実だとトラブルの元になる、ストーカーだと逆に喜ばせてしまうかもしれない、プロだと警戒されて分かりにくい調査法に切り替えられてしまう‥‥などあまり良い結果を生みません。
筆者が経験的に、張り込み時にやられて一番嫌だったのは「近隣一帯がすべて敵になる」ことです。小さい子供がいる家庭の奥さんだとか、マンションだったら住み込み管理人さんに「あそこに不審者がいてジロジロまわりを見ています」と報せてまわるわけです。張り込み者がストーカーだろうがプロ探偵だろうがしょせんは人間。どんなにうまい言い訳を用意していても、ひっきりなしに近所の主婦たちから「ここで何してんの?」と問い詰められるプレッシャーは想像を絶します。証言者が多いほうが警察も重い腰を上げやすいですし、この対策法が筆者的にオススメです(※効果を保証するものではありません)。
このほか、小型監視カメラを設置してさらにプレッシャーを与えたり、部屋の照明を留守中でも一定時間ごとにオンオフ切り替えてくれるタイプに換え、不在をバレにくくする方法もあります。可能であればいつも路上に停まっている不審車両のナンバーを記録しておくなど、客観的な証拠収集も忘れないでください。
(以下略)